【無料動画視聴】でたらめヒーロー【あらすじ】

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でたらめヒーロー

2013春ドラマ【でたらめヒーロー】

放送局
日本テレビ
放送開始日
2013/04/04
放送時間
木曜23:00~
エンディング
GReeeeN【HEROES】

自分勝手でろくでもない男が、ひょんなことから10分間だけ超人的な力を発揮する術を手にしたことから、ヒーローに仕立て上げられ、人助けをする中で成長していく姿を描く。
なお、佐藤隆太演じる主人公の健太が劇中着用するヒーローの衣裳は、視聴者の投票によって決められた。
キャッチコピーは、「このヒーロー、史上最低。」

   
   
第1話2013/04/043.6%【脚本】根津理香
【演出】国本雅広
史上最低のクズ男が10分間だけ大変身!
主人公・久住健太(佐藤隆太)は「めんどくせえ」が口癖のロクデナシ男。
定職にもつかず、今日も借金取りたちに追われている。
逃げる健太は、コンビニの前で老婆とぶつかり、罵声を浴びせる。それに怒ったコンビニ店員・倉田夏輝(本仮屋ユイカ)と口論に。逃げていく健太の背中に「最低」と夏輝。
結局、借金取りたちに捕まった健太は、明日までに三百万円の返済を迫られる。できなかったら「テメエの命で払ってもらう」と借金取りたち。 追いつめられた健太は、幼馴染の制服警官・丹波修司(塚本高史)の元へ。いつものように金をせびるも断られる。恐妻家の修司は小遣いを減らされ、カツカツらしい。しかも、幼稚園の先生たちとのコスプレ合コンを控え、その準備に余念がない様子。「俺にだって待ってる女くらいいる!」と啖呵を切り、健太はハローワークへ。
窓口で健太を“待って”いたのは、ハローワークのマドンナ・白井麻里(原幹恵)。その笑顔に癒やされる健太。だが、一日で三百万稼げるような仕事は当然見つからず。
肩を落として自宅のボロアパートに帰ってくる健太。
すると、健太の部屋の前には、見知らぬ少年・久住大地(秋元黎)の姿が。大地は、音信不通だった健太の姉・恭子の息子だという。恭子がシングルマザーになっていた事に驚きながらも、健太は、大地が持つ二百万の通帳目当てに、暫く泊めてやる事に。
恭子が男でも作って出てったんだろ?と決めつける健太に、グッと拳を握り締める大地。しっかり者の大地は、汚い部屋にも嫌悪感、いい加減な健太に不信感いっぱいな様子。
それでも強引に通帳と印鑑を持ち出した健太。借金返済のために金を増やそうと、競馬に全額つぎ込むも、見事失敗。アッという間に文無しに。それを知った大地と諍いになる。
その拍子に大地のリュックからドロップ缶が飛び出す。中には色とりどりのドロップが。「食べちゃいけないって言われてるんだ!」という大地の声を無視し、健太が赤いドロップを食べようとしたその時。午前0時を過ぎて日付けが変わり、借金取りたちが乗り込んでくる。咄嗟にドロップを三粒ポケットに突っ込んだまま、拉致される健太。
生命保険をかけられ、殺されようとしている健太、「何でもしますから!」と命乞いする。そんな健太に借金取りたちは、敵対するヤクザの倉庫からヤクを盗んでくるよう命じる。
選択の余地なく、倉庫へ向かう健太。しかし、当然の如く失敗。ヤクザたちに捕まり、囲まれる。銃を向けられ、死を覚悟する健太。しかしその時、ポケットからドロップが一粒こぼれ落ちる。それを口にした健太。その瞬間、髪が逆立ち、力がみなぎる。
健太は、スローモーションに見える銃弾をよけ、超人的な速さで壁を駆け上がり、大の男たちを次々と投げ飛ばす。訳も分からない内にヤクザたちを全滅させてしまう健太。「…すっげえ。俺マジすげえ!」自分の力に驚き、興奮する。
その頃、大地は、恭子からドロップ缶を託された時の事を思い出していた。
「特別なドロップだから食べちゃダメ」「時間がないの。お母さんと約束して…」
切迫した恭子の姿を思い出し、大地はドロップ缶をギュッと握り締める…。
翌日。借金取りも含めヤクザたちは一網打尽にされていた。だが、健太のドロップ話を、修司を含め警察は誰も信じない。真実だと証明するため、健太は交番で修司にドロップを食べさせるが、効果ナシ。しかし健太が食べると再びスーパーパワーが。それを目の当たりにし、ようやく健太の言葉を信じる修司。どうやらドロップは健太にしか効かない様子。
その時、コンビニで立てこもり事件発生の一報。健太に事件解決させ、自分の手柄にしようと企む修司は、合コン用の安っぽいヒーロー衣装とカラフルなゴーグルで健太を変装させ、現場へと連れて行く。「ヒーローなんてやってらんねーよ」と拒む健太だったが、修司に「借金をチャラにしてやる」と言われ、仕方なく応じる。
コンビニで人質になっていたのは、健太と最悪の出会いをしたあの店員・夏輝だ。自棄になった犯人たちによって夏輝に危機が迫る。その時、ドアを破壊して颯爽と現れる健太。その姿を目にした夏輝は呟く。「ゴーグルZ2号!」その名称に違和感を覚えながらも、健太はスーパーパワーを発揮。犯人の一人をあっさり片付ける。ところが、もう一人を倒そうとした時、突然ドロップの効果が切れる。殴られ、追いつめられる健太。それでも夏輝の活躍によって何とか事件は解決。修司に促され、健太は裏口から脱出する。散々な目に遭い、ウンザリしながらも、夏輝から「ありがとう」と言われ、妙な気持ちになる健太。
アパートに帰ってきた健太は、大地の手作りケーキを勝手に食べる。そう言えば、今日は恭子の誕生日だ。すると、「何で勝手に食べちゃうんだよ!」と激昂する大地。ケーキ程度に何だよ?と失笑する健太。そこにやって来る弁護士。彼は意外な真実を告げる。恭子は一週間前に交通事故で死んだというのだ。大地を健太に託すという遺言を遺して…。
驚く健太。大地は母を亡くした悲しみにずっと耐えていたのだ。それを知らずに俺は…。
弁護士が去った後、ケーキの前で堪えてきた涙を流す大地。健太はヤケクソ気味にハッピーバースデーを歌い、「食うか。(姉ちゃんと)三人で」と言う。健太なりの不器用な慰めに救われる大地。
一方、謎の男・黒木(小日向文世)は、部下に命じる。「一刻も早く見つけ出せ」と。黒木の手には、隠し撮りされた恭子と大地の写真が…!
【小暮】升毅
【桜木 錠一】杉崎真宏

第2話2013/04/113.3%【脚本】根津理香
【演出】国本雅広
絶体絶命!デートの相手は連続放火魔!
ドロップから得られるスーパーパワーによって一攫千金を狙う久住健太(佐藤隆太)。
しかし、ドロップ缶を管理する久住大地(秋元黎)は「僕を養って、学校へ行かせる事」「ドロップは一粒一万円、生活費と交換」とドロップを渡す条件を設定する。健太は応じるフリをして秘かにドロップ缶を探す。…が、大地の方が一枚上手で見つけられない。
仕方なく健太は丹波修司(塚本高史)に頼んで大地の転入手続きをしてもらう事に。
と、交番に現れる倉田夏輝(本仮屋ユイカ)。強盗から自分を救ってくれたヒーロー「ゴーグルZ2号」を探しているのだ。そんな夏輝に健太はあっさり自分こそゴーグルZ2号だと暴露する。だが、脳内でゴーグルZ2号を相当美化していた夏輝は、アンタみたいなクズが2号なわけがない、と一蹴する。
修司の協力により、大地の転入手続きを済ませた健太。大地の担任が「水沢静香」という名前だと知り、無駄に張り切る。…も、正体はふくよかな男性教師。激しく落胆する。
健太は、転入手続きを手伝った「借り」として修司に頼まれる。最近世間を騒がせている連続放火犯を捕まえろと。修司はまた健太に事件解決させ、手柄を横取りする気なのだ。
「めんどくせえ」と断ろうとする健太だったが、『アームレスリング大会 従業員5人に勝ち抜いたら10万円』というチラシを目にし、考えを変える。協力するフリをして修司に1万円出させ、その金でドロップを手に入れ、アームレスリングで10万円稼ごうという作戦だ。
作戦は途中まで成功。4人を勝ち抜き、10万円獲得まであと一人と迫る健太。ところが、最後のイカツイ外国人に苦戦している内に突如力がなくなり、作戦は失敗に終わる。
修司からの証言もあり、健太はドロップの効果が10分間しかもたない事を知る。また、前回の赤いドロップは視覚を、今回の緑のドロップは聴覚を強化している事が分かる。どうやらドロップの色によって違った効果が得られるようだ。
その頃、謎の男・黒木(小日向文世)は部下から報告を受けていた。現存する新薬『トゥーマイ』が「持ち出された物」だけである事、そして、恭子の息子・大地の居場所が間もなく判明する事…「手荒な真似は困りますよ」と言いながらも、狂気を感じさせる黒木。
一方、学校で夢を書いてくる宿題を出された大地は、大した夢もなく「今が楽しけりゃそれでいいんだよ!」などと言い放つ健太に呆れ果てていた。亡き母・恭子は健太の事を「信じてる」と言っていたが、大地は健太の事を信じられずにいた。
スーパーに買い物に行った大地は、そこで夏輝と出会う。互いに越してきたばかりで心細い者同士、意気投合し、二人は友達になる。
その夜。新たな放火事件が発生。偶然通りかかった夏輝は一瞬だけ放火犯を目撃する。さらに、炎に包まれた家の中にはまだ人が…。そこに駆けつけてくる修司と健太。だが、ドロップのない健太には、なす術ない。結局、炎の中から人を救い出したのはイケメン消防士・川島陽平。連日、火事から人を救い出しているリアルヒーローだ。
川島をゴーグルZ2号と思い込んだ夏輝は、コンビニ強盗から救ってもらった礼を言い、「分かってます。あなたの正体は誰にも言いませんから」と言う。そんな夏輝をデートに誘う川島。嬉しそうに応じる夏輝。そんな二人を遠くから見ている健太…。
後日。ハローワークからの帰り道、健太は奇跡的に50万円のロトの当たり券を拾う。
テンション上がり、アパートに帰ると、そこには夏輝が。風邪を引いた大地の看病に来ていたのだ。互いに驚く夏輝と健太。夏輝は保護者としての自覚がない健太を責める。口論になる二人。怒った夏輝は「これから川島さんとデートだから」と言い残し、去っていく。 しかしその後、修司から衝撃的な事実がもたらされる。その川島こそ連続放火犯かもしれないというのだ。夏輝は放火犯を目撃している。口封じに夏輝を殺すかもしれない。修司は急いで夏輝を追うよう言うが、健太は乗り気じゃない。しかし、ロトの当たり券を誤って夏輝が持っていった事を知ると一変。修司から一万円借り、大地を叩き起こす。
緑のドロップを食べた健太、強化された聴覚で川島の声を探し出し、駆けつける。修司の推理通り、連続放火犯・川島は口封じのために夏輝を眠らせ、焼死させようとしていた。
川島は自ら火事を起こし、その中から人を救い出す事でヒーローを演じていたのだった。
夏輝の眠る廃別荘に火を放つ川島。その川島を超高速で亀甲縛りにした健太、激しく燃える建物の中へ突入していく。そしてスーパーパワーを駆使し、見事にロトの当たり券…と、ついでに夏輝を…救い出す!しかし、命懸けで救い出したロト券はなんと…!?
一方、健太のアパートの前には黒木の車が。遂に大地の居場所を突き止めたのだ…。
【川島 陽平】金子昇
【マッスルオカバヤシ】岡林裕二
【イワノフ・アレクサンドロヴィッチ・チュメニキン】マイク・ジバーグ

第3話2013/04/183.2%【脚本】徳永友一
【演出】石川北二
合コンにひそむ罠!セクシー美女の正体
鬼嫁・早苗(小野真弓)から「早く出世しろ」とプレッシャーをかけられている丹波修司(塚本高史)。ストレス発散したい修司は、倉田夏輝(本仮谷ユイカ)に合コンのセッティングを頼む。探しているゴーグルZ2号の情報と引き換えという事で、仕方なくOKする夏輝。当のゴーグルZ2号の正体である久住健太(佐藤隆太)も、修司と共に、夏輝のセッティングした合コンに臨む事に。
そこで出会ったセクシー美女の彩子と良い雰囲気になる修司、二人でラブホテルへ。一方、ゴーグルZ2号として夏輝にキスされて以来、夏輝の事を意識している健太。その事を夏輝に打ち明けるも、夏輝は全く信じない。それどころか、2号を騙る健太に怒り出す。売り言葉に買い言葉でまた喧嘩になる二人。
彩子とラブホテルにしけこんだ修司だったが、ベッドインした瞬間、彩子の男・安藤に写真を撮られてしまう。美人局だったのだ。安藤と彩子に百万円要求される修司。
困った修司は健太に一万円を渡し、ドロップの力で解決してくれるよう頼む。ところが、健太は夏輝に事件解決を押しつけた上、その一万円で焼肉をたいらげてしまう。
一方、転校生の大地(秋元黎)は、友達の輪の中に入れずにいた。「友達なんていらない」そう言う大地に、夏輝は「でもね、友達って、困った時に助けになってくれるよ」と言うが…。夏輝から、健太が自分こそゴーグルZ2号だと言い張っていると聞く大地。健太がやけにドロップを欲しがる理由はそれか…? そんな大地の前に、母・恭子の同僚と称して、黒木(小日向文世)が現れる。黒木は優しい物腰で、恭子から大事な物を預かっていないか大地に尋ねる。ドロップの事を思い浮かべる大地だったが、黒木を警戒し「…ううん」と否定する。ひとまずは引き下がる黒木だったが…。
安藤たちが修司に取引の場所と時間を指定してくる。それが書かれたメモを渡し、修司は健太に念を押す。奴らをぶちのめしてくれるよな?と。しかし、健太は修司から貰った一万円を既に私欲の為に使ってしまっていた。…と、そこに忘れ物を届けに早苗が現れる。口を滑らせ、早苗の前で、修司が合コンに行った事を喋ってしまう健太。キレた早苗は修司に離婚届を突きつける事に。それをきっかけに大喧嘩になる修司と健太。「絶対ぇ助けてやんねえからな!」と突っぱねる健太。修司の方も「おめえの力なんて借りるか!」と捨て台詞を吐き、ひとり丸腰で取引場所へと向かう。
修司と喧嘩別れした健太。しかし、修司が残していったメモに、健太に宛てた『悪いな』の文字を見つけ、心揺れる。そんな健太の心情を察し、背中を押すように大地は伝える。修司が「昔の健太は凄かった」「…でも、今の健太も嫌いじゃない」そう言っていた事を。修司は、今も昔もそしてこれからも、どうしようもなく健太の親友なんだ…意を決した健太、大地から青いドロップを特別にツケで貰い、家を飛び出していく…。一方、大地もメモを頼りに、途中で会った夏輝と共に取引場所へと向かう。ゴーグルZ2号の正体はドロップを食べた健太かもしれない…そんな疑惑を抱えながら…。
その頃、金も用意せずに丸腰で安藤たちに向かって行った修司は、案の定、安藤とその部下たちに捕まり、消されようとしていた。そこに颯爽と現れる、ゴーグルZ2号に扮した健太。「お前いなくなると、金借りるヤツいねえんだよ」などと憎まれ口を叩きながらも、修司を救う為に青いドロップを舐めようとする。ところがその時、背後から蹴られた拍子にドロップを食べ損なって床に落としてしまう健太。スーパーパワーを発揮する間もなく、あっさり捕まってしまう。呆れる修司と共に健太も消される事に…。一方、修司と健太が仲良く捕まっている廃墟に、大地と夏輝も辿り着いて…。
この後、健太と修司を待ち受ける衝撃の展開、そして、そこで大地が見たものとは…?
【松倉 彩子】上野なつひ
【安藤 達郎】宮本大誠

第4話2013/04/253.2%【脚本】根津理香
【演出】石川北二
狙われた入浴美女!変態ストーカー倒せ
久住大地(秋元黎)に、ゴーグルZ2号である事を見抜かれそうになる健太(佐藤隆太)。何とか誤魔化すも、大地は疑っている様子。一方で、丹波修司(塚本高史)の指摘を受け、健太は、赤が視覚、緑が聴覚、青が嗅覚…というように、ドロップの色によって五感のいずれかが強化される事を知る。残るは味覚と触覚だが…。
そんな中、健太も想いを寄せるハローワークのマドンナ・白井麻里(原幹恵)は、正体不明のストーカーに悩まされていた。尾行されたり、桜色のキャミソールを勝手に送りつけられたり、ボイスチェンジャーを使った謎の声からの電話に悩まされたり…。頼りになる同僚・北条にもその事を話せず、麻里は一人悩んでいた。ひょんな事から健太にその事を打ち明ける麻里。しかし、健太の言動に、まさか健太こそがストーカー?と疑うように。そうとは知らず、ストーカーを退治して麻里にいい所を見せようと張り切る健太。
ドロップの力でストーカーを退治しようと目論む健太。大地は6時までに戻ってくる事を条件に緑のドロップを健太に渡す。大地の家庭環境を心配した担任教師・水沢静香(松尾諭)が家庭訪問に来るというのだ。健太に「約束だよ」と大地は言うが…。
そんな約束などすっかり忘れて、麻里の住むマンション前で秘かに張り込んでいる健太。…と、二階にある麻里の部屋で、麻里が入浴する気配。我慢できない健太は、緑ドロップを口に放り込み、スーパーパワーでジャンプ。二階の壁に貼りつき、強化された聴覚で入浴中の麻里の気持ちよさそうな吐息などを拾い聞く。恍惚とする健太。その時、麻里の悲鳴が。ストーカーが現れたと思い、思わず窓外から「大丈夫ですか!」と声をかける健太。しかし、麻里の悲鳴はゴキブリに驚いたもの。健太は麻里に風呂を覗いていたと思われ、ストーカーの正体が健太だと誤解されてしまう。修司の機転のおかげで何とか逮捕は免れたものの、麻里には軽蔑され、健太は本物のストーカーを捕まえないとマズい状況に。
アパートに帰った健太は、大地との約束を破った事を、偶然居合わせた倉田夏輝(本仮屋ユイカ)に責められる。「約束は破る為にある」などと開き直る健太に、大地は言い放つ。「僕、あんたのこと信じてないから」と。さすがにバツの悪い健太だが…。
一方、ゴーグルZ2号が常人の十倍の身体能力を発揮している、と知った黒木慶(小日向文世)は、2号が、開発者・恭子の持ち出した試薬を使っていると確信。恭子の弟である健太に接触する。黒木は、恭子が大変危険な薬を横領したと健太に告げ、そして尋ねる。恭子から預っているものはないか、と。健太は何も知らないとはぐらかすが…。
その頃、大地は夏輝に、健太の事を信じるべきかどうか相談していた。大地に尋ねられ、夏輝は父の事を話す。夏輝の父は十年前、お土産を買ってくると約束して出て行ったきり、ずっと行方不明なのだ。母は、父が女を作って出て行ったのだと言う。それでも私は、父が帰ってきてくれると信じたい、と言う夏輝。それを聞いた大地の心は揺れる。
そんな中、ストーカーの魔の手が麻里に迫る。まだ食べた事のない紫ドロップを持ち、麻里の元へ向かおうとする健太に、大地は念を押す。今日、また水沢が家庭訪問に来る。健太が6時に戻ってこなければ、児童相談所に連絡し、大地は健太のアパートから去るというのだ。大地は健太が本当に信じられる人間なのかどうか試そうとしていた。必ず6時に帰ると約束し、麻里の元へ向かう健太。修司から貰った10分タイマーと、いつものヒーロー衣装を携えて…。
一方、麻里は頼りになる同僚・北条にストーカー被害を打ち明け、家まで送って貰おうとしていた。ところが北条は、麻里と犯人しか知るはずのない桜色のキャミソールの事を口にする。そう、ストーカーの正体は北条だったのだ。正体を悟った麻里に牙を剥く北条。そこに現れる健太。いつものようにドロップの力で麻里を救おうとする。だが、紫は触覚を強化するドロップ。攻撃するにもされるにも激痛に襲われ、健太は窮地に追い込まれる。それでも、麻里の悲しむ顔だけは見たくない、その想いを糧に北条を倒す健太。
健太は大地との約束を思い出し、超高速で突っ走る。しかし、約束の6時まであとわずかに迫った所で、ドロップの効果が切れてしまう…。果たして健太は、大地との約束を守る事ができるのか?そして、その後、健太は黒木に対して驚くべき行動を取る事になる…。
【北条 慎】野間口徹

第5話2013/05/023.4%【脚本】徳永友一
【演出】国本雅広
クズになった本当の理由…命がけの救出
ドロップを探すと嘘をつき、調査費として黒木慶(小日向文世)から10万円をふんだくった久住健太(佐藤隆太)。健太はその金で、憧れの白井麻里(原幹恵)とレストランデートする事に。麻里は、ストーカーから守ってくれた健太の事が気になり始めている様子。
麻里と同様、健太の事が気になりかけている倉田夏輝(本仮屋ユイカ)はそれを知り、心乱れる。鋭い大地(秋元黎)に「もしかして好きなの?クズケンのこと」と聞かれた夏輝は「そんなこと絶対ありえない」と全力で否定するが…。
一方、上機嫌な健太は、丹波修司(塚本高史)の交番で「財布を盗られた」と騒いでいる吉岡孝則(近江谷太朗)と再会する。吉岡は、健太がかつて勤めていた運送会社の上司。会社の売上金を盗んだ犯人を健太だと決めつけ、クビに追い込んだ嫌な奴だ。相変わらず見た目で人を判断し、健太をクズ扱いして見下してくる吉岡。そんな吉岡に健太は苛立つ。
アパートに帰ってきた不機嫌な健太は、お気に入りの元素図鑑を読んでいる大地に突っかかる。大地の話では、その図鑑は死んだ母・恭子が買ってくれたものらしい。恭子は休日にはいつも科学博物館に連れて行ってくれた、としんみり語る大地。「悪趣味だな」と言う健太と口論に。しかし、そこに麻里から電話。デートが明日の夜に決まり、喜んで自慢する健太。しかし、意外に豊富な大地の女性遍歴を知り、「負けた…」と落ち込む。
麻里とのデートに関して修司とその妻・早苗(小野真弓)から助言を受けた健太は、味覚を強化する黄色ドロップで隠し味を見抜き、グルメな男を演出する作戦に出る事に。黒木から受け取った金で大地から黄色ドロップを貰い、勝負服を買ってデートに臨む。やけに金回りがいい健太を大地は訝しむが…。 ところが、麻里が予約していたのは激辛エスニック料理。ドロップで強化した味覚が仇となり、健太は悶絶。その拍子に馬鹿力でテーブルを壊してしまう。5万円も弁償金を払わされた上、麻里にも嫌われてしまい、デートは大失敗に終わる。
落ち込んで帰ってきた健太を待ち受けていたのは、怒れる大地だった。健太がデートに行っている間、黒木が大地に接触。その黒木の言葉から、健太が大切なドロップを取引しようとしていると思ったのだ。健太の事を信じていた母の想いを踏みにじられた気がして、怒る大地。そんな大地に健太は逆ギレ。大喧嘩の末、大地は家出する。
そんな中、黒木から10万円の返済を迫られる健太。返済しなければ法的手段に出ると脅された健太は、交番の修司に助けを求める。だが、「自業自得だろ」と見放される。…と、修司のデスクの上にあった財布に目を留める健太。娘の写真が入っている吉岡の財布だ。修司の話によれば、吉岡は財布を盗まれたのではなく、落としていたらしい。それが交番に届けられていたのだ。財布を見た健太は、吉岡が「金払いのいい仕事を知ってる」「金に困ったら連絡しろ」と言っていたのを思い出し、吉岡と接触する事に…。
一方、家出した大地は夏輝の元に身を寄せていた。「健太は思ってたほどクズじゃないかも…」と思い始めていた夏輝は、素直に謝って仲直りするよう健太を説得する。ところが、健太は無責任に大地の事を放り出す。やっぱりクズだ…と幻滅した夏輝は、修司に愚痴を言う。そんな夏輝に修司は「アイツなりにクズになった理由がある」と、健太の過去を話す。吉岡に濡れ衣を着せられ、運送会社をクビになった事、そのせいで当時愛していた女性との結婚話も消えた事…「今でもあの時の事を引きずっているのかも…」と修司。健太の過去を知った夏輝は、少しだけ健太の事を可哀想に思うが…。
健太はその吉岡と共に廃倉庫に来ていた。「詳しくはこれから来る担当に聞け」と言う吉岡に、健太は尋ねる。あの売上金を盗んだ真犯人は、当時家庭の事情で金に困っていた吉岡では?だから健太を犯人に仕立て上げたのでは?と。吉岡は「あの件はケリがついてる。お前は誰にも信用されないクズだ」と言い残し、去ろうとする。ところが、その時、背後に積まれていた木材が倒れてきて、吉岡が下敷きになる。吉岡は健太に助けを求めるも、「調子いい事言ってんじゃねえ!」と、一旦は去りかける健太。しかし、やはり放っておけず、ゴーグルZ2号となって戻ってくると、文句を言いながらも吉岡を助ける。
その正体が健太だと気づいた吉岡は、最後の最後に謝る。「すまなかった…」と。少しだけ晴れやかな気持ちで去っていく健太…。
…と、その一部始終を隠しカメラで見ていた人物がいた…黒木だ。全ては、ゴーグルZ2号の正体が健太である事を確かめるため、黒木が吉岡を雇って仕組んだ事だったのだ。
一方、アパートに帰ってきた健太は、夏輝から大地が姿を消した事を知らされる。「一緒に探してよ」と言う夏輝を「疲れてんだよ」と追い払う健太。やっぱり幻滅する夏輝。
だが、大地の居場所に見当がついた健太は、その場所へと向かう。大地に“ある言葉”を言うために…。
【吉岡 孝則】近江谷太朗

第6話2013/05/093.2%【脚本】徳永友一
【演出】石川北二
人気女性アイドルを密室監禁する変態男
連続空き巣犯を捕まえ、またしても丹波修司(塚本高史)の検挙率アップに貢献した久住健太(佐藤隆太)。その一方で、黒木慶(小日向文世)には既に正体を見破られ、大地(秋元黎)の「健太がゴーグルZ2号では?」という疑いも深まっていた。健太が決めポーズの練習をしている所を目撃した大地は、ますますその疑いを深めている様子。
そんな中、近頃の活躍が認められ、修司は念願の刑事に昇進する。しかし、その立役者であるはずの健太の方は、何の報いもなく、憧れの白井麻里(原幹恵)からもぞんざいに扱われ、不満を募らせていた。
「お前にもいい思いをさせてやる」と、修司は、人気アイドル・星野萌絵(宮澤佐江)のボディガードの仕事を健太にあてがう。萌絵の元には、半年前から脅迫文や隠し撮り写真が送られてくるようになり、遂には昨日、殺人予告が届いたのだという。
金と「ボディガード」という響きの格好良さにつられ、引き受けた健太。
しかし、ボディガードとは名ばかり。クビになった前マネージャー・早野の代わりに、我が儘な萌絵に散々こき使われ、辟易する健太。
一方、街で似顔絵を描いていた倉田夏輝(本仮屋ユイカ)に接近する黒木慶(小日向文世)。夏輝は、紳士的な黒木に好感を持ったようだが…。
そんな中、相変わらず萌絵にこき使われている健太。…と、ふとした拍子に健太は、萌絵がバッグの中に入れている、小さな鈴のついたお手製のお守りを見つける。上京する時、母が作ってくれた物らしい。萌絵の意外な一面が垣間見え、少しほっこりする健太。…が、続いて萌絵の手帳に隠されていた隠し撮り写真まで発見する健太。問いつめられた萌絵は開き直って白状する。脅迫状も隠し撮り写真も、全ては注目を集める為に萌絵が仕掛けた自作自演だったのだ。健太は「ざっけんな!何が殺人予告だよ」と怒り去っていく。…が、訝る萌絵。殺人予告まではした覚えがない。その萌絵に忍び寄る何者かの影…。
翌朝。健太の元に修司から萌絵の行方不明を知らせる連絡が。萌絵の母が1年前に病死していた事を知り、驚く健太。…が、萌絵の他に犯人がいるとは思いもよらない健太は、そのまま無視してしまう。ボディガード代を受け取った健太は、以前借りていた金を黒木に返しに行く。…と、黒木から「いくらでも払う」とドロップの取引を持ちかけられる。ヒーローを辞めれば大金が手に入る…金かヒーローか、迷う健太。
一方、スタジオの地下倉庫では、前マネージャー・早野によって萌絵が囚われていた。殺人予告を出し、萌絵を拉致した犯人は、クビにされた事を恨んだ早野だったのだ。「お前を殺して有名にしてやる」と宣言する早野。萌絵には生命の危機が迫っていた…。
その頃、金かヒーローかで迷う健太の元に、犯人が別にいると気づいた修司から連絡が。萌絵はまだスタジオのどこかにいる。ドロップの力で助けてくれ、と。「マスコミも注目してる、助けたらヒーローだぞ」と煽る修司に「もうその手にはのらねえ」と断る健太。
しかし、やはり健太は葛藤する。そんな健太の背中を押すように大地(秋元黎)は言う。「お母さんの写真立ての裏」…見ると、そこには緑のドロップが。大地は、健太の正体とドロップの事に既に気づいてる…?「健太にならドロップを渡してもいい」と信じてくれた姉の言葉と、「ヒーローを頑張っている久住さん、ステキです」という麻里の言葉にも背中を押され、健太は、萌絵を救うべくスタジオへと駆けつける。
その地下倉庫では、マスコミに脅迫騒ぎが萌絵の自作自演である事をバラした早野が、自殺に見せかけて萌絵を殺すべく、ガスボンベの栓を開いた…。
健太は、緑ドロップによって強化された聴覚で萌絵を探すべく、耳を澄ませる。その頃、萌絵は意識を失い、倒れてしまう…
だが、萌絵が倒れた拍子にポケットから落ちたお手製のお守り。微かな鈴の音。それが健太の耳に届く。鈴の音がした方向へとダッと駆け出す健太。果たして間に合うのか…?
そして、健太が金よりヒーローを選んだ事を知った黒木は、“ある男”に電話をかける…。
【星野 萌絵】宮澤佐江
【早野】中谷竜
【ダンディ坂野】ダンディ坂野

第7話2013/05/162.3%【脚本】根津理香
【演出】爲川裕之
連続通り魔の正体!?命をかけた救出劇!
マスコミの前に姿を晒した事により、一躍、時の人となったゴーグルZ2号。
ファンサイトまで立ち上げている倉田夏輝(本仮屋ユイカ)によれば、初代ゴーグルZは、知る人ぞ知るローカルヒーローだったらしい。最終回で「次は君たちがゴーグルZになる番だ!」と言い残して終わったゴーグルZ。2号はきっとその意志を受け継いでヒーロー行為をしているはず、と夏輝は語る。だが、2号の正体である久住健太(佐藤隆太)に全くそんなつもりはなく…。
そんな中、何者かが男子大学生を次々と闇討ちする事件が起こる。
健太がゴーグルZ2号であると知った大地(秋元黎)は、事件を解決するよう、さり気なく健太に促すが、健太は「もっとデカい事件じゃねえと」と相手にしない。
大地は恭子の遺影に、健太を立派なヒーローにするからと誓う。でも、立派なヒーローって何だろう?夏輝は、初代ゴーグルZが立派なのは、人の心を助けるから、どんな悪人もキレイな心に変えるから、と言うが…。
一方、米国から芹沢春樹という優秀な研究者を呼び寄せた黒木(小日向文世)は、芹沢にドロップを解析させるべく、何としてでもドロップを手に入れようとしていた…。
夏輝の言葉に影響を受けた大地は、「戦わずして勝つ」極意を健太に伝えようとするが、おバカな健太には当然伝わるわけもない。
そんな中、闇討ち事件の被害者が皆、同じサークルの仲間だった事を掴んだ丹波修司(塚本高史)にいつものように担がれ、健太は、その大学近くを張り込む事になる。ただし、汚れて臭くなったいつもの衣装の代わりに、コスプレ合コン用というオレンジの衣装を着せられて。その際、修司は老婆から預かったというお礼を健太に渡す。その老婆はゴーグルZに助けられたと言っていたらしいが、健太の身に覚えはない…。
修司の指示で、オレンジの衣装を着て大学近くを張り込んでいる健太。
…と、そこに現れた襲撃者。それは…ゴーグルZ!?なんと闇討ち犯の正体は、ゴーグルZの衣装を着た偽者、偽ゴーグルZ2号だったのだ!
対峙する本物vs偽者。しかし、今日に限って別の衣装を着ていた健太が、逆に偽者に間違われてしまい、そのせいで偽者を取り逃がしてしまう。
偽ゴーグルZの正体は地味で目立たない男子大学生・小林光男(尾上寛之)。彼はかつて被害者の大学生たちに「存在感ゼロ」と嘲られた事を恨み、女子大生を食い物にしている大学生たちを、偽ゴーグルZとなって成敗していたのだ。
一方、憧れの白井麻里(原幹恵)とディナーの約束をしながらも、金を用意できなかった健太、腹痛を装って誤魔化そうとする。…と、黒木と一緒にいる夏輝の姿を目撃する。
黒木からイラストの仕事を紹介して貰い、上機嫌な倉田夏輝(本仮屋ユイカ)。だが、健太に「アイツは信用できねー」と言われ、またしても喧嘩別れする二人。それでも二人の相性の良さを見抜いた麻里は、夏輝に対抗意識を燃やし、健太の家へ押し掛ける。
いい雰囲気になりかける健太と麻里だったが、絶妙のタイミングで大地が帰宅。大地を健太の子かと誤解した麻里は帰っていってしまう。
一方、ゴーグルZ2号を称える夏輝のサイトには、偽ゴーグルZである小林がコンタクトしてきていた。偽者とは知らずに小林と会おうとしている夏輝。大地からその事を聞いた健太は電話で夏輝に忠告するも、夏輝は聞く耳を持たない。
修司にも促された健太は、大地がさり気なく置き忘れていった紫ドロップを手に、夏輝の勤めるコンビニへと急ぐ。小林がそこに現れるはずなのだ。それを陰から見守りながら「がんばってね、クズケン」と秘かに健太にエールを送る大地。
コンビニに駆けつけた健太、逃げようとする小林を追いかけ、二人は近くの公園で再び一騎打ちに。しかし、スーパーパワーの健太に敵うはずもなく小林はあっさり降参する…と思いきや、催涙スプレーで反撃。紫ドロップで強化された触覚が仇となり、健太は一時的に視力を奪われてしまう。目を開けられない健太に特殊警棒で迫る小林。
しかし、追いつめられた事が契機となり、健太は「戦わずして勝つ」方法を編み出す!健太が「真のヒーロー」に近づく事にもなる、その方法とは? その一方で、遂に一粒のドロップが黒木の手に渡ってしまい…。
【小林 光男】尾上寛之

第8話2013/05/234%【脚本】おかざきさとこ
【演出】国本雅広
かつてのライバルが拳銃脅迫!涙の対決
倉田夏輝(本仮屋ユイカ)に正体がバレそうになりながらも、久住大地(秋元黎)が機転を効かせたおかげもあり、何とかバレずに済んだ久住健太(佐藤隆太)。
続いて健太は、健太の事を子持ちだと勘違いしたままの白井麻里(原幹恵)の誤解を解く為、大地を連れて麻里と会う。健太に促され、仕方なく大地は麻里に事情を説明する。一応、麻里も納得した様子。麻里にデレデレしている健太を目撃した夏輝は「やっぱりアイツが2号なわけないわ」と、こちらも納得する。
…と、その時、ひったくり事件が発生。健太がドロップの力で追い、捕らえてみると、犯人は、高校時代の陸上部のライバル・青木昇(川村陽介)だった。「ひったくりなんてセコイ事やめとけって」と諭す健太に逆ギレし、逃走する青木。
当時は輝いていた青木のやさぐれぶりに驚く健太。ふと、高校時代に巻き込まれた喫煙騒ぎを思い出す。健太は煙草など吸っていなかった。でも、誰も信じてくれなかった。唯一の味方だと思っていた姉・恭子さえも…。そのせいで俺の転落人生が始まったんだ…そう思っている健太。
そんな健太の気も知らず、「月命日だから」と、恭子の墓参りに誘う大地。気の進まない健太だったが、丹波修司(塚本高史)が金を出してくれた事もあり、渋々重い腰を上げる。
その頃、黒木慶(小日向文世)は、夏輝の為にイラストの仕事を世話してやっていた。何の疑いもなく黒木の好意に甘える夏輝。だが、黒木には何かウラがあるようで…。
一方で黒木は、ドロップの解析を進める芹沢春樹(西村和彦)に、そのドロップが「トゥーマイ」という名の、軍事用に開発された薬である事を明かす。それを聞いた芹沢は、前任者の恭子が死の直前、芹沢に助けを求めて電話してきた事を思い出す。まさか黒木が恭子を…?そう疑いながらも、芹沢は黒木に忠誠を誓うが…。 一方、嫌々ながらも、大地と共に沼津へと、恭子の墓参りにやって来た健太。しかし、自分を信じてくれないまま死んでしまった恭子への反感から、健太は墓に手を合わせない。
すると、東京の修司から連絡が。青木が警官から拳銃を奪い、立て籠もり事件を起こしているというのだ。青木はかつて勤めていた実業団の選手たちを人質にとり、監督を出せと喚いているらしい。修司から助けを求められるも、「関係ねえ」と断る健太。
…と、そこに意外な人物が現れる。芹沢だ。
かつての恭子の同僚だと名乗る芹沢。芹沢は、恭子が健太に息子・大地を託していた事を知り、当時から恭子は健太を信頼していたと語る。信じられない健太。それなら、あの喫煙騒ぎの時も、健太を信じてくれたはずだ…。しかし、健太は芹沢の話から悟る。その時も、実は恭子が健太の事をずっと信じ続けてくれていたという真実を。
健太は逃げていただけだったのだ。自分の弱さと向き合わず、誰かのせいにして…。
決意した健太は、急いで東京へ帰ると、ドロップを飲み、ゴーグルZ2号の格好になって、青木が立て籠もっている現場へと急行する。そして、目にも止まらぬスピードで人質の選手たちを救出。逆に監督を青木の前に連れていき、共に青木と対峙する。
青木は監督にぶちまける。2年前、怪我明けの青木に監督が言った言葉…「そろそろ限界じゃないのか?」その一言のせいで、陸上も会社も辞めるハメになり、クズの健太にまで見下されるような人間になってしまったのだ、と。
そんな青木に健太は怒る。そして、思いの丈をぶつける。
「そうやって誰かのせいにして、本気で生きてねえ事の言い訳してるだけだろ!」
それは、何事も恭子や他人のせいにしてきた、今までの健太自身への言葉でもあった。その言葉をきっかけに、青木に正体を気づかれてしまう健太。開き直った健太は、今まで一度も勝った事のないライバル・青木に、ドロップ無しで勝負を挑む。受けて立つ青木。
今は共にやさぐれてしまったかつてのライバル二人が、懸命にゴールへ向かって走る。勝敗の行方は…?そして二人は、ゴールの向こうに何を見るのか…?
【青木 昇】川村陽介
【山下 哲夫】剛州

第9話2013/05/302.7%【脚本】根津理香
【演出】国本雅広
失踪した父との再会 悲しみと涙の別れ!
倉田夏輝(本仮屋ユイカ)がゴーグルZに拘る理由…それは慕っていた実父・倉田輝彦(小林隆)が、初代ゴーグルZを演じていた事にあった。十年前に出て行った父を今でも信じ、慕い続けている夏輝。そんな夏輝の元に、輝彦が秩父の焼肉屋で働いているという情報が届く。
健太と夏輝にくっついて欲しい久住大地(秋元黎)の計らいで、健太(佐藤隆太)と共に、その焼肉屋を訪れる事になった夏輝。その道中、夏輝の脳裏には父との思い出が…。
友達に万引きを強要されて悩んでいた夏輝を、番組を通して勇気づけてくれたのも、夏輝の絵を褒めてくれてイラストレーターを志すきっかけを与えてくれたのも、父・輝彦だった。その後、家を出て行ってしまった父。母は、外に女がいたと言うが、夏輝は今でも父を信じ続けていた。父は夏輝にとってヒーローだからだ。
秩父の焼肉屋を訪れた夏輝は、遂に父・輝彦と十年ぶりの再会を果たす。
…が、輝彦には別の妻子が。しかも、その子は既に中学生。つまり、輝彦は一緒に暮らしている頃から二重生活をしており、ずっと夏輝を裏切り続けていたのだ。 ショックを受け、焼肉屋を飛び出す夏輝。そこに追い討ちをかけるように、夏輝がイラストを担当している雑誌の編集長・永田から怒りの電話がかかってくる。仕事の納期を夏輝が間違えていたのだ。永田から叱責され、落ち込み、苛立つ夏輝。デリカシーのない発言をする健太とも喧嘩してしまう。父にも健太にも失望した夏輝は、今まで大事にしていたゴーグルZのキーホルダーを投げ捨て、去って行ってしまう…。
東京に帰った夏輝の前に現れたのは、白井麻里(原幹恵)。リッチな黒木慶(小日向文世)に目をつけた麻里は、黒木との間を取り持って貰おうと、夏輝に頼みに来たのだ。黒木に世話して貰った仕事を落として、顔に泥を塗ってしまったと落ち込む夏輝に、麻里は助言する。どんな方法を使っても挽回すべきだと。その言葉を受け、永田の元に謝罪に訪れた夏輝。永田は夏輝に「僕の言う事を聞くなら、もう一度チャンスを上げる」と言う…。
その永田には、強制ワイセツや売春斡旋の疑惑が。永田を尾行していた丹波修司(塚本高史)は、ホテルで永田と一緒にいる夏輝を目撃。驚いて二人を見失ってしまう。修司からの電話でその事を知る健太と、夏輝を訪ねて上京していた輝彦。夏輝と向きあおうとせず、今まで逃げてばかりの輝彦だったが、夏輝に迫るピンチを知り、遂に立ち上がる。
それに応えるように、大地から青ドロップを受け取り、食べた健太。いつもの衣装を着ると、輝彦を背負い、超高速でホテルへと疾走する!
強化された嗅覚で、夏輝の入った部屋を突き止める健太。輝彦と共に乗り込んでいく。すると、そこには上半身裸の永田が。逆上した輝彦は、夢中で永田に掴みかかる。…だが、夏輝は、永田のYシャツについたワインの染みを落としていただけ。さらに、そこには永田の娘の姿が。夏輝は永田に頼まれ、離婚したせいで離れ離れになっていた娘との再会をセッティングしただけだった。永田に関する一連の疑惑も、永田に外されたモデルが逆恨みしてでっち上げたデマだったのだ。
永田に平謝りしながらも、「夏輝には才能があります。今後も是非…」と夏輝の事を頼もうとする輝彦。しかし、夏輝はもうイラストを辞めるという。「描いていると、あなたの事が頭によぎって、凄く嫌な気持ちになるから」と。夏輝に「もう私の前に出てこないで」と言われ、肩を落として去っていく輝彦。このまま二人は断絶してしまうのか?
しかし、二人の事を放っておけない健太が“ある奇跡”を起こす事になる…。
一方、ドロップの解析を完了した芹沢。ドロップには、特定の人間にしか効力が出ないよう使用制限が掛けられていた。しかし、能力発動中の血液データさえ手に入れば、その使用制限を解除する…つまり、万人に効く物にする事は可能だ。それを知った黒木に、玉の輿を狙う麻里がタイミング良く接近してくる。黒木は怪しく微笑みながら麻里に言う。
「私は、あなたのような女性を探していたんです」と…。
【倉田 輝彦】小林隆
【永田 寿】佐藤一平
【倉田 恵美】阿南敦子
【倉田 輝代】奈良木美羽

第10話2013/06/062.4%【脚本】徳永友一
【演出】石川北二
恋心を利用した罠!内に秘めた涙の告白
ある日、久住健太(佐藤隆太)は、突然、憧れの白井麻里(原幹恵)から告白される。舞い上がる健太。丹波修司(塚本高史)に「ヒーローは休業、暫く恋愛に集中する」と宣言する。一方、健太への恋心に揺れる倉田夏輝(本仮屋ユイカ)は、会えば喧嘩ばかりしてしまう健太との関係を憂い、道端の占い師から胡散臭い恋愛成就のパワーストーンを買ってしまう。そして、大地(秋元黎)に勧められ、思い切って健太を焼肉デートに誘う夏輝。焼肉につられ、健太はあっさりOKする。もしかしてパワーストーンの効果?と驚く夏輝。
しかし、麻里に色仕掛けで迫られた健太は、夏輝との焼肉デートをすっぽかし、麻里とホテルへ行く約束を優先する。ドロップで敏感になった健太を喜ばせてあげたい…麻里にそう囁かれ、興奮する健太。事件を解決するためと嘘をついて、大地から赤と紫のドロップを手に入れ、いそいそとホテルへ。麻里にせがまれて、触覚を強化する紫のドロップを舐め、麻里との初夜に臨もうとする健太。
しかし、実は麻里には別の目的があった。麻里は、ドロップの使用制限を解除するため、変身後の健太の血液を必要としている黒木慶(小日向文世)に買収されていたのだ。
そうとは知らない健太、油断した所をスタンガンで気絶させられ、麻里に血液を奪われてしまう。健太の血液を手にした麻里は、意外な行動に出る。健太の血液と引き換えに、黒木に一億円もの大金を要求したのだ。黒木は用意すると言うが…。
一方、健太が夏輝とのデートをすっぽかし、麻里とのデートを選んだ事を知り、落ち込む夏輝。占い師へパワーストーンを返品しに行くが、そこでヤクザ風の男に捕まってしまう。
その頃、何とか意識を取り戻してホテルを出たものの、街中で眠ってしまっていた健太の元に、異変を知った修司が駆けつける。健太からの報告を聞いた修司は、麻里が北洋製薬に頼まれ、健太の血を奪ったのだと推理。麻里から早く血液を奪い返すよう助言する。謎の疲労感に襲われながらも、健太は麻里のマンションへと向かう。 麻里のマンション近くまでやって来た健太。そこに麻里の事を調べた修司から連絡が。麻里は元々お嬢様育ちだったが、5年前に父親が入院、母親も過労で倒れ、今ではたった一人で入院費から母親の面倒まで見ているという。だから、金が必要だったのだ。
その麻里が、北洋製薬の雇った男達に拉致されようとしている所を目撃した健太。使わずに残っていた赤のドロップを舐め、ゴーグルZ2号に変身すると、麻里を乗せて走り去ろうとした車に超高速で追いつき、素手で止める!
人間離れした健太に怖れをなし、逃走する男たち。それを追う健太。その隙を突き、健太の血液を持ったまま逃走する麻里。健太が気づくと、既に麻里の姿は消えていた。
近くの高い建物の屋上に移り、ドロップによって強化された視覚で麻里を探す健太、公園に身を潜めた麻里を発見する。急ぎそこへ向かおうとしたその時、大地から電話が。夏輝が怪しい占い師一味によって誘拐されたというのだ。救いを求める大地。それどころじゃないと断ろうとする健太だったが、大地に説得され、仕方なく夏輝を探す。そして、雑居ビルに監禁されている夏輝の姿を発見する。しかし、ドロップの効果が切れるまであと2分しかない。夏輝を助けに行く時間はない…。
その頃、夏輝は、ヤクザ達に因縁をつけられ、レイプ映像を撮る為に犯されようとしていた。夏輝が2号に助けを求めたその時、勢い良く開けられるドア。入って来たのは2号…ではなく、修司ら警察だ。あの屋上から、健太が修司に連絡してくれたのだった。
一方、公園に潜む麻里の前には、健太が立ちはだかっていた。血液を取り返そうとする健太に抵抗し、「どうしてもお金が必要なんです」と言う麻里。母から毎日、お金を要求される日々…そんな生活から脱け出す為、男を値踏みし、お金を持っている男の人を探し、笑顔を振りまいてきた…そう告白し、そんな自分を「最低な女ですよね」と自嘲する麻里。
そんな麻里に健太は言う。「世の中金だ」「働くのめんどくせーし、俺だってラクして稼ぎてえよ」「でも、そんな簡単じゃねえから、いつも金も仕事もねえし、クズ扱いされてよ」それでも…それでも、そんな時、麻里の言葉に、麻里の笑顔に、救われたんだ、と。
「最低の女とか言ってんじゃねえよ」…健太の不器用ながらも温かい言葉に、思わず涙する麻里。ところが、その直後、健太は倒れてしまい――。

第11話2013/06/134.2%【脚本】根津理香
【演出】爲川裕之
まさかの指名手配!親友に向けられた銃
憧れの白井麻里(原幹恵)に本気で告白された久住健太(佐藤隆太)。しかし、倉田夏輝(本仮屋ユイカ)を好きになり始めている健太は断ってしまう。…が、麻里が告白する場面を見ただけで立ち去ってしまった夏輝は、健太が告白を断った事を知らないまま…。
そんな中、丹波修司(塚本高史)の妻・早苗(小野真弓)が妊娠。修司に結婚や家族の素晴らしさを説かれ、考え始める健太。だが、誤解したままの夏輝との関係は今まで以上にギクシャク。健太を「久住さん」と呼び、距離を置こうとする夏輝。二人にくっついて欲しい大地(秋元黎)は、健太が麻里をフッた事を夏輝に話し、「健太君」と呼んでみれば?などと提案。健太にも夏輝に告白するよう背中を押し、二人の距離を縮めようとするが…。
そんな中、黒木慶(小日向文世)が健太に接触してくる。警戒する健太にDNA鑑定書を見せ、驚愕の事実を明かす黒木。なんと、大地の父親は黒木で、大地を引き取りたいと言うのだ。今までとは違う黒木の真摯な態度に、心揺れる健太。結局、大地の為を想い、黒木を信じて取り敢えず一週間、大地を預ける事に。
しかし、黒木には、大地を必要とする“ある理由”があった。ドロップの使用制限を解除するため、健太以外では唯一ドロップが効く人間である大地にドロップを服用させ、その血液を採取しようと企んでいたのだ。芹沢春樹(西村和彦)が、子供にドロップを服用させるのは危険だと主張するも、黒木の意志は固く…。そうとは知らない大地は、健太にドロップ缶を渡し、去っていく…。
一方、かつて健太に捕まり、拘置所に収容されていたコンビニ強盗犯・桜木が、ゴーグルZ2号に復讐するため、拘置所から逃亡。会社員を脅迫し、2号にやられたという偽の被害届を出させる。2号の存在を危険視した警察上層部の思惑も重なり、指名手配されてしまう健太。家族を守りたい修司も、上層部に逆らえず、その片棒を担いでしまう。
自分が指名手配された事を知った健太、残されたわずか4個のドロップを持って、逃走。警官達に追いつめられた健太は、黄色(味覚)のドロップを使い、何とか難を逃れる。
そんな健太を匿ってくれる人物が一人…早苗だ。匿ってもらう一方、味覚が強化された健太は、思い出のビーフシチューの味を再現しようとしている早苗を手伝う事に。
情報を掴んだ警察上層部は、健太の逮捕を修司に命じる。悩みながらも、家族を守るため、健太に銃口を向ける修司。「俺は家族の為だったら何だってする!」…が、銃口の前に立ち塞がる早苗。思い出のビーフシチューを囲んで婚約を交わした時の事を思い出させ、修司を説得しようとする。…と、その時、修司が突然、筆談を始める。
『オレ とうちょうき みはられてる。 でも クズケン逃がしたい』
修司の意図を察した早苗と健太。三人は声で演技をしながら、警察の目を欺く。そして、その隙を突いて、紫色(触覚)のドロップを舐めた健太が逃走に成功する…! 一方、ゴーグルZ2号への復讐を企む桜井は、かつてと同じようにコンビニを襲撃。夏輝を人質にとり、健太をおびき出す。夏輝を救う為、駆けつける健太。しかし、夏輝の頭に銃を突きつけられ、なす術ない。無抵抗のまま撃たれようとしている健太。絶体絶命…だが、その時、修司から報酬として貰っていた「お買い物カード」が、小物入れに入っていると気づいた健太。奇跡を信じ、桜木に向かってカードを投げる。カードは見事命中。桜木の手から銃を叩き落とし、健太は夏輝を救い出す。 そのまま立ち去ろうとする健太を「健太君!」と呼び止める夏輝。正体がバレた事に戸惑いながらも、健太は大地に背中を押された事を思い出し、勇気を振り絞って夏輝に告白。夏輝は憎まれ口を叩きながらも、健太の胸に寄り添い、涙する。そして健太も、そんな夏輝の肩を優しく抱くのだった…。
桜木が逮捕され、健太への誤解も解け、指名手配は撤回される。夏輝と喜び合う健太。…と、突然、心臓を押さえる健太、苦しみながら倒れてしまう――。

第12話2013/06/202.7%【脚本】徳永友一
【演出】国本雅広
クズは子供を守れるのか?命懸けの選択
倉田夏輝(本仮屋ユイカ)と一緒にいる時、突然、胸を押さえて倒れてしまった久住健太(佐藤隆太)。夏輝に支えられて帰宅すると、そこには実の父・黒木慶(小日向文世)の所にいるはずの大地(秋元黎)の姿が。大地は、母・恭子のホットケーキの味を再現しようと苦戦していた。黒木の所には行きたくない様子の大地。
一方、北洋製薬では、芹沢春樹(西村和彦)が衝撃的な事実を突き止めていた。黒木は大地の実の父などではなかった。DNA鑑定書は捏造された偽物だったのだ。「子供に治験するなんてバカげてる」と研究から降りようとする芹沢。しかし、黒木はそれを許さない。
その黒木が、健太の姉・恭子の死に関与しているのでは?と疑い始めた丹波修司(塚本高史)。修司は、恭子の死や北洋製薬について調べ始めていた…。
そんな中、大地のホットケーキ作りの為に、味覚を強化する黄色ドロップを舐めた健太は、再び倒れてしまう――。
病院で目覚める健太。そこには、夏輝と大地、そして黒木の姿が。そこは黒木御用達の病院だった。黒木によれば、健太は心臓発作で倒れたのだという。ドロップの使い過ぎが原因だ。健太は黒木から、次、ドロップを舐めれば、確実に死んでしまうと忠告される。
一方、黒木の所から、健太の元へと戻って来たがっている大地。健太は、大地と共に病院を抜け出し、恭子のホットケーキを完成させる。そして大地に言う。黒木の所に戻るように、と。実の父であり、財力もある黒木と暮らした方が、大地は幸せになれる…健太はそう考えたのだ。健太の言葉を受け入れ、大地は黒木の所へと戻っていく…。
しかし、その黒木は禁断の薬物「トゥーマイ」を完成させるため、大地に、子供にとっては劇薬になりかねないドロップを服用させようとしていた。見かねた芹沢は、土壇場の所で黒木に刃向かい、大地を連れて逃走する。黒木の部下たちが二人を追う…。
その頃、健太の元には修司が訪れていた。修司は健太に、突き止めた真実を伝える。恭子の事故死の原因は、黒木ら北洋製薬の連中に追われていたせいだったのだ。胸騒ぎを覚える健太の元に、芹沢と大地から電話がかかってくる。
芹沢は健太に全てを伝える。死の直前、恭子から助けを求める電話があった事、真相を探るために日本に戻って来た事、恭子が難病の特効薬を作る過程で、ある薬を生み出してしまった事、黒木に軍事転用されるのを怖れ、その薬をドロップに見せかけて持ち出した事、そして、黒木が大地の実の父親ではない事も――。
芹沢は、大地に危険が迫っている事を伝え、健太に助けを求める。しかし、健太の体を心配する大地は「僕は平気だから。絶対ドロップを使っちゃダメだ!」と言う。そして、電話は、芹沢と大地が追手に捕まった所で切れてしまう…。
大地を救いに行くため、最後の一粒であるドロップを舐めようとする健太。「死ぬぞ!」とドロップを奪い取り、止めようとする修司。やって来た夏輝も、修司と一緒になって止めようとする。そんな二人に、健太は言う。
「もう嫌なんだよ…!もう二度と大事なもんは失いたくねえんだ!…アイツは言ったんだよ。俺のとこにいてえって。こんな俺のとこによ。なのに、何もしねえで指くわえて待ってろってのかよ!?そんなの、本物のクズじゃねえか!」
健太の熱い想いを汲んだ修司、「絶対ぇ、死ぬなよ!」と、健太にドロップを返す。最後のドロップを口に放り込んだ健太、大地を救うため、北洋製薬へと走る…! 一方、北洋製薬の研究室では、黒木が大地の治験を始めようとしていた。そこに駆けつける健太。間に合った…と思いきや、時間切れとなり、ドロップの効果が切れてしまう。健太を部下たちが取り押さえる中、黒木、今まさに大地の治験を行おうとしている…。

第13話2013/06/273%【脚本】根津理香
【演出】国本雅広
最後の言葉はありがとう…別れは突然に
禁断の薬「トゥーマイ」を完成させるため、久住大地(秋元黎)に危険な治験を行おうとしている黒木慶(小日向文世)。久住健太(佐藤隆太)は、黒木から大地を救おうとするが、ドロップの副作用からくる激しい胸の痛みに襲われてしまう。それでも何とか立ち上がった健太、黒木たちの隙を突き、大地を背負って芹沢春樹(西村和彦)と共に逃走する。
しかし、加勢に来た丹波修司(塚本高史)や倉田夏輝(本仮屋ユイカ)は、警備に止められ北洋製薬に入る事が出来ず、健太たちは再び捕まってしまう。追いつめられた健太は自らの命も顧みず、使うなら健太の体を治験に使い、大地だけは見逃して欲しいと黒木に頼む。
ところが、黒木たちはそんな健太の胸に銃弾を撃ち込む!倒れた健太を残し、大地を連れ去っていく黒木たち。銃声が聞こえ、ようやく北洋製薬になだれ込んだ修司と夏輝、倒れている健太を発見する。胸に仕込んであった盗聴器によって、弾丸の直撃は免れた健太。しかし、その衝撃が、ドロップによって弱っていた健太の心臓にさらなるダメージを与える。まだ息はあるものの、非常に危険な状態だ。
それでも大地を救い出そうとする健太。修司と夏輝の制止を振り切り、残っていたドロップを食べる。一方、屋上では、黒木たちが大地を連れてヘリで逃亡しようとしていた。健太は最後の力を振り絞り、そこに駆けつける。
だが、黒木は大地を人質にとり、健太の動きを止める。その隙に黒木の腹心の部下・岸谷が健太から血液を奪う。これでトゥーマイは完成する。大地も健太も用済みだ。黒木と岸谷は二人を始末しようとする。しかし、大地だけは何としても守ろうとする健太は屈しない。
そんな健太と大地を撃ち殺そうとする黒木。…が、その時、屋上に夏輝が駆けつけてくる。黒木を止める夏輝の声に躊躇する黒木。…と、その黒木を銃弾が襲う。撃ったのは、腹心の部下のはずの岸谷。彼は、北洋製薬にトゥーマイ開発を委託していた親会社PEACEの人間だったのだ。秘密保持の為、黒木を含めて皆殺しにしようとする岸谷。しかし、そこに駆けつけてきた修司、岸谷の暴走を止め、見事逮捕する。
岸谷に撃たれて意識朦朧としている黒木を抱え上げる健太、「もう、人が死ぬとこは見たくねえ…!」と、敵であるはずの黒木を救う為、最後の力を振り絞り、走る…。

2週間後。テレビでは「ゴーグルZ2号、死す!」というニュースをやっている。やはり健太は死んでしまったのか…と思いきや、アパートのトイレから出てくる健太。死んだという話は、引退する健太が後腐れないよう流したデマ。健太は生きていたのだ。
入院中の黒木を訪れる健太と夏輝。健太は、姉・恭子が本当に事故死だったとしながらも、その原因を作った黒木は許せない、と言い残し、去っていく。
「わかるだろ。大切なもん亡くしたお前なら」と健太。…そう、黒木は娘を難病で亡くしていた。ドロップの力を見つけたのも、その難病の特効薬を開発している時だったのだ。しかし、資金難で特効薬は完成しないまま、娘は死んでしまった。その悲劇が、娘を殺した病を無くす為なら何だってする“鬼”へと、黒木を変えてしまっていたのだった…。
黒木が夏輝に肩入れしていたのも、絵が上手だった娘の姿を、夏輝に重ねていたから。そんな黒木に「これからは立派に生きて欲しい。娘さんもそう願っているはず」と言い残し、夏輝は去っていく。一人残された黒木はウォークマンを再生する。流れて来たのは、娘の歌う「誕生日のうた」…黒木がいつも聞いていたのは、今は亡き娘の歌声だったのだ。娘の歌声に耳を澄ます黒木、その目から涙がこぼれる…。
一方、健太に「科学者になる」という夢を語る大地。そんな大地を守っていく事を改めて誓う健太。しかし、そんな健太の元に芹沢が訪れ、告げる。大地の本当の父親は芹沢だったのだ。そして芹沢は健太に頼む。大地を引き取らせて欲しい、と…。
大地の将来の為には芹沢の元で暮らした方がいい…そう考えた健太は、敢えて大地を突き放してアパートから追い出し、芹沢の元へと行かせる…。
その芹沢と共にシカゴへ行く事になる大地。しかし、健太は強がって見送りに行こうとしない。そんな健太に夏輝は、大地から預かってきたという「ヒーロー認定証」を渡す。そこには、大地から健太への精一杯の「ありがとう」の気持ちが込められていた…。それを受け取った健太、大地の元へと走る…!そして物語は、感動の結末を迎える…。
【黒木 優子】川島鈴遥
【川平 慈英】川平慈英

   

【でたらめヒーロー】スタッフ

脚本
根津理香, 徳永友一, おかざきさとこ
音楽
松下昇平
演出
国本雅広, 石川北二, 爲川裕之
脚本協力
関口暁
演出補
片山慎三
チーフプロデューサー
木谷俊樹
プロデューサー
岡本浩一, 中間利彦, 国本雅広, 宮川晶
制作協力
ケイファクトリー
制作著作
読売テレビ
                  

【でたらめヒーロー】出演者

久住 健太/ゴーグルZ2号
佐藤隆太
丹波 修司
塚本高史
倉田 夏輝
本仮屋ユイカ
倉田 夏輝(少女期)
今井風花
久住 大地
秋元黎
白井 麻里
原幹恵
黒木 慶
小日向文世
久住 恭子
ちすん
丹波 早苗
小野真弓
芹沢 春樹
西村和彦
水沢 静香
松尾諭
清水
野村たかし
岸谷
飛坂光輝
                  
2013春ドラマ