【無料動画視聴】幽(かす)かな彼女【あらすじ】

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幽(かす)かな彼女

2013春ドラマ【幽(かす)かな彼女】

放送局
フジテレビ
放送開始日
2013/04/09
放送時間
火曜22:00~
エンディング
SMAP【Joy!!】

関西テレビの制作により2013年4月9日から6月18日までフジテレビ系列で毎週火曜日の22:00 - 22:54(JST)に放送された日本のテレビドラマ。
本作の主演は香取慎吾、ヒロインは杏。
キャッチコピー「先生の背後に、ヒミツあり。」

   
   
第1話2013/04/0911.8%【演出】白木啓一郎
先生は情熱ナシでも霊感アリ!?
神山暁(香取慎吾)は小原南中学校に赴任してきた教師。同僚の林邦彦(北山宏光)と同じマンションに越したが、暁の新居には問題があった。なんと幽霊が出るといわれる部屋だったのだ。学校の噂によれば、幽霊はかつて小原南中に勤めていた教師。生徒とうまくいかず心を病み、学校で亡くなったという。そんな怪談めいた話にも動じない暁に林は驚く。

その夜、暁の前にさっそく女の幽霊が現れた。だが暁は慌てず、襲いかかる幽霊をあっさり撃退してしまう。じつは暁は、幽霊が見え、話もできる“霊感体質”。そのせいで人恋しい幽霊たちに懐かれ、迷惑していたのだ。しかし、これを知った幽霊は大喜び。地縛霊のアカネ(杏)と名乗り、構ってもらおうと堂々と現れるようになってしまう。

一方、暁が担任になった3年2組では、生徒の相田拓途(神宮寺勇太)の不登校が問題に。暁は副担任の河合千穂(前田敦子)から、拓途が忙しい両親に代わって面倒をみてくれた祖父の死後、学校を休みがちになったと聞くが、生徒の問題に深く関わる気はないと冷めた態度を見せる。

暁が帰宅すると、アカネが友だちで浮遊霊の吉岡(佐藤二朗)とメグミ(上間美緒)を勝手に連れ込んでいた。3人の話から、暁は生前のアカネが教師だったことを知る。そんなとき、拓途が万引きで補導されたと知らせが入った。

現場に向かう暁。引き取りに現れた拓途の母親と話し合おうとするが、仕事が忙しいと逃げられてしまう。翌日、暁と千穂が新任の副校長・霧澤和泉(真矢みき)に報告すると、和泉は拓途の件を自分が引き継ぐと宣言。「生徒と向き合うことができない先生」には任せられないという和泉の言葉が暁の胸に突き刺さる。

暁が自宅に戻ると、アカネが外に出ようと大暴れしていた。道を誤ろうとしている拓途を放っておけないというのだ。暁は、生徒のために動いても教師が損をするだけだと一蹴。だが、「子どもは、誰かが見守っててくれるって気持ちが必要なんです」というアカネの訴えに胸を突かれ、拓途と向き合う決意をする。

町に散らばる吉岡の浮遊霊仲間の協力で、拓途を探し出す暁。拓途は不良たちに強要され、寺から賽銭を盗もうとしていた。「俺はお前のこと見てるぞ」と真摯に呼びかける暁をまっすぐに見つめる拓途…。翌日から、拓途は登校するようになった。一連の出来事から暁の過去が気になった和泉は、前の学校でのデータを調べて…。
【本間 綾乃】黒崎レイナ
【本間 貴子】滝沢涼子
【相田 史江】松山美雪

第2話2013/04/1610.2%【演出】白木啓一郎
中学生にも経済格差!?
暁(香取慎吾)のクラスの岡本香奈(未来穂香)と京塚りさ(山本舞香)が、体育教師の岩名清二(髙嶋政宏)に呼び出された。香奈のロッカーから校則違反の私物が見つかり、そのほとんどがりさから預かったものだったのだ。

りさは高価な香水を没収されるが、すぐに取り返せると自信満々。政治家を父に、PTA会長を母に持つりさは、誰も逆らえないのをいいことに校長にまで盾突くトラブルメーカーだった。

その夜、暁の部屋に同僚教師の操緒(濱田マリ)、林(北山宏光)、千穂(前田敦子)が集まり、暁の歓迎会が開かれた。操緒は教師たちの心配の種になっている話を持ち出す。和泉(真矢みき)が、生徒たちに教師の評価を書かせるアンケートを行うと言い出したのだ。何を書かれるのかと戦々恐々の教師たちに、密かに宴に加わっていたアカネ(杏)は違和感を覚える。

翌日、りさの母親が学校に乗り込んできた。娘に落ち度はないと言い張り、謝罪を求める母親。ところが、和泉は「逆ギレ」だと一蹴し、要求を突っぱねる。香水を取り返せなかったりさは激怒し、香奈に弁償を迫る。香奈を助けて欲しいと拓途(神宮寺勇太)に頼まれた暁は、香奈の母親が営む小料理屋へ。懸命に店を手伝う香奈を目にする。

香奈は暁につらい胸の内を漏らす。香奈は小学校でイジメを受けたが、誰も守ってはくれなかった。そこで中学では自分を守るため、周囲を圧倒する派手なグループに加わり、金使いも派手なりさたちと無理をして付き合っているという。

これを知ったアカネは、「先生が守る」と勇気づけてやるべきだと主張。操緒らに感じた違和感は、生徒と教師の間に「信頼」がないことで、互いに信じ合える関係を作ることが教師の務めだと暁に詰め寄る。これに耳を貸さない暁だが、追い詰められた香奈がついに家の金に手をつけようとしたことを知り…。

翌朝、暁はクラスで抜き打ちの持ち物検査を決行。暁の狙いは、岩名から預かったりさの香水を香奈のカバンから取り出してみせ、香奈が弁償したものだとりさに思い込ませることだった。その目論見は成功し、りさは香奈を許すが、暁は「プライバシーの侵害」と生徒たちの反発を買うはめに。しかし香奈の胸には、窮地を救ってくれた暁への信頼が芽生えていた。

そんな折、暁の部屋に生徒の森野小夜(森迫永依)が訪ねてきた。「もう一人いるでしょ?」とアカネに視線を向ける小夜に、暁はギョッとして…。
【岡本 美緒里】春木みさよ
【京塚 麗子】宮地雅子

第3話2013/04/2310.7%【演出】白木啓一郎
芸能界の罠!14歳の覚悟
小夜(森迫永依)はアカネ(杏)の存在に気づいていた。じつは暁(香取慎吾)と同じ“霊感体質”だったのだ。小夜は、地縛霊ゆえに一歩も外に出られないアカネに同情。アカネを自由にするため、力になりたいと申し出る。

翌日、暁は生徒の柚木明日香(広瀬すず)が落ち込んでいることに気づく。明日香はモデル志望で、何度もオーディションを受けているが不合格続き。それをクラスの女子生徒に笑われ、傷ついていたのだ。

暁は声をかけようとするが、いつもつまらなそうだと明日香に非難され、「見ててイライラする」と不満をぶつけられてしまう。明日香に思いを寄せる手嶋健太郎(岩橋玄樹)に夢を応援していると励まされても、バカにしているのかと明日香は頑なになるばかりだ。

一方、小夜のアドバイスで外に出られるようになったアカネは繁華街へ。明日香と並んで歩く男を見かけ、その背中にまとわりつく不気味な影に胸騒ぎを覚える。

明日香と一緒にいた男は、芸能事務所のスカウトマンを名乗る冬木健(渡邉紘平)だった。タレントにならないかと声をかけられた明日香は有頂天で、クラスメイトに自慢するなどすっかりその気に。父親の俊平(相島一之)は猛反対するが、俊平のようなつまらない大人になりたくないと聞く耳を持たない。

そんな中、アカネは不気味な影の正体が冬木に裏切られた人の憎しみの情念だと知り、他人に恨みを買う怪しい男だと確信。もしも明日香がだまされ、追い詰められて後戻りできなくなったときのため、「戻れる場所」を用意してあげるべきだと暁に訴える。

アカネの心配は的中。冬木はいかがわしい写真を撮ろうと明日香をだましていたのだ。無理やり撮影されそうになり、健太郎に電話で助けを求める明日香。連絡を受けた暁とアカネは現場へ急行し、明日香を救い出す。だまされたことを恥じ、「もう終わりだ」と自暴自棄になる明日香を暁は叱り、何度失敗してもやり直せばいいと励ます。

一方、千穂(前田敦子)は和泉(真矢みき)の面談を受け、アンケートで生徒の評価が最悪だったことを知らされる。上辺だけはうまく取り繕っているが、じつは教師への情熱がないことを和泉に指摘された千穂は動揺し…。

アカネは小夜から、成仏できないのはこの世に大きな心残りがあるからではないかと言われたことが気になっていた。生前のことを思い出さなければ、前に進めないと考えたアカネは「学校に行きたい」と暁に頼み…。
【柚木 俊平】相島一之
【柚木 今日子】丸山優子
【冬木 健】渡邉紘平

第4話2013/04/3011.6%【演出】星野和成
教師は意味ある職業か?
生きていた頃の記憶をよみがえらせたいというアカネ(杏)に頼まれ、学校に連れて来た暁(香取慎吾)。アカネは何も思い出せないが、偶然すれ違った和泉(真矢みき)に何かを感じる。

同じ頃、林(北山宏光)が顧問を務めるダンス部に問題が持ち上がる。部員たちが、新歓オリエンテーションで披露するダンスのメンバーから、踊りが一向に上達しない藤田ともみ(上白石萌歌)を外すと言い出したのだ。

そんな折、和泉の提案で、部活の顧問を試験的に民間のコーチに委託することが決まった。顧問を外された林はショックを受けるが、ともみからダンスの自主練習に付き合って欲しいと頼まれて発奮。2人で毎日特訓に励み、ともみのダンスも上達を見せる。

だが、まだ自信がないと弱気なともみは、ダンスを始めた理由を林に打ち明ける。勉強も運動も苦手で、昔から自分に自信がなかったともみ。友だちだと思っていた成績学年トップの秀才・葉山風(柴田杏花)に「つまらない人間」と冷たく突き放され、「自分を変えたい」とダンス部に飛び込んだという。

「がんばれば、人は変われる」とともみを励ます林。ところが、クラスメイトの前で特訓の成果を見せろとダンス部員に迫られたともみが、緊張のあまり過呼吸の発作を起こしてしまう。千穂(前田敦子)から「林先生のせい」と責められ、返す言葉がない林。さらに、この一件ですっかり自信をなくしたともみが「やっぱり、変われない」とダンスの特訓をやめてしまい、林は無力感にさいなまれる。

その夜、暁の部屋にやって来て、自分は間違っていたのかと落ち込む林を、思わず叱咤するアカネ。成績のような目に見える結果を出すことだけに意味があるのではなく、「教師が生徒のために何をしてあげられるかが大事」と訴えるアカネの言葉は林には聞こえない。だが、その話に心を動かされた暁に「間違ってませんよ、林先生は」と告げられた林は自分の思いを貫こうと決心する。

翌朝、暁から「簡単に変われなくても、変わろうとすることに価値がある」と励まされたともみは林との特訓を再開。数日後の新歓オリエンテーションで見事なダンスを見せ、大喝采を浴びる。ともみと手を取り合って喜ぶ林に、千穂は嫉妬を覚えて…。

一方、アカネは自分の腹にくっきりと残された“刺し傷”に気づいてがく然となり…。その頃、小原南中の図書館には、物陰から風を見つめる少年の姿があった。その手にはカッターナイフが握られていて…。
【冨美】
【真希】中村朝佳
【早苗】鈴木かすみ
【高野 隼人】飯田一徳

第5話2013/05/0711.5%【演出】星野和成
体罰、という言葉の魔力
暁(香取慎吾)のクラスの藤江俊介(萩原利久)が校内でケガをした。俊介は岩名(髙嶋政宏)に殴られたと訴えるが、岩名は体罰を否定。だが、事情を聞こうとする和泉(真矢みき)に何も話そうとしない。

体罰のうわさは広まり、抗議の電話の対応に追われる千穂(前田敦子)ら。教室では、ともみ(上白石萌歌)が俊介におびえるような風(柴田杏花)の態度に気づき…。そんな折、教育委員会の轟木庸一郎(加藤虎ノ介)が学校に現れ、岩名の謹慎を要求。和泉は事実がはっきりするまで処分を下すべきではないと抵抗するが、轟木はマスコミが騒ぐ前に騒動を収めたいと、岩名に生徒との接触を禁じる。

まもなく行われたPTA説明会で、新聞記者でもある俊介の父親は、体罰があったと認めない学校を追及すると息巻く。このままでは岩名への厳しい処分は避けられない。俊介が嘘をついているのではと疑う暁は、岩名に真実を話すよううながすが、岩名は口をつぐんだままだ。

そんなとき、ともみから相談を受けた暁は、風が真相を知っていると察する。まもなく、俊介に声をかけられた風が、突然取り乱して教室を飛び出す騒ぎが。暁は、心配するともみに風が言い放った「あんただって、私のこと憎いと思ってるくせに」という言葉が気になり…。

その夜、暁はアカネから「多分、私が死んだ理由です」と腹の刺し傷を見せられる。アカネは、自分が誰かに刺し殺されるほど憎まれていたのかと悲しくなり、それを暁に知られたくないと打ち明けられずにいたという。そんなアカネの言葉に、風の苦しみを悟った暁は、風を呼び出して騒動の真相を聞き出す。

学年で成績トップをキープしている風は、万年2位の俊介をバカにし、心ない言葉で傷つけていた。そんなとき、1位になれないことを父親にとがめられた俊介の憎しみは風へ。カッターナイフで刺そうとしたところを岩名に見つかり、逃げた拍子に転倒してケガをしたのだった。

「自分がそんなに憎まれてるって、思ってなかった」とショックを受け、誰にも相談できなかったという風。暁は傷つけたことを俊介に謝らせ、俊介もようやく真実を話す。岩名が黙っていた理由は、父親に怒られるのを恐れた俊介が、親に言えば風を道連れに自殺すると岩名を脅したからだった。

岩名への誤解も解け、風と俊介も和解。小原南中に日常が戻る。そんな中、アカネの過去を調べようと動き出した暁は、学校の古い職員の資料から「滝沢茜」という名前を見つけ…。
【藤江 啓介】小木茂光
【藤江 愛子】渡辺杉枝
【轟木 庸一郎】加藤虎ノ介

第6話2013/05/1411.4%【演出】田中耕司
アカネ消滅!?気づいた想い
暁(香取慎吾)の調査で27年前、小原南中に「滝沢茜」という職員がいたことが判明したが、生前のアカネ(杏)を知る手がかりは得られない。そんな折、生徒の石田航(松井健太)の母親が学校に怒鳴り込んできた。航がクラスメイトの野本香織(荒川ちか)に誘惑されていたというのだ。

香織と航は付き合っていたが、母親は激怒。暁と千穂(前田敦子)は香織の両親に知らせようとするが、連絡が取れない。香織の両親は共働きで、夫婦仲は冷え切り、香織の高校入学を待って離婚するという。翌日、暁は香織の母を訪ねるが、香織のことなど気にもとめていない様子。一方、アカネは小夜(森迫永依)とこっそり連絡を取り、過去を探る手伝いをしてもらっていたが、これを知った暁とケンカになってしまう。

翌朝、アカネは小夜とともに学校へ。その途中、走ってきた香織と小夜がぶつかり、アカネとこの世を繋ぐ憑代(よりしろ)の入った小夜のカバンを香織が間違えて持ち去ってしまう。追ってきた航とバスに飛び乗る香織。その直後、アカネが小夜のそばから消えてしまった。「アカネさんがいなくなった!」と小夜から知らせを受け、がく然となる暁。憑代が効力を保つのは1日が限界で、それまでに部屋に戻さなければアカネの体は消滅してしまうのだ。

その頃、アカネは香織、航と遠い田舎町に向かっていた。娘のことなど構わず離婚を進める両親に寂しさを募らせ、遠くへ行きたいという香織にやさしく寄り添う航。2人を微笑ましく見つめるアカネだが、その体はすでに消え始め…。一方、学校では、香織と航が“駆け落ち”をしたと大騒ぎに。暁は「僕が探してきます」と夜を徹して2人の行方を追う。

朝になり、香織と航が見つかった。暁は親への恨み言を漏らす香織を「辛い現実から逃げてたって仕方ない」「自分が強くなるしかないんだよ」と叱咤。「俺も、もう逃げるのはやめた」とつぶやき、アカネを探すが、どこにも姿がない。「戻ってきてくれよ」と残された憑代を抱きしめる暁。すると目の前に、アカネが現れた。「眠っていたのを起こされたような気がして」と不思議がるアカネを、暁は家に連れ帰る。

翌日、操緒(濱田マリ)が作ったプリントが生徒に配られる。それは保護者に向け、両親の馴れ初めや我が子が生まれたときの気持ちを子どもに話してあげて欲しいと呼びかけるものだった。だが、これが思わぬ騒動を招き…。
【石田 菜穂子】比佐廉
【野本 歩美】森下まひろ
【野本 哲哉】麻倉卓也

第7話2013/05/2111.8%【演出】白木啓一郎
負ける事を認められる強さ
クラスの問題児・根津亮介(森本慎太郎)が健太郎(岩橋玄樹)に突然殴りかかった。暁(香取慎吾)は理由を問い詰めるが、2人は何も話さず、亮介は停学を命じられる。

暁は拓途(神宮寺勇太)から、亮介と健太郎はかつては同じサッカークラブの親友で、ともにエース候補だったと聞く。だが、父親がリストラにあい、クラブを辞めた亮介が健太郎を避けるように。サッカーを辞める原因を作った父親への怒りが、操緒(濱田マリ)が保護者に宛てたプリントに刺激され、健太郎に向いたのではないかというのだ。

そんな折、暁に「広田かすみ」という大学生の元教え子からハガキが届く。暁は重い口を開き、7年前の苦い後悔をアカネ(杏)に明かす。当時、中学2年のかすみがクラスでイジメられていたことに、担任の暁は気づけなかった。そればかりか、元気のないかすみを励まそうとした行動がかえってイジメをエスカレートさせ、かすみを自殺未遂にまで追い込んだ。以来、暁は生徒を遠ざけるようになっていたのだ。

翌日、亮介がケンカで補導された。駆けつけた暁に、亮介は父親に抱くわだかまりの原因を話す。父親はリストラされる前、亮介をクラブでエースにするため、コーチにこっそり金を渡していたという。

一方、千穂(前田敦子)は転職の面接に失敗し、学校を無断欠勤していた。林(北山宏光)はグチを並べる千穂を叱ると、「好きな人が言い訳ばっかりして、逃げてるのなんか見たくない!」と愛を告白。正直な気持ちをぶつけた林に感動したアカネは、亮介と健太郎も「ちゃんとぶつかった方がいい」と暁に告げる。

暁は亮介と健太郎をサッカーで対決させることに。亮介がサッカーを辞めた本当の理由は、金を渡せなくなった途端にエースを外された自分の実力に自信をなくしたからだと考えたのだ。サッカーから逃げた親友への歯がゆさと腹立たしさをぶちまける健太郎。これに圧倒された亮介は結局負けてしまうが、またサッカーを始めようと決意する。

明くる日、暁はアカネを連れてかすみ(波瑠)を訪ねる。今も暁が許せないかすみは教師志望で、昔の暁にはなれなかった「子どもたちを守れる教師」になると宣言。そんなかすみを暁は「前に進めてる。だからいい」と応援する。

そんな中、暁の部屋の最初の住人が小原南中の生徒だったと判明。学校では、ついに千穂が和泉(真矢みき)に退職願を提出する。そのとき、和泉の手には生前のアカネが写った古い写真が…。
【広田 かすみ】波瑠
【広田 かすみ(中学時代)】大友花恋
【有沢 希美】西山奈那
【ありさ】遊馬メイヤ
【根津 剛裕】吉見幸洋
【渡辺 淳也】広田亮平

第8話2013/05/2811.5%【演出】星野和成
いじめスパイラル
20数年前、暁(香取慎吾)の部屋に住んでいた小原南中の生徒は、渡辺という政治家の息子だったとわかった。暁はそれがアカネ(杏)の教え子で、和泉(真矢みき)はその同級生だったのではないかと考え、当時の学校のことを調べ始める。

同じ頃、りさ(山本舞香)と取り巻きグループの女子生徒たちが小夜(森迫永依)に近づき、ほかの生徒との接触を邪魔するかのようにつきまとい始めた。クラスの生徒たちは小夜がイジメられていることに気づくが、巻き込まれるのを恐れ、見て見ぬふりをする。りさは、暁の部屋を訪ねていた小夜と暁の関係を勘ぐり、隠し撮りした写真をネタに小夜を脅迫していたのだった。

亮介(森本慎太郎)から相談を受けた暁は小夜を救う方法を探るが、千穂(前田敦子)は放置すべきだと忠告。大人が下手に動けば事態を悪化させると告げる。その言葉に暁は7年前の失敗を思い出し、何もできなくなってしまう。

放課後、ついに暁が「滝沢茜」の名前を切り出すと、和泉は小原南中の生徒だった27年前のことを打ち明けた。茜は和泉が3年生のときの担任で、やさしい熱血教師だったという。そんな中、暁が「渡辺」の名を口にすると、和泉は「私のせいで、茜先生は命を落としました」と事件のいきさつを告白して…。

その夜、小夜のイジメについて思い悩む暁に、アカネは「大事なのは大人が見ていることで、子どもの心の中に勇気を生むこと」と助言。翌朝、教壇に立った暁はクラスにイジメがあると話し、担任として生徒たちをちゃんと見ていると訴えかける。この言葉に励まされた拓途(神宮寺勇太)らはりさに立ち向かい、小夜を解放する。

一方、学校に来ていたアカネは、突然、事件の夜へと連れ戻される。教室で生徒の渡辺淳也に刺され、倒れた茜の「迎えに行かないと…」という声とともにマンションの部屋に飛ばされたアカネは、うずくまる淳也を「大丈夫」と抱きしめ…。

その頃、千穂は窪内(林泰文)が生徒の個人情報を密かに集めているのを知って疑念を抱き、窪内が引きこもる理科準備室に忍び込むが…。

イジメを邪魔されたりさは激怒。取り巻きのグループと小夜を待ち伏せし、「服を脱げ。動画撮るから」と迫る。矢沢舞(飯豊まりえ)は止めようとするが、かえって逆上したりさに刃物で切りつけられる。

そんな中、アカネの姿がないことに気づく暁。吉岡(佐藤二朗)から、憑代にアカネが繋がっていないと聞かされた暁はがく然となり…。
【京塚 遼一】勝信
【京塚 里穂】松尾寧夏

第9話2013/06/0410.1%【演出】白木啓一郎
いじめ、その先に見た闇
学校で姿を消したアカネ(杏)が暁(香取慎吾)の部屋に戻った。記憶はよみがえったが成仏できず、部屋を出入りできる浮遊霊になったという。同じ頃、窪内(林泰文)は千穂(前田敦子)に、生徒の個人情報で実際の学校を模したゲームを作っていたと告白し、りさ(山本舞香)の意外な過去を明かす。

翌朝、和泉(真矢みき)はりさが舞(飯豊まりえ)を刺した事件を教育委員会に報告。ろくに事情も聞かず、りさに転校の処分を下す。りさは取り巻きの仲間に絶交され、クラスで孤立状態に。政治家である父親の京塚(飯田基祐)からも「またお父さんの足を引っ張るんだな」と突き放されてしまう。

アカネは孤独なりさに淳也をだぶらせていた。暁は和泉が告白した27年前の真相を思い出す。淳也は茜の説得で不良仲間が更生したことから孤立。茜を逆恨みして学校で刺したが、茜を呼び出したのは淳也に脅された和泉だった。「先生を裏切った」と罪の意識が拭えない和泉。それがりさへの厳しい処分に和泉を駆り立てているという暁に、アカネは「罰することじゃなくて、正してあげること」が大事だといい、りさを救うべきだと諭す。

一方、千穂は、窪内が話したりさの過去が気にかかっていた。りさは小学校で壮絶なイジメにあったが、政界で力のあった加害者の親族に京塚が屈し、りさに泣き寝入りさせたのだ。そのことで心に傷を負うりさを助けてあげてほしいという窪内。千穂は突っぱねるが、心中は揺れていた。

翌日、りさを助けたいという拓途(神宮寺勇太)らを連れ、京塚家に向かう暁。そのとき、りさがいなくなったと連絡が入る。りさは母校の小学校に向かっていた。かつてりさをいじめた加害者を告発するメールを教育委員会に送り、自殺しようとしていたのだ。そんなりさを止めようと追ってきたのは千穂だった。

千穂の説得に耳を貸さず、自分にナイフを向けるりさ。千穂は、駆けつけたアカネがりさの動きを封じた隙に飛びかかり、りさの頬をたたくと、「辛くても苦しくても、生きてなきゃだめ」と抱きしめる。

その夜、京塚がりさを海外に留学させると言い出した。りさを厄介払いする京塚に憤り、「あんたは最低だ!」とつかみかかる暁。だがアカネに制され、「彼女を救わせてください」とりさを学校に戻すよう懇願する。

千穂は自殺を思い止まったりさに「ありがとう」と告げられ、教師を続ようと決意。そんな折、教育委員会は暁に学校を辞めさせると通達し…。
【京塚 総悟】飯田基祐

第10話2013/06/1111.9%【演出】白木啓一郎
神山先生、最後の授業
暁(香取慎吾)のクラスの文化祭の出し物が合唱に決まった。香奈(未来穂香)はさっそく停学中のりさ(山本舞香)に連絡。りさの早い復学を願ってのことだが、りさに反感を抱く舞(飯豊まりえ)らには、それがおもしろくない。

そんな折、轟木(加藤虎ノ介)が暁に転任を勧告。京塚(飯田基祐)がりさを復学させる条件として、暁を学校から追い出すよう教育委員会に要請したらしい。だが、和泉(真矢みき)はこの要求をはねつけ、りさを学校に戻すつもりはないと断言。親の愛情に飢えて心が歪み、茜をあやめた淳也に似たりさを許せずにいたのだ。このことを知ったアカネ(杏)は、和泉を救ってあげてほしいと暁に頼む。

そんな折、京塚の理不尽な要求を知ったりさの「私、学校に戻れない」という悲痛な訴えを聞いた千穂(前田敦子)は京塚家へ。権力を振りかざして暁を転任させようとする京塚をとがめるが、京塚は暁が「気に入らない」と聞く耳を持たない。

その頃、暁はアカネとともに和泉に会い、和泉の知らなかった27年前の真相を話していた。茜は和泉のおびえた様子に危険を察知していたが、淳也を信じて教室へ。親に絶望して自殺を図ろうとしていた淳也を止めようと揉み合ううち、ナイフが誤って茜に刺さってしまった。そして死んでからも、茜は自責の念にかられる淳也を救おうと部屋に現れ、そのまま地縛霊になったのだ。

あの夜のことは、不幸な事故だった。「いいの、もう苦しまなくて」と慰めるアカネの気配を感じて心がほぐれ、涙を流す和泉。暁は、茜が淳也を信じていたようにりさのことも「信じてみませんか?」と和泉を説得する。

翌朝、暁は「今日一日だけ、僕を京塚さんの担任でいさせてください」と京塚に懇願し、りさを登校させる。そして、りさと舞に互いへのわだかまりを吐き出させると、「僕も本音を言う」と赴任当初は生徒たちを避けていたことを明かす。だが、真剣に向き合うことで本当の姿を知ったと告白。「みなさんのような生徒と出会えて、本当によかった」と生徒たちに語りかけ、静かに学校を去る。それが転任を決意した暁の最後の授業だった。

帰宅後、暁はアカネに転任先についてくるよう告げると、「お前にずっとそばにいてほしい」と告白。一方、暁の転任を知った3年2組の生徒たちはがく然。そんな中、亮介(森本慎太郎)が「ガキしかできない抵抗の仕方をする」と暁の転任を阻むとんでもない計画をぶち上げて…。

第11話2013/06/1814.1%【演出】白木啓一郎
さよなら、先生
「ずっとそばにいてほしい」と暁(香取慎吾)に告白され、有頂天のアカネ(杏)。だが、急に顔を曇らせると、幽霊のアカネが生きている暁と一緒に暮らしてはいけないと言い出し…。

そんな中、暁を仰天させる知らせが入る。3年2組の生徒全員が千穂(前田敦子)を人質に取り、教室に立てこもったというのだ。その頃、小原南中では、我が子を心配して押しかけた保護者たちへの対応に和泉(真矢みき)ら教職員が追われていた。騒ぎを知った教育委員会の轟木(加藤虎ノ介)も現れ、校内は騒然となる。

教室の外から必死の説得を試みる岩名(髙嶋政宏)。まもなく、中にいる亮介(森本慎太郎)が電話で岩名に要求を伝えてきた。「俺らの要求は一つだよ。神山を学校に戻して、担任を続けてもらいたい」。続けて電話に出たりさ(山本舞香)も、父親の京塚(飯田基祐)に暁の転任を白紙にするよう伝えてほしいと懇願。暁を慕う生徒たちの真剣な訴えに、岩名は言葉をなくし…。

まもなく、暁が学校に駆けつけ、「生徒たちと直接、話します」と教室に向かおうとするが、これを轟木が阻止。暁が復職のために生徒たちを扇動しているのではないかとあらぬ疑いをかけ、暁を追い払おうとする。

   

【幽(かす)かな彼女】スタッフ

脚本
古家和尚
音楽
井筒昭雄
演出
白木啓一郎, 田中耕司, 星野和成
演出補
高明
プロデュース
木村淳
制作著作
関西テレビ
                  

【幽(かす)かな彼女】出演者

神山 暁
香取慎吾
アカネ
河合 千穂
前田敦子
林 邦彦
北山宏光
大原 操緒
濱田マリ
窪内 満
林泰文
岩名 清二
高嶋政宏
石澤 寛美
阪田瑞穂
小山 りえ
佐山彩香
日野 衛
春海四方
霧澤 和泉
真矢ミキ
霧澤 和泉(中学時代)
青木珠菜
根津 亮介
森本慎太郎
相田 拓途
神宮寺勇太
手嶋 健太郎
岩橋玄樹
森野 小夜
森迫永依
藤田 ともみ
上白石萌歌
岡本 香奈
未来穂香
岡本 香奈(少女期)
浜野希莉
京塚 りさ
山本舞香
石田 航
松井健太
野本 香織
荒川ちか
柚木 明日香
広瀬すず
柚木 明日香(少女期)
石井香帆
葉山 風
柴田杏花
皆川 隆雄
岡山智樹
大宮 斗真
藤原薫
高橋 蓮
井上翔
中島 智也
市川理矩
藤江 俊介
萩原利久
小久保 健太
澤畠流星
下川 千夏
関紫優
矢沢 舞
飯豊まりえ
東川 奈々子
浅川梨奈
田嶋 萌
田辺桃子
向井 樹里
近藤玲奈
水沢 真由美
加藤里保菜
遠藤 秀人
岡田隆之介
重田 誠
田口司
西原 翼
佐奈宏紀
森岡 大樹
渡辺貫裕
佐藤 優香
森川真衣
倉田 円花
平祐奈
老谷 美香
中村ゆりか
吉岡さん
佐藤二朗
メグミ
上間美緒
進藤
趙珉和
進藤 一樹
橋本智哉
後藤田 法子
ふせえり
                  
2013春ドラマ