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dinner

2013冬ドラマ【dinner】

放送局
フジテレビ
放送開始日
2013/01/13
放送時間
日曜21:00~
エンディング
サカナクション【ミュージック】

架空のイタリアン・レストラン「Ristorante Roccabianca」(リストランテ・ロッカビアンカ)を舞台とする群像劇。
キャッチコピーは「ひとつまみのスパイスが、人生をもっと美味しくする。」

   
   
第1話2013/01/138.8%【脚本】黒岩勉
【演出】星護
最高のレストランに最低のシェフ登場
江崎究(江口洋介)は、小さなイタリアンバルの厨房に立ち、ひとり黙々と料理の下ごしらえをしていた。やがて、ラジオから流れてきたあるニュースに一瞬動きを止めるが、何事もなかったように再び作業を続け――。

人気イタリア料理店『リストランテ・ロッカビアンカ』は、今夜も大勢の客でにぎわっていた。支配人の辰巳沙織(倉科カナ)は笑顔でお客を迎え、給仕長の瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)が席へ案内する。ホールでは、沙織の父で、この店のオーナーシェフである辰巳日出男(風間杜夫)が常連客のひとりでもある世界的指揮者の湯浅清三(伊武雅刀)の相手をしていた。厨房ではセコンドシェフの今井耕助(松重豊)以下、パスタ・リゾット担当の木村数馬(八嶋智人)と武藤はづき(関めぐみ)、肉・魚料理担当の夏野大樹(袴田吉彦)、前菜担当の浜岡孝太郎(志賀廣太郎)、ドルチェ担当の大塚弥生(池津祥子)たちが、それぞれタイミングを見ながら料理を作りあげていく。

新人のウェイトレス・中野千尋(篠原真衣)は、店内に飾ってある若いころの辰巳の写真について湯浅からレクチャーを受ける。それは、料理人の中でも精鋭しか入れないというイタリアの名店『テレーザ』で修業していた辰巳が店の仲間たちと撮った写真だ。『テレーザ』で働いたことがある日本人は辰巳だけだ、と誇らしげに語る湯浅の写真解説を聞いた千尋は、先輩である本宮恵理子(柴本幸)にも伝えた。すると恵理子は、それはロッカビアンカの従業員なら誰もが聞かされる"湯浅解説"だと言うと、『テレーザ』には、もうひとり働いていた日本人がいるという噂がある、と続けた。

そんな中、沙織あてにテレビ局から電話が入る。後日、沙織は『アイアンシェフ』の収録スタジオを訪れる。プロデューサーから辰巳の番組出演依頼を受けた沙織は、店に戻ると、乗り気ではない辰巳を必死で説得する。スタッフの後押しもあり、辰巳は、渋々ながらも出演を承諾する。沙織は、そんな辰巳とともに、食事を終えたイタリア大使夫人を見送った。ところがその直後、辰巳が突然倒れてしまう。クモ膜下出血だった。

辰巳は、幸い命はとりとめたものの、意識不明の状態が続いていた。沙織は、スタッフたちに支えられながら、いつも通り店を開けようと決意するが…。
【湯浅 清三】伊武雅刀
【横山 瑞穂】大島蓉子
【カーラ夫人】クレダ・ディ・マッテオ
【菊池 直人】矢柴俊博
【佐々木 則之】清水伸
【浅野 拓也】小林博
【奥園 明美】濱田マリ
【玉木 宏】玉木宏

第2話2013/01/2011.9%【脚本】田辺満
【演出】星護
居場所を無くした料理人
『ロッカビアンカ』に料理長として来ることになった江崎究(江口洋介)は、就任前日に客として店に行く。ひと通り料理を食べ終えた江崎は、支配人の辰巳沙織(倉科カナ)や、給仕長の瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)、セコンドシェフの今井耕助(松重豊)らスタッフを集め、味付けのミスを指摘し、このままでは店は潰れると断言して帰って行く…。

あくる日、沙織が店に来ると、誰もいないはずの厨房で物音がした。のぞくと、そこでは江崎が調理をシミュレーションをしながら、器具や調味料の配置を変えていた。たった数秒の違いで味が変わってしまう料理もあるのだから、最高の状態で料理を提供するためにはいままでの厨房ではダメだ、というのだ。江崎は出勤してきた従業員たちを集め、これからは自分のやり方に従ってもらうと一方的に告げると、オーナーシェフの辰巳日出男(風間杜夫)が考案し、30年間ずっと作り続けてきたメニューも見直すと言う。反感を露わにするスタッフたちは、今井にたしなめられ、渋々、下準備に取りかかる。

江崎は今井を誘い、メイン料理に使う鳩の肉の仕入れに向かう。ところが、向かった精肉店で上質のイノシシ肉を見た江崎は、その場で仕入れを止め、メニューの変更を決める。連絡を受けた沙織がそれを皆に告げると、すでに鳩料理の下準備を進めていた従業員たちは、さらに江崎への反感を強めた。

厨房が動き出すと、江崎はひとりひとりの動きをチェックして的確な指示を与えていく。そこへイノシシ肉のオーダーが入った。江崎は、見て覚えるように今井に告げ、素早く調理を始める。

閉店後、行きつけの居酒屋に沙織、瀬川、今井の姿があった。沙織と瀬川は、今井から厨房での江崎のようすを聞きつつ、新メニューが客に好評だったことを伝える。それでもメニューを変えたことへの強い戸惑いを口にする今井に、沙織は日出男が書いていたというレシピノートを取り出した。倒れる1ヵ月前まで日出男が新しいメニューを考案していたことを知って驚く今井。沙織は、未完のレシピが記されたそのノートを今井に差し出し、日出男が残したレシピを完成させて欲しいと告げる。 そんな折、今井に引き抜きの話が…。
【川田】升毅

第3話2013/01/2711.2%【脚本】黒岩勉
【演出】城宝秀則
美食の女王来店!嫌な注文
開店前の『ロッカビアンカ』の厨房では、江崎究(江口洋介)がパスタのゆで時間が5秒長いと、木村数馬(八嶋智人)に作り直しを命じていた。憤りながらも仕方なくやり直す数馬。ホールでは支配人の辰巳沙織(倉科カナ)が仕込んだグルメ雑誌の取材が行われていて、給仕長の瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)、副料理長の今井耕助(松重豊)が立ち会っていた。だが、その取材中、新メニューに伴う『ロッカビアンカ』の新しいコンセプトを聞かれた沙織は、何も答えることができず、黙り込んでしまう。

新メニューは好評を得るも、その日の営業でも客足は伸びず、沙織は自分のせいかもしれないと落ち込む。本宮恵理子(柴本幸)は、ブログの書き込みが大きな影響を持つカリスマ美食家・朝倉恭子(真野響子)を招待しようと提案する。
同じころ、あるフレンチレストランにいた朝倉は、帰り際、支配人からお土産と共に"原稿料"を受け取っていた。

江崎は仕込み前の時間を利用して新メニューの研究を続けていた。そんな江崎を尻目に、今井たち厨房チームは休憩室でひと息ついていた。そこへ、沙織が先日の取材の掲載誌を持ってきた。しかし、期待とは裏腹に、記事は最後のページに小さく載っていただけだった。記者にちゃんと店のことを伝えたのか、と数馬から問われた沙織は言葉に詰まった。

その夜、招待状を手に朝倉がやって来る。感激する沙織だが、朝倉はいつも座っている席がいいと、すでにその席に座っていた客を移動させるよう訴える。困った沙織は瀬川に相談する。だが、朝倉はその間に怒って帰ってしまう。恵理子がその経緯を厨房スタッフに報告していると、その脇で江崎と数馬の言い合いが始まった。やり直しを命じる江崎に、怒って厨房を出て行ってしまう数馬。今井は数馬を追いかけ、認められているからうるさく言われるんだ、とフォローをする。厨房内の出来事を見ていた沙織は、閉店後、じっくり話がしたいと江崎を食事に誘う。

数日後、朝倉のブログに『ロッカビアンカ』の酷評記事がアップされた。顔面蒼白の沙織に、瀬川は謝罪して改めて誘うことを提案する。が、従業員たちがそろって慌てているのを見た江崎は突然笑い出し…。
【朝倉 恭子】真野響子
【小林 勝則】山中崇
【小林 文乃】村井美樹
【小林 健太】須田瑛斗
【小林 未来】大谷美玲

第4話2013/02/039.5%【脚本】黒岩勉
【演出】小林義則
届け!パスタにのせた想い
少しずつだが以前のような活気を取り戻しつつある『ロッカビアンカ』。厨房では、オーダーを受けた江崎究(江口洋介)が木村数馬(八嶋智人)に指示を出すが、それを武藤はづき(関めぐみ)が奪うようにして仕事をこなしていく。数馬は、そんなはづきの働きぶりがおもしろくない。

閉店後、瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)が看板を片付けるために外に出ると、手伝いに来た中野千尋(篠原真衣)が、路上駐車している車を見つけた。その車が1ヵ月ほど前から、よく店の周りに停まっていると知った壮一は辰巳沙織(倉科カナ)に報告するが、正体がわからないため、従業員たちには内緒でしばらく様子を見ることにする。しかし、千尋が皆に話してしまったため、翌日のミーティング時には車の存在が従業員たちに知れわたっていた。大塚弥生(池津祥子)が、車の中の人物が巡回中の警察官に警察手帳を見せているのを目撃したと言い出したため、従業員の誰が警察に追われているのではないかとざわつく一同。数馬が口火を切り、その場にいなかった江崎に疑いがかかる。

店がオープンすると、常連客の奥園明美(濱田マリ)もやって来て、『ロッカビアンカ』はいつもの風景に戻る。厨房では、ますますやる気を出していたはづきが、皆の制止も聞かずに重い寸胴鍋を持ちあげようとして中身をこぼしてしまう。今井耕助(松重豊)は、手に火傷を負ったはづきに、すぐに病院に行くよう指示をする。が、大丈夫だからと動こうとしないはづきに、江崎はケガをしている人間は邪魔だから厨房から出ていくよう命じる。

病院から戻ってきたはづきは、江崎にイタリアにある名店『テレーザ』には女性の料理人がいたのかを尋ねる。一流と呼ばれる料理人は男ばかりだと訴えるはづきに、江崎はくだらない質問だ、と言い放つ。

あくる日、出社してきたはづきに、車に乗っていた刑事たちが話しかけてきて…。
【武藤 洋文】北見敏之
【藤原 美香】加藤やよい
【加藤 綾子】加藤綾子

第5話2013/02/1011%【脚本】小川真
【演出】星護
空飛ぶタコと小さな奇跡
『ロッカビアンカ』のスタッフたちが、家庭の内情や好きな異性のタイプを話題に賄いを食べていると、仕入れに出かけていた江崎究(江口洋介)が帰ってくる。武藤はづき(関めぐみ)から、奥さんはいるのかを尋ねられた江崎は、いるにはいる、とだけ答えると、仕込みのために厨房に入ってしまう。

ワインセラーでワイン整理をしていた本宮恵理子(柴本幸)の元へ、不倫関係にある夏野大樹(袴田吉彦)がやって来る。夏野は家庭がうまくいっていないことをアピールし、恵理子を温泉旅行に誘う。OKの返事をもらい、嬉しそうにワインセラーを出てきた夏野の前に瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)が現れた。焦る夏野に、瀬川は以前から知っていたことを告げ、店に迷惑さえかけなければいい、と口外しない約束をする。

その直後、夏野は妻・愛美(森カンナ)からの電話で、今夜、ママ友たちと『ロッカビアンカ』に来ることになったと知らされる。慌てた夏野は瀬川を呼び出し、愛美が妻であることを恵理子らスタッフたちに秘密にするよう頼む。渋々、最善を尽くすと約束する瀬川に、夏野は妻に自分が新料理長だとウソをついていることを話し、呆れられる。

店がオープンした。厨房が忙しくなるが、夏野は仕事に集中できず、ちょっとしたミスを繰り返す。やがて、愛美たちがやってきた。対応した瀬川が、料理長には救われたと話しているのを聞いた恵理子は、愛美が江崎の妻だと勘違いする。興味津々で愛美に接する恵理子。同じころ、別のテーブルにひとりで来ていた女性客(原沙知絵)がいた。メニューにないものを次々にオーダーする女性客に、辰巳沙織(倉科カナ)は戸惑いつつ厨房へオーダーを通す。困惑する厨房スタッフだが、江崎は、その女性が頼んだワインを聞き、料理は自分が全部作ると言い出す。

そんな中、沙織は恵理子から愛美が江崎の妻だと聞く。苦しい言い訳で制止しようとする瀬川の苦労もむなしく、沙織は愛美の元へ挨拶に向かい…。
【夏野 愛美】森カンナ
【夏野 萌】池田結南
【江崎 真理】原沙知絵

第6話2013/02/178.6%【脚本】浪江裕史
【演出】土方政人
まず始めに前菜を
『ロッカビアンカ』に有名雑誌から取材依頼がきた。前回の小さな記事とは違い、4ページの大特集だという。スタッフは、江崎究(江口洋介)の横柄な態度が相手を不愉快にさせるのではと不安を抱くが、今回はアンティパストの特集で取材対象が浜岡孝太郎(志賀廣太郎)だと聞いて安心する。ところが浜岡は、取材は断って欲しいという。辰巳沙織(倉科カナ)たちは必死に浜岡を説得したが、同意を得ることはできなかった。

いつものように、閉店後に辰巳日出男(風間杜夫)が入院している病院を訪れた沙織は、見舞いに来ていた浜岡と遭遇する。沙織は、日出男が戻ってくる時にお客様の笑顔があふれる店にするためにはどんなことでもしたいと訴え、取材を受けて欲しいと再び説得する。

数日後、浜岡の取材が行われた。記者の質問に少ない言葉で返す浜岡を不安気に見ていた沙織だが、取材はなんとか無事に終了する。やがて、掲載誌が発売になると予想以上の反響があり、喜ぶ沙織や瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)。そんな中、ひとりで来ていた男性客(弓削智久)が、出されたアンティパストに手を付けず、作った者を呼べと言い出す。その乱暴な態度に戸惑う沙織に、男は浜岡の写真が掲載されている雑誌を開き、この店は人殺しが作った料理を出している、と大声で騒ぎだした。ホールスタッフの平石雅弘(渡辺邦斗)が慌てて厨房へ報告に行くと、浜岡はエプロンを外してホールへ向かう。

ホールでは騒ぎが続いており、瀬川が必死で男をなだめようとしていた。そこへ浜岡がやってくる。男は浜岡を見るなり、こいつが自分の父親を殺したと詰め寄り…。
【中村 弓子】堀内敬子
【男性客】弓削智久

第7話2013/02/249%【脚本】黒岩勉
【演出】城宝秀則
最後の晩餐と叫ぶ皿洗い
『ロッカビアンカ』の厨房に江崎究(江口洋介)が駆け込んできた。江崎は、通勤中に浮かんだ新しい料理のアイデアを試すために、すぐに古田博巳(町田宏器)に食材の在庫を確認する。ところが、古田の姿はなく、今井耕助(松重豊)から病気で休みだと伝えられた。実は数10分前、仕込みをしていた古田に対して、木村数馬(八嶋智人)と梶信成(越村友一)は仕事が遅いと叱っていた。その際、“足手まとい”と言われ、傷ついた古田は店を飛び出してしまったのだ。焦ったふたりから相談を受けた今井は、閉店後に説得に行く約束をした。そして、古田が戻り辛くならないように江崎や他のスタッフたちには病欠だと言ってごまかすことにする。

44歳で現役を続けているサッカー選手の黒木春人(東幹久)が来店した。黒木はざわつく周囲の声を気にとめることなく、先に来ていたテレビ局のスタッフと合流する。そこへ、料理長から直接おすすめ料理を聞きたいという要望を受けた江崎がテーブルへやって来た。黒木は江崎を見るなり驚き、イスから立ち上がる。

閉店後、江崎と黒木は食事に行くことになった。黒木から誘われて一緒に来た辰巳沙織(倉科カナ)は、そこでふたりが20年来の知り合いで、イタリアで出会ったと聞く。小さなクラブチームの練習生だった黒木と、小さな食堂で見習いとして働いていた江崎は意気投合して仲良くなったという。

そんな中、沙織は大塚弥生(池津祥子)から頼まれていたサインを黒木にお願いする。すると黒木は現役最後のサインかもしれないと言い、現役を引退して解説者になると明るく話す。そんな黒木を見ていた江崎は…。

同じころ、今井は古田を家の近所の喫茶店に呼び出していた。数馬と信成が隠れて話を聞く中、今井は古田の説得を始める。
【黒木 春人】東幹久

第8話2013/03/039%【脚本】小川真
【演出】星護
まずいと言った最強の敵!
『ロッカビアンカ』で仕込み中の江崎究(江口洋介)の元へ、武藤はづき(関めぐみ)が試作のパスタを持ってきた。修正を加えれば春の新メニューに加えてもいいという江崎の言葉に驚く厨房スタッフたち。そこで江崎は、誰でも一定のクオリティーをクリアすれば新メニューに採用すると告げる。が、盛り上がるスタッフたちをしり目に、木村数馬(八嶋智人)だけは淡々と仕事をこなしていた。

閉店後も帰ることなく新メニュー開発にいそしむスタッフたちを見た数馬は、ふてくされて瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)と今井耕助(松重豊)を居酒屋へ誘う。ここ最近の数馬の投げやりな態度が気になっていた今井は、理由を尋ねた。しかし、数馬ははぐらかすばかりで何も言わない。

その夜、数馬が家に帰ると、息子の翔馬(山田瑛瑠)を連れて実家に戻っていた妻・正美(西田尚美)が居た。驚く数馬に、正美は父親が入院したから落ち着くまでの数日間だけ翔馬を預かって欲しいという。しかし正美は、この家に戻るつもりはないと言い切り、出て行った理由を教えろという数馬の質問にも答えることなく帰っていく。

あくる朝、翔馬と朝食を食べていた数馬は、『ロッカビアンカ』の人たちには別居中であることは言わないように口止めをする。

いつものように江崎が厨房で新メニューを考案していると、学校帰りの翔馬がやってきた。が、江崎が作った試作品に興味を抱いた翔馬は、それを触ってしまい江崎から怒鳴られる。辰巳沙織(倉科カナ)はそんな江崎を責めた。数馬は、それをさえぎるようにして江崎に謝り、スタッフたちにも事情を話す。正美は以前、『ロッカビアンカ』のホール係として働いており、『ロッカビアンカ』でウェディングパーティーを開いている縁もあるため、瀬川や大塚弥生(池津祥子)らは、家族みたいなものだから、と快く受け入れる。

仕込みが終えた数馬は、翔馬を厨房に呼び、邪魔にならない隅で食べるようにと夕食のラザニアを渡す。浜岡孝太郎(志賀廣太郎)は、そんな翔馬に江崎が作った料理を持っていった。だが、それをひと口食べた翔馬は、「まずい」と言い出し…。
【木村 翔馬】山田瑛瑠
【木村 正美】西田尚美

第9話2013/03/108.3%【脚本】小川真
【演出】土方政人
あぁ、神様!料理長が不在
江崎究(江口洋介)、木村数馬(八嶋智人)、浜岡孝太郎(志賀廣太郎)、平石雅弘(渡辺邦斗)は、常連客からの依頼で誕生日パーティーのケータリングサービスをするために海辺の別荘へ来ていた。

午後2時、パーティーが終わり4人は平石の運転する車で別荘を出発するが、江崎が港にある土産物店へ寄ると言い出した。店内に並んだ新鮮な魚介類に目を輝かせてはしゃぐ江崎。

そのころ、『ロッカビアンカ』で仕込みを行っていた今井耕助(松重豊)は、通路に置かれたダンボールを運ぼうとして腰を痛めてしまう。動けなくなった今井を休憩室で休ませ、夏野大樹(袴田吉彦)たちは残りの仕込みを行う。

辰巳沙織(倉科カナ)から今井が動けなくなったと連絡を受けた江崎たちは、慌てて土産物店を飛び出したが、国道の渋滞にはまってしまってなかなか進めない。このままでは店のオープンに間に合わないと、江崎はカーナビにある抜け道を行くように指示を出す。ところが、しばらく行ったところで通行止めの看板が出てきた。他に道はなく、先ほどの国道まで戻ることになり、数馬は沙織にオープンまでに間に合わないと連絡を入れる。その電話で、今日の予約が6組だと聞いた江崎は、今いる厨房スタッフで料理を作るよう指示を出す。電話を切った沙織は瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)と相談し、江崎たちが戻るまでは予約客以外は断ることにする。

店がオープンした。続々と6組の予約客がやってきて、夏野たちは必死に料理を作っていく。そこへ、常連客である篠崎がオペラサークルのメンバー7人と共にやって来た。断ろうとする沙織だが、すでに予約済みだと聞いて予約帳を確認する。すると自分の日付の記入ミスであることがわかり、江崎たちが到着する予定時刻も近いことから、篠崎たち8人を受け入れることに。沙織は現在地を確認するために数馬に電話を入れるが、再び道に迷っていてあと1時間はかかるという。落ち込む沙織に、江崎はメイン料理を出すまでには戻れると告げるが…。
【岩崎 美代子】市川千恵子
【篠崎】田島令子

第10話2013/03/179.1%【脚本】黒岩勉
【演出】村谷嘉則
店がなくなる!?決断の時
『ロッカビアンカ』の厨房で、仕入れてきた高級な鶏肉を前にご機嫌になっている江崎究(江口洋介)の元へ辰巳沙織(倉科カナ)がやってきた。沙織は遠慮がちに材料費を下げて欲しいとお願いするが、江崎は即答で断った。儲けのために味を落とすわけにはいかないと断固として首を縦に振らない江崎に、沙織は勢いで支配人命令だと言い放つ。江崎はそれならば店を辞めると言い出し、今井耕助(松重豊)と瀬川壮一(ユースケ・サンタマリア)が慌てて止めに入る。瀬川はお金は自分がなんとかすると言って、その場を収めた。

閉店後、店を出てきた大塚弥生(池津祥子)は、冬樹恒彦(勝村政信)とぶつかる。知り合いに似ていると、冬樹にじっと見つめられた弥生は胸をときめかせる。弥生が去った後、冬樹は『ロッカビアンカ』の写真を撮り始めた。同じころ、沙織、今井、瀬川は赤字解消のため、ランチを始めることを決める。

 あくる日、今井からランチを始めたいと言われた厨房スタッフは、仕事量が増えると不満を訴えつつ渋々了承する。そこへ江崎が入って来た。反応を恐れつつ、今井がランチの件を切り出すと、江崎は料理が倍作れるということだと快諾する。

ある日、街を歩いていた梶信成(越村友一)と古田博巳(町田宏器)は、消費者金融店から厳しい顔で出てくる瀬川を見かける。ふたりは、沙織らが集まる休憩室でそのことを報告する。すると本宮恵理子(柴本幸)も、瀬川からの支払いが遅れることが多いと仕入れ業者から言われたことを話す。一同は、瀬川が店の金を使いこんでいるのではないかと疑い始める。そこへ、銀行の人が来たと沙織に声がかかる。

来たのは、数日前に店の写真を撮っていた冬樹だった。冬樹は、銀行の融資調査課だと自己紹介し、ローンの返済が3ヵ月滞っていることを告げる。瀬川とは何度か相談していたと言い、今日から3日間で店の収支状況の確認を行うという。改善の見込みがないと判断した場合は差し押さえもあると聞き、驚く沙織たち。冬樹はさっそく帳簿調査を始めるが、そこへ業者に立ち寄っていたため遅れていた瀬川が現れ…。
【冬樹 恒彦】勝村政信
【佐藤 久美子】清野優美
【海道】渡辺真起子

第11話2013/03/248.5%【脚本】黒岩勉
【演出】星護
これが最後の味
江崎究(江口洋介)は、以前修行していたイタリアの有名店『テレーザ』から、新しくオープンするシンガポール支店の料理長になって欲しいと誘われる。『テレーザ』のマネージャー・フェリーニは、2日後に来日する際に返事が欲しいという。

同じころ、『ロッカビアンカ』では、客からメニューにはないかぼちゃのトルテッリが食べたいというオーダーが入る。今井耕助(松重豊)は味の決め手となるモスタルダがないからと断る。しかし、どうしても食べたいと再度オーダーが入ったため、いまあるものを使って即席でモスタルダを作ることにした。

帰る途中、店に電話を入れた江崎は辰巳沙織(倉科カナ)から状況を聞き、最終的な味の調整は自分がやるからと、料理を出すのは待つように指示を出す。しかし、沙織がそれを伝える前に料理がテーブルに出されてしまった。

店に着いた江崎は、着替えもせずに厨房に飛び込んでくる。料理がすでに出されたと聞き、残ったもので味見をした江崎は、その想像以上の美味しさに驚く。白衣に着替えるため厨房を出た江崎は、今井の指示の下きびきびと働く厨房スタッフたちを無言で見つめる。

ある日、ランチ営業後にみんなでくつろいでいると、沙織が翌日に『カーザ・トリーノ』から予約が入ったと飛び込んでくる。『カーザ・トリーノ』とは、世界中のイタリアン・レストランを三ツ星で格付けしているガイドブックで、アジアには星が2つの店はなく、星1つの店も、日本には『ロッカビアンカ』を含め3軒しかないほど評価が厳しい。今回の評価で星がなくなればダメージは大きいと困惑する一同。しかも、江崎が格付け評価のために料理を作ってくれるかどうかもわからなかった。

沙織が事情を話すと、意外にも江崎はすんなりと引き受ける。舌の肥えた審査員をギャフンと言わせたらさぞかし気持ちがいいだろうと、今井に話をふる江崎。今井がその言葉に同意した直後、江崎は『カーザ・トリーノ』の審査員に出す料理はすべて今井に任せると言い出し…。
【カルロ】リカルド・バルザリーニ
【アンナ】シルビア・テッローニ

   

【dinner】スタッフ

脚本
黒岩勉, 田辺満, 小川真, 浪江裕史
音楽
佐橋俊彦
演出
星護, 城宝秀則, 小林義則, 土方政人, 村谷嘉則
演出補
村谷嘉則, 倉木義典, 下向英輝
プロデューサー
小椋久雄, 山崎淳子
プロデューサー補
齋藤理恵子
制作
フジテレビ
制作著作
共同テレビ
                  

【dinner】出演者

江崎 究
江口洋介
辰巳 沙織
倉科カナ
瀬川 壮一
ユースケ・サンタマリア
辰巳 日出男
風間杜夫
今井 耕助
松重豊
夏野 大樹
袴田吉彦
木村 数馬
八嶋智人
木村 数馬(少年期)
溝口怜冴
武藤 はづき
関めぐみ
武藤 はづき(少女期)
遠藤璃菜
浜岡 孝太郎
志賀廣太郎
大塚 弥生
池津祥子
梶 信成
越村友一
古田 博巳
町田宏器
本宮 恵理子
柴本幸
中野 千尋
篠原真衣
平石 雅弘
渡辺邦斗
大橋 悟
伊藤祐輝
                  
2013冬ドラマ