【無料動画視聴】最後から二番目の恋【あらすじ】

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最後から二番目の恋

2012冬ドラマ【最後から二番目の恋】

放送局
フジテレビ
放送開始日
2012/01/12
放送時間
木曜22:00~
主題歌
浜崎あゆみ【how beautiful you are】

2012年1月クールの『木曜劇場』は、岡田惠和さんの完全オリジナル脚本、小泉今日子さんと中井貴一さんのW主演による『最後から二番目の恋』をおおくりします。フジテレビの連続ドラマ主演は1999年以来!という小泉今日子さんと、2008年以来のフジテレビ連続ドラマ主演となる中井貴一さんが、古都・鎌倉を舞台に“大人の恋”を演じます。

 小泉さんが演じるのは45歳独身のテレビ局ドラマプロデューサー・吉野千明。恋愛というよりは健康や老後など将来への不安を感じる年齢…。仕事と家庭の両立という入社当時に描いた未来と全く違う現在の自分…。ここでゆっくりとした時間を過ごしたら何かが変わるの…? 千明は、老後のためにも、いま流行の友だちと古民家を借りて住むのも良いかも、と軽い気持ちで鎌倉まで下見に行きます。 そんな時、千明は、中井さん演じる、鎌倉で市役所勤めをしている50歳の独身男性・長倉和平と出会います。和平は、妻と死別した寂しい子持ち男でした。
 古都・鎌倉を舞台に、こうして明るくも切ない大人の青春ドラマが幕をあけます。果たして、さまざまな経験を重ねてきた“大人”の恋の結末は?

 そんなふたりの恋をかき回すのは、和平の家族たち。
 坂口憲二さん演じる自由奔放にしてどこか薄幸のイケメン弟・長倉真平は、小泉さん扮する千明を口説き、三角関係に。さらに、飯島直子さん演じる家庭崩壊寸前の口うるさい妹・水谷(旧姓・長倉)典子は同世代として千明をやっかみ、内田有紀さん演じる世間とうまく調和が図れない、危ういもうひとりの妹・長倉万理子は彼女の内面をえぐり…。
 こうした個性的な面々との関わりの中、千明と和平は、さまざまな壁にぶつかりながらも、本当のしあわせをつかもうとします。

 脚本を手がけるのは、岡田惠和さん。温かな人間ドラマに定評のある岡田さんが、男と女のかけひき、そして胸が締めつけられるような切ない想いを描きます。

 来年でデビュー30周年を迎える小泉今日子さん。岡田惠和さん脚本、中井貴一さんとのW主演という布陣で制作されたドラマ『まだ恋は始まらない』(1995年)は大ヒットを記録しました。本作で実現した“17年ぶりの再会”が、メモリアルイヤーに華を添えます!

   
   
第1話2012/01/1212.1%
寂しくない大人なんていない
吉野千明(小泉今日子)は、JMTテレビでドラマのプロデュースを手がける45歳の独身女性。がむしゃらに仕事をしていくつかのドラマを世に送り出した千明は、プライベートでも人並み以上に恋愛をしてきた。しかし最近、いつまでも現場にいられると思うな、と上司から釘を刺され、次回作が最後の作品になる可能性もあった。恋愛も随分ご無沙汰で、いまや女友だちとの話題は、専ら健康や老後のことばかりだった。

 長倉和平(中井貴一)は、鎌倉市役所の観光推進課で課長を務める50歳の独身男性。両親を早くに亡くしたため、弟妹の親代わりを務めてきた和平は、現在、双子の弟妹・真平(坂口憲二)と万理子(内田有紀)、死別した妻との間に生まれた11歳になる娘・えりな(白本彩奈)と暮らしている。真平は、自宅の1階を改装したカフェの店長。万理子は、繊細な心の持ち主ゆえ、何をやっても長続きしないフリーターだ。長女の典子(飯島直子)は、高校時代の体育教師・水谷広行(浅野和之)と結婚して家を出たものの、毎日のように実家に入り浸っていた。

 千明は、美人脚本家として人気の栗山ハルカ(益若つばさ)と組んで連続ドラマを作るよう命じられる。だが、締め切りを守らない上に全く面白くない本を書いてきたハルカに激しくダメ出しをしている最中、めまいや吐き気など、更年期特有の症状に襲われた千明は、病院に運ばれてしまう。
 独身仲間の荒木啓子(森口博子)と水野祥子(渡辺真起子)は、退院した千明をねぎらった。入院中、家族がいないことをしみじみと感じたという千明は、以前、啓子たちと冗談半分で話していた、鎌倉の古民家で一緒に暮らす、というアイデアを実行しようと言い出す。





 あくる日、千明は、事前に調べておいた情報をもとに、鎌倉を訪れる。写真を撮ったりしながら散策を楽しみ、目的の古民家にたどりついた千明は、売りに出されているその家の隣家が古民家を改装したカフェだと知る。そこは、真平が店長をしている店『ながくら』だった。

 同じころ、和平は、クレーマー・一条(織本順吉)の対応をしていた。今度のクレームは、勝手に他人の家を覗いたり写真を撮ったりしている女がいる、というものだった。和平は、撮影の自粛を呼びかける看板を作って一条の家を訪れた。そのとき一条は、携帯電話のカメラで撮影したという証拠写真を和平に見せた。

さわやかで自由奔放な雰囲気を持つ真平にときめきながら『ながくら』を後にした千明は、海岸に立ち寄る。そこで千明は、部下たちと海岸を掃除していた和平と出会った。最初のうちは和やかに談笑していたふたりだったが、週刊誌などに乗せられて鎌倉に引っ越してくる40代の独身女性がトラブルを起こしている、という和平の言葉に千明が反発し、険悪な雰囲気になってしまう。

 千明は、一緒に住もうと言っていた啓子と祥子には裏切られたものの、鎌倉への移住を決意する。見学に行った古民家を購入した千明は、さっそく長倉家に挨拶に行った。が、そこで和平と再会した千明は、年齢の話をめぐって再び彼と言い合いになってしまう。
 その夜、千明は、すきま風の寒さに耐えられず、コンビニまでカイロを買いに行く。が、戻ってきて玄関を開けたとたん、ネズミが出現し、大声を上げてしまう千明。その声を聞いて駆けつけた真平は、朝まで一緒にいてあげる、と言い出し…。

第2話2012/01/1912.8%
ひとりって切ないくらい自由
鎌倉の古民家を購入して移り住んだJMTテレビのドラマプロデューサー・吉野千明(小泉今日子)は、隣に住む長倉和平(中井貴一)ら長倉家の面々と知り合う。和平は、鎌倉市役所の観光推進課に勤める50歳の独身男で、双子の弟妹、真平(坂口憲二)と万理子(内田有紀)、亡き妻との間に生まれたひとり娘のえりな(白本彩奈)と暮らしていた。真平は自宅1階を改装したカフェの店長、万理子はフリーターだった。

 鎌倉に引っ越して最初の夜、ネズミに驚いて大声をあげてしまった千明は、やってきた真平から、朝まで一緒にいてずっと抱きしめていてあげる、と言われる。バカにされたと思い、真平の誘いを断る千明。その話を聞いた千明の独身仲間、荒木啓子(森口博子)と水野祥子(渡辺真起子)は、「据え膳食わぬは女の恥」と言って千明を非難した。

 一方、和平は、日ごろから何かと市役所に要望を出してくる市民のひとり、一条(織本順吉)から、いきなり見合い写真を手渡される。相手は50代の美しい未亡人だった。しかも、和平の部下・大橋知美(佐津川愛美)は、その女性のことを知っているらしい。

 千明は、人気の美人脚本家・栗山ハルカ(益若つばさ)と組んで新しい連続ドラマに取り組んでいた。そんな折、万理子が、内緒で撮影した千明の顔写真を出会い系のネット掲示板に公開したことが思わぬ騒動を引き起こす。仕事の帰り、千明は、思いっきり買い物をして憂さ晴らしをした。が、そのときたまたま、万理子が掲示板で指定した待ち合わせ場所に来てしまったのだ。目印のバナナを手にしたふたりの男からいきなり声をかけられ、不審がる千明。しかも、遅れてその場所にやってきた3人目の男は、何と典子(飯島直子)の夫・水谷広行(浅野和之)だった。そんな状況にパニックを起こした万理子は、慌ててその場から逃げだした。

 帰宅した万理子は、家に典子が来ていることを知るとますます動揺し、何も言わずに自室に逃げ込んだ。駅で一緒になった千明とともに帰宅した和平は、典子から、万理子の件を聞かされる。典子は、千明を引っ張りこみ、万理子を説得してほしい、と頼んだ。万理子が部屋に引きこもると、和平たちが説得してもまったく効果がないというのだ。するとそこに広行が現れ、事態はさらに複雑に…。

 千明は、万理子の部屋の前で、とりあえず彼女に話しかけた。恋愛関係のトラブルではないかと思い、万理子を励まそうとした千明は、いつの間にか、自分の失恋話を始めていた。本気で好きだった年下の男と暮らし始めたまではよかったが、たった2週間ほどで彼がいなくなってしまったこと、玄関には「ごめん、無理」と書かれたポストイットが貼られていたこと…。千明にとって、いまのところそれが最後の恋だった。万理子は、一度顔を出した。が、こうなったのは恋愛関係の話ではないが何があったかは言えない、といって再び部屋に籠ってしまい…。

 和平は、家族のトラブルに巻き込んでしまったことを千明に謝り、彼女を玄関先まで見送った。そんな和平に、失恋話のことは後で思い出して笑ってください、と告げる千明。すると和平は、「笑いませんよ」と返した。事故で突然妻を失ってしまった自分は、妻との恋が最後だったのかそうじゃなかったのか、もう自分の恋は終わりなのか、そういう結論が出ていない、というのだ。「だから、あんな風に笑える最後の恋ネタを持っているあなたが羨ましいです」。和平は、千明にそう告げた。

 それからしばらく後、千明の家にやってきた真平は、彼女のために夕食の準備を始める。その際、真平は、万理子の心が不安定なのは自分のせいだ、と千明に話す。万理子は、真平がいつかいなくなってしまうのではないか、と思っているのだという。

 和平は、一条から預かった見合い写真を見ていた。するとそこに知美が現れ、和平の見合い相手は自分の母親だ、と打ち明ける。驚いている和平に対し、知美はおもむろに自分の写真を差し出すと、自分も見合いに立候補することにした、と告げ…。

 真平は、食事の準備を整えた。そんな彼の姿を見つめていた千明は、この前の誘いはまだ生きているか、と切り出して…。

第3話2012/01/2611.8%
大人の青春を笑うな!
吉野千明(小泉今日子)は、長倉和平(中井貴一)の弟・真平(坂口憲二)と一夜をともにした。素敵な夜を過ごした千明は、あくる朝、真平と朝食をとるために一緒に長倉家に行く。するとそこには、和平と彼の娘・えりな(白本彩奈)の姿があった。和平だけでなく、えりなにまで真平との関係を悟られてしまった千明は、恥ずかしさを隠せなかった。

 そこに、水谷典子(飯島直子)が夫の広行(浅野和之)を連れてやってくる。典子は、前の晩、突然自室に引きこもってしまった万理子(内田有紀)を部屋から強引に引っ張り出すと、本当のことを話すよう万理子に命じた。観念した万理子は、千明の写真を勝手に出会い系サイトに登録したこと、それにつられてやってきた3人の男のひとりが広行だったことを告白する。万理子によれば、それは自分に対する社会の評価を確認するためだという。万理子の写真を使った場合、10人程度は待ち合わせ場所に集まるらしい。典子は、若い女性ならまだしも、自分と同い年の千明につられた広行に怒りをぶつけると、返す刀で、結婚もしないで若作りしている女は嫌いだ、などと千明にも噛みつく。典子の言葉にカチンときた千明は、自分をキレイに見せようと一生懸命努力して何が悪いのか、と反論した。そのやり取りに耐えかねた和平は、夫婦の問題なのだからふたりでやれ、と典子に言い放つ。

 そんな騒動の後、市役所に出勤した和平は、クレーマーの一条(織本順吉)から呼び出される。一条は、和平と大橋秀子(美保純)という女性を見合いさせようとしていた。が、和平が、秀子の娘で、観光推進課の部下でもある知美(佐津川愛美)とも同時に見合いすることになったと知ると、「俺なら両方と付き合う」などと言い出す始末。困惑した和平は、今回の見合い話は断りたいと一条に告げるが…。

 同じころ、千明は、JMT テレビのスタッフルームで、自分が書いたプロットをスタッフたちに見せていた。それは、万理子が千明の写真を使った出会い系の一件をネタにしたものだった。脚本家の栗山ハルカ(益若つばさ)も千明のネタを気に入ったようだった。
 その夜、千明は、荒木啓子(森口博子)、水野祥子(渡辺真起子)と飲みに行き、真平とのことや、出会い系の件を話し、盛り上がる。ほろ酔い加減で千明が極楽寺駅に着くと、そこに真平の姿があった。千明のことを待っていたのだという。それを知った和平は、千明のことを好きになったのではないか、と真平に問いかけた。真平は、いつものように、特定の誰かのことをそんな風に思ったりしない、と返した。すると和平は、結婚したくなったり子どもを作りたくなったりしたらそうすればいいじゃないか、と真平に告げ…。

 あくる日、和平は、JMTテレビを訪れ、千明に会いに行く。典子たちが迷惑をかけた件を、キチンと謝るためだった。その際、和平は、千明に大橋母娘とのW見合いの話を打ち明けた。千明は、その件をいまも引きずっているという和平に、何もないより傷ついたり失敗したりする方が楽しい、と告げる。続けて千明は、真平とのこともそう考えることにした、と和平に話した。

 日曜日、買い物に出かけた和平は、秀子と偶然出会う。秀子は、再婚する気持ちはなかったが見合い話が来て嬉しかったことや、恋愛っぽいことをしてみたかったという正直な気持ちを、和平に打ち明ける。その思いに共感した和平は、立ち去ろうとしていた秀子を呼びとめ、彼女がデートで行ってみたいと思っていたという店にいまから一緒に行かないか、と声をかけた。

 同じころ、買い物を終えて江ノ電に乗った千明は、真平が女性と一緒に歩いている姿を見てしまい…。

第4話2012/02/0211.4%
女が年取るってせつないよね
吉野千明(小泉今日子)は、長倉真平(坂口憲二)が若い女性と一緒にいるところを目撃し、ショックを受ける。そこに突然現れた真平の双子の姉・万理子(内田有紀)は、一緒にいた女性は小学校時代の同級生だった畑中みどり(吉田羊)だと告げると、千明の反応を楽しむようにその表情をうかがった。

 同じころ、和平(中井貴一)は、見合いをする予定だった大橋秀子(美保純)と街中で偶然出会い、一緒にカフェに行くことに。秀子は、和平に思いを寄せている知美(佐津川愛美)の母親でもあった。そのため、秀子、知美と同時に見合いをすることになりそうだった和平は、余計なトラブルを避けるためにその話を断っていた。

 和平は、秀子とともに、最近人気を集めているという地元のカフェを訪れた。そのカフェは、秀子が以前から行ってみたいと思っていた店だという。お互いに照れながらも、それなりにいい雰囲気で会話を楽しむふたり。そこにやってきたのが、千明と万理子だった。千明は、万理子からみどりの話を教えてもらおうと、彼女をこの店に誘ったのだ。和平の姿に気づいた千明は、一緒にいた秀子がW見合いの母親の方だと察し、和平たちから離れた席についた。
 万理子は、みどりが離婚して地元に戻ってきたことを千明に明かした。そんな彼女に、自分ができることなら何でもする、と真平が申し出たのではないか、というのだ。しかも真平には、みどり以外にもそういう相手がいるのだという。するとその店に、真平とみどりが仲良さそうに手をつないで入ってくる。呆然となる千明。事態に気づいた和平も千明のことを心配していた。

 その夜、千明は、長倉家を訪れ、真平を自宅に誘った。真平に手料理をふるまうためだった。食事の支度をしている千明の後姿を見つめていた真平は、みどりのことを何も尋ねない彼女に礼を言い、後ろから抱きしめ…。

 あくる日、勤務中だった和平は、一条(織本順吉)から電話で呼び出される。和平と秀子がデートしたことに怒った知美が、一条にクレームを入れたからだった。和平は、口を挟もうとする一条を制して、率直な思いを知美に伝えた。好意を持ってもらえて嬉しかったが、自分はもうただのオジサンだから知美の相手としてふさわしくない、と…。すると知美は、ますます和平のことが好きになった、と返し、次は自分とデートをしてほしい、と言い出す。

 そんな折、千明は、荒木啓子(森口博子)、水野祥子(渡辺真起子)との飲み会に、脚本家の栗山ハルカ(益若つばさ)を連れていく。ドラマの参考にしたいのだという。ハルカは、千明たちの“痛いネタ”に大ウケだった。3人は、そんなハルカに、いまは笑っていられてもいつか自分もそうなる、と忠告する。するとハルカは、自分はもう結婚しているから大丈夫だと言って、夫と子どもの写真を見せ…。

 千明が帰宅すると、水谷典子(飯島直子)が勝手に家に入り込んでいた。典子は、夫の広行(浅野和之)とケンカして家を飛び出したのだ。典子の愚痴を聞いているうちに何だかしんみりしてしまった千明は、彼女と抱き合って泣いてしまう。

 一方、和平は、真平が病院の検査に行っていないことを知り、その理由を問い詰めようとした。しかし真平は、何も言おうとはせず…。

第5話2012/02/0912.6%
人生最後の恋って何だろう
吉野千明(小泉今日子)の家に水谷典子(飯島直子)が転がり込んできた。典子は、夫の広行(浅野和之)から、もう愛していないと言われたことにショックを受け、家を飛び出していた。典子は、夫や息子に対する不満を千明にぶちまけた。そのうちに何だかしんみりしてしまった千明と典子は、抱き合って一緒に泣いてしまう。

 同じころ、長倉和平(中井貴一)は、真平(坂口憲二)が病院の定期検査に行っていないことを知り、その理由を問い詰めていた。しかし、真平が何も言わずに部屋に逃げようとしたため、つかみ合いになってしまう。万理子(内田有紀)やえりな(白本彩奈)も、和平たちを止めることができずにいた。その拍子に、集めた桜貝を入れておいたビンが落ちた。我に返った真平は、いつどうなってもいいと覚悟をして生きているのに、検査のたびに弱気になってしまうからもう止めようと思った、と和平に打ち明ける。和平は、そんな真平に、急に変わってしまったのは千明の影響か、と尋ねた。しかし真平は、それを否定する。

 あくる朝、典子は、長倉家で朝食を食べようと、千明を引っ張っていく。典子がまた家出をしたと知った和平は、子どももいるのだから夫婦で話し合え、と説教した。しかし典子は、和平の言葉を無視し、万理子に向かって出会い系掲示板のやり方を教えてほしい、と言い出す。広行だってやっているのだから、このままでは悔しい、というのだ。和平は、そんな典子に言い聞かせようとした。しかし典子は、間違っていることはわかっている、と取り合わない。そればかりか、和平は正しいことしか言わないからつまらない、と言い出す。真平や万理子らも、典子の発言に同意した。すると千明は、真っ当で必要な言葉はつまらないものだと思う、と言い出し…。

 スタッフから電話で呼び出された千明は、APの三井(久保田磨希)とともに、脚本家の栗山ハルカ(益若つばさ)と会う。ハルカは、脚本が書けなくて苦しんでいるらしい。すると千明は、同情はしない、プロなのだから言い訳しないで書け、とハルカを叱咤した。千明の言葉に心を打たれたハルカは、それからわずか数時間で原稿を上げた。だが、送られてきたのは、同じクールに他局で放送されるドラマの第4話だった。ハルカが掛け持ちしていることすら知らなかった千明は、激しく落ち込んだ。

 一方、和平は、観光推進課の提案書を持って来年度の予算会議に出席する。しかし、観光推進課からの提案書は、すべて見送られてしまい、さすがの和平も落ち込んでしまう。

 そんな折、申し込めば参加できる観光推進課の企画『大人の鎌倉散歩』が開催される。和平は、部下の大橋知美(佐津川愛美)とともにそのガイド役を務めることになっていた。千明は、友人の荒木啓子(森口博子)、水野祥子(渡辺真起子)に誘われてその企画に参加した。知美がW見合いの娘の方だと気づいた千明は、それを啓子たちにも報告する。和平は、千明たちに弄ばれながらも、懸命に役目を果たそうとしていた。
 一行は、昼食をとるために真平の店に向かった。この企画の担当だった田所勉(松尾諭)が店の予約を忘れていたため、真平を頼るしかなかったのだ。啓子と祥子は、真平に興味津々だった。

 その夜、出会い系掲示板に写真をUPした典子は、万理子とともに、待ち合わせ場所に向かった。典子たちが離れて様子をうかがっていると、そこに現れたのは広行だった。広行は、みっともない真似はやめろ、とだけ忠告し、その場を立ち去った。それからしばらく後、冴えない中年男ふたりしか来ないことにがっかりした典子は、諦めて帰ろうとしたが…。

 帰宅した和平は、真平に礼を言うと、千明のことを切り出す。ふたりはお似合いだから付き合ってみたらどうか、というのだ。すると真平は、恋愛をしたことがないからわからないが、本当に仲が良いというのは、和平と千明のように何でも言い合える関係ではないか、と返す。

 同じころ、千明は、啓子と祥子を自宅に招き、古民家話で盛り上がり…。

第6話2012/02/1611.7%
今迄のどんな恋にも似てない
吉野千明(小泉今日子)は、買い物の途中で出会った長倉和平(中井貴一)を半ば強引に誘い、以前から行きたかったレストランで食事をする。しばらく前に千明は、その店でおごってもらう約束を和平としていたのだ。そこでメニューを決める際、いつものように言い合いになってしまうふたり。きっかけは、和平が、メニューは任せてもらっていいか、と言ったことだった。それに対し、千明が、自分の食べたいものは自分で決める、と反発したのだ。が、お互いにメニューを決めると、結局、食べたいものは一緒で…。

 同じころ、水谷典子(飯島直子)は、妹の万理子(内田有紀)も付き合わせて、出会い系掲示板で知り合った年下の男性と会っていた。相手は、22歳の村上文也(八神蓮)という青年だった。

 真平(坂口憲二)が店の看板を片付けていると、千明と和平が一緒に帰ってくる。それを見て嫉妬を覚えた真平は、その気持ちを正直に和平に伝え、千明と恋愛してみたい、と打ち明ける。

 夜、千明は、典子、万理子とともに、和平の話で盛り上がる。典子の結婚式で、和平が号泣したのだという。そこに和平の娘・えりな(白本彩奈)も加わり、さらに盛り上がる千明たち。その際、典子は、家族関係で悩んでいるという文也に気の利いたセリフを言いたいからアドバイスして欲しい、と千明に頼む。

 あくる朝、千明の家に、リュックを背負った真平がやってくる。真平は、天使は廃業することにしたから最後のお勤めから帰ってきたら付き合ってほしい、と千明に告白した。彼の思いを受け止め、OKする千明。その場に居合わせた典子は大喜びだった。

 和平は、大橋秀子(美保純)に誘われて、とあるカフェを訪れる。その際、和平は、今度は自分が行きたい店に秀子を誘うという約束だったが、その店には先に千明と行ってしまったことを正直に話した。すると秀子は、結婚相手を探しているのではなく疑似恋愛を楽しんでいるのだから、そういう誠実さはいらない、と返す。しかし和平は、何故自分が怒られなければならないのか、と納得がいかず…。

 同じころ、典子は、文也と会っていた。典子は、千明たちに考えてもらったセリフを彼に伝えた。

 千明は、脚本家の栗山ハルカ(益若つばさ)と台本作りを進めていた。その作業は、結局、翌朝までかかってしまう。

 和平は、今度は秀子の娘・知美(佐津川愛美)から誘われる。知美が予約したのは、先日、千明と一緒に訪れた店だった。

 千明は、友人の荒木啓子(森口博子)、水野祥子(渡辺真起子)と会い、真平のことを報告した。千明は、真平が、天使としての最後の仕事として女性と旅行に行っても、嫉妬していないことに気づき…。

 翌朝、千明は、典子に誘われて、長倉家で朝食をとる。和平は、真平が変わってくれて嬉しい、と千明に礼を言った。が、真平が病気のことも告白したと思い込んだ和平は、ついそのことに触れてしまい…。

第7話2012/02/2313.1%
恋ってどうすれば良いんだ?
吉野千明(小泉今日子)は、長倉和平(中井貴一)の弟・真平(坂口憲二)から好きだと告白され、彼と交際することになった。千明のおかげで真平が変わった、と喜んだ和平は、てっきり彼が自分の病気のことも打ち明けたものと思い込み、つい口にしてしまう。水谷典子(飯島直子)は、この際、千明にはすべてを話すべきだと主張した。和平は、悩みながらも、真平の病気のことを包み隠さず千明に打ち明けた。11歳のときに脳に腫瘍が見つかったこと、手術を受けたものの完全に切除することはできず再発の可能性が高いこと、それ以来いつ死んでもいいように、人に迷惑をかけないように生きてきたことを…。
 それに対して千明は、いつ死ぬかなんて誰にもわからない、と明るい表情で答えた。続けて、和平だって、病気や事故で明日死んでしまうかもしれないし、二股をかけている母娘と揉めて刺されてしまうこともあるかもしれない、などとつい言ってしまう千明。二股という言葉に反応した典子は、和平を非難した。娘のえりな(白本彩奈)も、最低だと思う、と冷たく言い放った。そこに、真平が戻ってきた。一緒に駅に向かった千明は、彼に事情を説明した。

 ほどなく長倉家に、和平の部下・大橋知美(佐津川愛美)が訪ねてくる。市長がVIPを鎌倉観光に連れて行くことになり、緊急招集がかかったが、和平の携帯電話がつながらなかったために呼びにきたのだという。典子や万理子(内田有紀)らは、和平が出かける支度をしている間に、知美から“二股疑惑”の真相を尋ねた。知美は、味方になってほしい、と典子たちに頼んだ。が、典子やえりなたちは、和平と知美がでかけると、ぶりっこだの服の合わせ方がいまいちだの言いたい放題だった。

 出社した千明は、脚本家の栗山ハルカ(益若つばさ)らと台本の打ち合わせをする。主人公がいつ恋に落ちたのか分かりづらい、と発言したのは、コ・プロデューサーの武田誠(坂本真)だ。それに対してハルカは、女性ならわかる、と返し、千明やAPの三井(久保田磨希)ではなく、もうひとりのAP飯田ゆかり(広山詞葉)に同意を求める。千明は、そんなハルカに、以前話した友人の話として、年下の男性からボランティアを受けていた女性が、その男性から付き合おうと言われたがどう思うか、と尋ねた。ハルカは、絶対続かない、と即答した。

 その夜、仕事帰りの和平は、ひとりでバーに立ち寄る。運悪くその店には、典子の夫・広行(浅野和之)がいた。広行に絡まれた和平は、無理矢理キャバクラに連れて行かれる。するとその店には、一条(織本順吉)も客としてきており…。

 一方、典子は、出会い系掲示板で知り合った青年・村上文也(八神蓮)から呼び出される。典子は、万理子を引き連れて、待ち合わせ場所の高級ホテルを訪れる。そこには文也だけでなく、彼の父親も同席していた。文也の父は、典子のおかげで文也が親と話す努力をするようになった、と感謝する。が、その父親は、文也が席を外した際に、息子の相手は勘弁してほしいが典子の気持ちはわかる、と言って典子を自分が宿泊している部屋に誘った。典子は、憤慨してホテルを飛び出し…。

 同じころ、千明は、友人の荒木啓子(森口博子)、水野祥子(渡辺真起子)に、真平の病気の件を打ち明ける。啓子は、そんな千明に、いままで人のために生きてきた真平は千明と一緒にいることで力をもらっているのではないか、と話し…。

 タクシーで帰宅した千明は、広行の介抱をしている和平に出会い、一緒に広行を自宅まで送り届ける。千明は、飲み直したいという和平に付き合い、居酒屋を訪れた。千明は、和平の愚痴を聞いてやると、大橋母娘の話を持ち出し、いますぐ知美に電話すべきだと言い出す。和平がためらっていると、千明は携帯電話を奪って勝手に電話してしまい…。

 帰宅した千明は、典子からホテルでの出来事を聞く。泣き出しそうな典子に、千明は、こういうときは笑い話にしないと傷が残る、と言って慰めた。

 真平は、和平に礼を言った。そんな真平に、和平は、50歳はしんどい、と告げ、そのしんどさを味わわないなんて認めない、と続けた。

 日曜日、和平は、知美とデートする。一方、千明も真平と出かけ…。

第8話2012/03/0111.5%
大人のキスは切なくて笑える
吉野千明(小泉今日子)は、長倉和平(中井貴一)の弟・真平(坂口憲二)との交際をスタートさせる。デートに出かけた千明たちは、カフェでこっそりキスをしたり、お互いの初体験の話をしたりしながらデートを楽しんだ。

 同じころ、和平も、部下の大橋知美(佐津川愛美)とデートしていた。が、行く先々で父娘だと勘違いされてしまう和平たち。知美は、とある洋服店で和平の服を選んだ。知美は、和平が試着している間に店員さんに頼み、和平のことを「彼氏さん」と呼ばせた。和平は、知美が気を遣ってそう仕向けたことをすぐに察し、父親に間違われたくらいで凹んだりしない、と苦笑する。
 知美は、買った服に着替えた和平に、ツーショットの写メをとらせてほしい、と言い出す。シャッターの瞬間、隙をついて和平の頬にキスをした知美は、その写真をすぐさま母・秀子(美保純)に送った。知美の行動がいまいち理解できないでいる和平に、知美は、父が死んで秀子が女手ひとつで育ててくれたこと、一緒にいられる時間が少ないのでお互いに何でも話そうと約束したことを打ち明ける。

 一方、万理子(内田有紀)は、千明とキスした夢を見てしまい、動揺する。いままではお互いに考えていることがわかった真平も、最近は万理子のことがわからないらしい。万理子は、そんな真平に、恋に関する気持ちはわからないのかもしれない、と告げ…。

 知美や田所勉(松尾諭)とともに外国人観光客向けの案内用看板を設置していた和平は、散歩中の一条(織本順吉)と遭遇する。その際、一条は、和平と出会ったキャバクラの話を持ち出す。怒った知美は、さっそくその話を秀子にメールした。
 和平は、知美たちとともに、ファミレスで打ち合わせがてら昼食をとることにする。するとそこにファミレスの制服を着た典子(飯島直子)の姿があった。さらに、店内には男子とデート中のえりな(白本彩奈)の姿が。和平は言葉を失った。

 千明は、友人の荒木啓子(森口博子)、水野祥子(渡辺真起子)と回転ずし店で昼食をとる。そこで3人は、売れ残ってずっと回り続けている皿に自分たちの姿を重ね合わせ、切なくなっていた。

 仕事を終えて帰宅した和平は、家の前でえりなが件の男子とキスしているところを目撃する。和平は、精一杯、理解ある父親を演じようと努めるが、さすがにショックは隠せない。

 するとそこに、大橋母娘が食事をしにやってくる。『ナガクラ』の営業は終わっていたが、ふたりを迎え入れる真平。
 同じころ、帰宅した千明は、典子と食事の準備を進めていた。典子は、今度はメル友募集サイトを始めたことを報告し、千明を呆れさせる。そんな話をしているうちに、料理する気力を失ったふたりは、長倉家へと押し掛けた。
 大橋母娘が千明と和平の関係を疑ったり、典子が出会い系の話をしたり、和平がキャバクラの件で責められたりと話が錯綜するなか、千明は、とりあえず今日はみんなで飲もう、と提案する。
 秀子たちは、飲み会が始まると、いつものように激しいトークバトルを繰り広げる千明と和平に圧倒される。千明と和平は、大橋母娘が帰った後もガンガン飲み続け、そのまま仲良くソファーで眠ってしまう。
 あくる朝、二階から降りてきた万理子は、眠っている千明に近づき、至近距離で寝顔を見つめていた。千明は、そんな万理子を無意識に抱きよせてキスしてしまい…。

第9話2012/03/0812.3%
キスは口ほどにものを言う!
 『ナガクラ』で宴会をした吉野千明(小泉今日子)と長倉和平(中井貴一)は、酔い潰れて仲良くソファーで眠っていた。
 あくる朝、二階から降りてきた万理子(内田有紀)は、眠っている千明に近づき、至近距離で寝顔を見つめていた。そんな万理子を無意識に抱きよせ、キスをしてしまう千明。万理子はもちろん、偶然その光景を目撃してしまった真平(坂口憲二)も呆然となり…。

 目を覚ました後、誰かとキスしたことだけは思い出した千明は、その相手が和平だと思い込んでしまう。千明からそれを聞いた和平は、自己嫌悪に陥り、ひたすら謝り続けた。和平は、千明のように酒のせいだと割り切ることができないらしい。

 出社した千明は、脚本家の栗山ハルカ(益若つばさ)やアシスタントプロデューサーの三井(久保田磨希)らと台本の打ち合わせをする。が、そこでもキスの話になり、ハルカと意見が食い違う千明。ハルカは、酔ってついキスをしたり、エッチしてしまったりというのはドラマとしても人としても最低だ、と言い放つ。
 打ち合わせの後、セカンドAPの飯田ゆかり(広山詞葉)は、自分の下のついていたもうひとりのAPが音信不通になったと千明に報告する。そこで千明は、万理子にその代役を任せようと思いつく。

 同じころ、和平は、大橋知美(佐津川愛美)と昼食をとっていた。知美は、前夜の宴会のときの千明のマネをして、和平にトークバトルを仕掛ける。しかし、千明とのキスを引きずったまま和平は、知美の相手をすることもできず、彼女を怒らせてしまう。

 そんな中、和平は、仕事のついでに典子(飯島直子)がアルバイトしているレストランを訪れる。するとそこに、典子の息子・翔(田中碧海)が友人たちと一緒にやってきた。典子の姿に気づいた翔は、仲間たちに気づかれないよう振る舞っていた。が、典子は、運んできた料理を落としてテーブルの上にぶちまけてしまう。さらに、それを片付けようとして転んでしまう典子。翔の仲間たちは、そんな典子をバカにしてからかった。すると翔は、仲間たちを非難して店を出て行ってしまう。その一部始終を見ていた和平は、翔のためにも家に帰ってやれ、と典子に告げる。

 万理子を呼び出した千明は、彼女に事情を話し、了承を得る。その際、自分から辞めたいと言わない限り仕事をしてもらう、と万理子に告げる千明。不安を抱きつつ仕事に取り掛かった万理子は、さっそく台本の矛盾を発見し、千明から褒められていた。

 アルバイトを終えた典子は、夕食の買い物をして久しぶりに自宅に戻った。が、翔の部屋をあけると、翔はベッドの上で彼女らしき女の子と抱き合っていて…。

 買い物帰りの真平は、さびしそうにベンチに座っている女性に気づき、迷いながらも声をかけた。それは知美だった。知美は、そんな真平に「いやらしい」「気持ち悪い」と言い放つ。自分がイケていると思っているからそんなことをするというのだ。怒った真平も、「子ども顔!」などとムキになって応酬し…。

 帰宅した千明と玄関先で会った和平は、万理子の件で礼を言った。するとそこに典子が不機嫌な顔でやってくる。家に帰るんじゃなかった、と言い残して千明の家に入ってしまう典子。千明は、とりあえず和平も自宅に招き入れた。
 典子は、千明と和平に事情を話すと、ふてくされて二階にあがってしまう。千明は、自分に任せてほしい、と和平に告げ、典子の後を追った。
 典子は、自分のような女のことを軽蔑しているのではないか、と千明に問いかけた。それに対して千明は、理解できないし立場も違うが、典子のことは好きだと返す。私たちは同じクラスだったら絶対に友だちになっていた――千明の言葉に、典子は号泣し…。

 千明が階下に降りると、万理子も来ていた。万理子は、秘密を抱えたまま世話になるのは心苦しい、と前置きして、千明とキスをしたのは自分だと告げる。続けて万理子は、千明に恋していることも告白し、嫌だったら仕事の話もなしにしてほしい、と言い出す。突然のことにショックを受け固まってしまう和平。千明は、万理子に笑顔を見せ、男に告白されるより嬉しい、と返した。万理子は、子どものように泣き出し…。

 万理子が帰った後、千明と和平は一緒に飲み始める。酔った和平は、典子や万理子に対する千明の態度を褒めた。千明も、和平の昭和っぽさやぶれない態度は恰好いいからそのまま貫け、と返す。そんな話をしているうちに、ふと見つめ合ってしまったふたりは、そのまま唇を重ねて…。

第10話2012/03/1513%
大人の未来だって、輝いてる
吉野千明(小泉今日子)は、長倉和平(中井貴一)とキスをした。2階でメールをしていた典子(飯島直子)は、酔って大騒ぎしている千明たちのようすを見に行こうとして、たまたまその光景を見てしまう。

 あくる朝、目を覚ました千明は、和平が寝言で『ふゆみ』という女性の名前を口にしたのを聞く。
 自宅に戻り、真平(坂口憲二)や万理子(内田有紀)、えりな(白本彩奈)と朝食をとった和平は、千明とのキスを思い出し、困惑していた。するとそこに、典子が千明を引っ張ってやってくる。典子は、「千明とちゃんとエッチしているのか?」と真平のことを責めると、千明と和平がキスしていたことを皆の前でバラしてしまう。千明は、酔っていたから奥さんと勘違いしたようだ、と弁解し、和平の寝言のことを皆に話した。だが、『ふゆみ』というのは和平の妻の名前などではなく、真平たちはおろか、和平自身もまったく心当たりがない名前だった。典子は、どこの女なのか白状しろ、と和平を責めた。そんな騒ぎの中、万理子が、千明に告白して受け止めてもらった、と言い出し、話はさらに複雑に…。

 勤務中、和平は、中年の女性から声をかけられる。その女性こそ、和平のファーストキスの相手・ふゆみだった。

 千明は、脚本家の栗山ハルカ(益若つばさ)と台本の打ち合わせをすることになっていた。やってきたハルカは、スタッフルームにいた万理子を見つけるなり、「かわいい!」と興奮する。

 和平は、部下の大橋知美(佐津川愛美)とともに春祭りの打ち合わせに行く。その帰り、知美は、和平と言い争いが出来ないことに対する不満を彼にぶつけた。和平と千明のようなケンカがしたいと願う知美は、その練習を母・秀子(美保純)としているうちに険悪になってしまったのだという。

 真平は、主治医の門脇(高橋克明)のもとを訪れ、検査を受ける。門脇は、検査の結果、問題はなかったことを真平に伝えた。

 打ち合わせをしていた千明は、登場人物のひとりを殺してしまおう、というハルカの提案を却下する。千明は、自分には人の死は扱いきれない、それよりも人の気持ちや、恋愛のおかしさ、哀しさをドラマにしたい、とハルカに告げた。その話を聞いていた万理子の目から涙が流れた。千明は、そんな万理子のことを優しく見つめていた。

 和平は、秀子に呼び出される。そこで秀子は、好きな人ができた、と和平に告げた。和平と疑似恋愛を楽しんでいるうちに、恋愛に対する現役オーラが出てキレイになったと言われるようになった、と秀子。続けて彼女は、「長倉さんのこと、踏み台にしてしまってすいません」と言い出し…。

 同じころ、千明は、友人の荒木啓子(森口博子)、水野祥子(渡辺真起子)と食事をしていた。生命保険の受取人の話などを始める千明たち。そこで啓子と祥子は、明日誕生日を迎える千明に、プレゼントを手渡す。

 帰宅した和平は、典子に引っ張られて、広行(浅野和之)との話し合いの場に同席させられる。広行が離婚してもいいと思っていることを知った典子は、本気で好きな人がいる、と彼に告げる。それを聞いた広行は、嬉しそうな顔を見せ、自分も好きな人が出来た、などと言い出す。怒った典子は、席を立ってしまい…。

 そんななか、千明は46歳の誕生日を迎える。真平は、和平や万理子、えりなにも協力してもらい、密かにバースデーパーティーの準備をしていた。仕事を終えて万理子と一緒に帰ってきた千明は、半ば強引に長倉家に連れて行かれる。真平たちに迎えられ、喜びつつもちょっぴり困惑する千明。そこに、46本のろうそくが立てられたケーキが運ばれてきた。千明は、それに噛みつき、せめて太いろうそく4本と細いろうそく6本にできなかったのか、などと言い出す。あまりにもデリカシーがない、というのだ。すると和平は、その考え方はおかしい、と返した。ろうそくの数はそれだけ千明が頑張ってきた証なのだから、年を取れば取るほど素晴らしいことだ、と千明に告げる和平。千明は、そんな和平の言葉に打たれて…。

 誕生日を祝ってもらった千明は、真平と一緒に後片付けをする。誕生日を盛大に祝うのも、祝ってもらった本人が後片付けをするのも、和平が決めた長倉家のルールだった。そこで真平は、病院での検査の結果を千明に報告した。

 あくる日、千明と和平は同じ電車に乗る。その際ふたりは、路上で口論している真平と知美の姿を電車の中から目撃し…。

第11話2012/03/2213.7%
まだ恋は終わらない~最終回
千明(小泉今日子)と和平(中井貴一)は、電車の中から、真平(坂口憲二)と知美(佐津川愛美)が路上で口論しているのを目撃する。千明と和平は、あっけにとられ…。

 真平たちと別れた後、和平は、千明に、プロデュースを手がける新作ドラマのことを尋ねた。だが、その際に和平が、鎌倉ロケだけはお断り、などと言ったせいでまたもや口論になってしまう。千明と和平は、顔を見ると何か言いたくなってしまうからお互いに顔を突き合わせないようにするしかない、などと言って別れた。

 そんな折、思わぬ事態が起きた。千明たちがデートシーンの撮影を予定していた神社から、突然撮影を断られてしまったのだ。それを知った万理子(内田有紀)は、鎌倉でのロケを提案した。鎌倉はデートスポットも多いうえ、兄の和平が観光推進課課長をしている、と万理子。やむを得ず鎌倉市役所を訪れた千明は、和平に頭を下げて協力を要請した。すると和平は、鎌倉市民のお願いを聞かないわけにはいかない、といって撮影への協力を即決する。

 ロケ当日、千明たちは、和平や知美らの協力の下、撮影の準備を進めた。そこには、ケータリングを担当する真平や手伝いにきた典子(飯島直子)、えりな(白本彩奈)の姿もあった。するとそこで、役者の到着が遅れるというトラブルが。代役でのカメラテストをすることにした武田(坂本真)は、その役を真平と知美に頼む。が、ふたりはそこでもケンカを始めてしまう。

 典子は、広行(浅野和之)と一緒に離婚届を提出した後、携帯サイトで知り合った男と会いに行く。お互いに友だちを連れて約束した店を訪れ、ピニャ・コラーダを頼むのが目印だという。無理矢理駆り出された千明は、典子と一緒にとあるバーを訪れた。するとそこにやってきたのは、和平と広行だった。お互いに、ピニャ・コラーダを注文する典子、そして広行。ふたりは、千明たちと別れ、自宅へと帰って行く。
 残された千明と和平は、ふたりで飲んでいた。そこで千明は、真平と別れたことを和平に報告する。真平をキープしていた自分に、嫌気がさしたのだという。それに対して真平は、失恋させてくれてありがとう、と千明に返したらしい。
 一方、和平も、知美と会い、いまのような関係は止めよう、と話したことを千明に告げた。知美は、好きでいることを断るのはおかしい、自分の気持ちは自分で決める、と怒ったらしい。

 千明は、友人の啓子(森口博子)と祥子(渡辺真起子)にも、真平と別れたことを打ち明けた。ふたりは、楽しませてもらった、と千明に返した。

 それからしばらくの間、千明は、いままでのように長倉家に行くこともなく、自宅と職場の往復を続けていた。そんなある日、千明のもとに真平がやってきた。長倉家恒例のピクニックに誘うためだった。

 千明は、長倉家や水谷家の面々とともに、バーベキューを楽しんだ。元彼の家族と普通に付き合うのも千明らしくてファンキーだ、と和平は千明に告げた。

 ある夜、駅で和平に出会った千明は、いつものように口論になる。その際、サラッと和平のことは嫌いじゃない、という千明。和平も、同じ気持ちだったが、こんなシチュエーションで、しかも先に言われてしまったことに突っかかる。そんなやり取りがまた続いて…。

「月並みな言葉だけど、前を向こう…
ちゃんと生きてることが一番大事なんだ…そう思う…
人生って、自分の未来に恋をすることなのかもしれない…
自分の未来に恋していれば、きっと楽しく生きていける…
46歳独身、人生への…まだ恋は終わらない…
もし、これから誰かと恋をするとしたら…
それを最後の恋だと思うのはやめよう…
次の恋は、最後から二番目の恋だ…
その方が人生はファンキーだ」

   

【最後から二番目の恋】スタッフ

脚本
岡田惠和
演出
宮本理江子, 谷村政樹, 並木道子
音楽
平沢敦士
プロデュース
若松央樹, 浅野澄美
制作
フジテレビドラマ制作センター
                  

【最後から二番目の恋】出演者

吉野 千明
小泉今日子
長倉 和平
中井貴一
長倉 真平
坂口憲二
長倉 万理子
内田有紀
AP三井さん
久保田磨希
田所 勉
松尾諭
大橋 知美
佐津川愛美
武田 誠
坂本真
長倉 えりな
白本彩奈
一条さん
織本順吉
水野 祥子
渡辺真起子
荒木 啓子
森口博子
水谷 広行
浅野和之
水谷 典子
飯島直子
                  
2012冬ドラマ