【無料動画視聴】ゴーイング マイ ホーム【あらすじ】

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ゴーイング マイ ホーム

2012秋ドラマ【ゴーイング マイ ホーム】

放送局
フジテレビ
放送開始日
2012/10/09
放送時間
火曜22:00~
エンディング
槇原敬之【四つ葉のクローバー】

主人公・坪井良多は「体は大きいのに、小っちゃい」と言われ、家でも会社でも板挟みの、どこか居場所のないサラリーマン。けれどある日、疎遠になっていた父が倒れたことをきっかけに、彼の"それなりに幸せ"だった人生に異変が起きます。

謎の美女や、父の過去を知る男の登場、そして思いもよらぬ父の不可解な行動…。
なんと父親は、生まれ故郷で伝説の"小さな生き物"を探していたというのです!
「そんなモノいるはずがない!」と思いながらも、父の謎を探ろうと様々な人に出会ううち、良多の心に少しずつ変化が起こり始めます。
もしかして、イヤそんなはずは……でも、もしかしたら…………いる、のか?

いるはずもない、"見えないもの"を探し始める良多。大きいのに小っちゃい男の、小っちゃいものを巡る大きな旅は、やがて良多と家族、出会った人々もまきこんで大騒動に。
果たして"クーナ"を捕まえることはできるのでしょうか?

彼が最後に見つけるものとは――?

   
   
第1話2012/10/0913%
小心者の男に訪れた人生のヘンテコな転機
突然現れた美女&伝説の生き物クーナの謎
CM制作会社のプロデューサー・坪井良多(阿部寛)は、華やかな肩書とは裏腹に会社ではいつも板挟みの毎日。

“俺がいないと何も進まない”と自負するも、実際は「まーまーまー」とその場をやりすごすだけの彼を、人は陰で“マー君”と呼んでいた。良多は家でも、人気フードスタイリストの妻・沙江(山口智子)に何かと頭が上がらない。

小学4年生の娘・萌江(蒔田彩珠)が「コビトがいる」と話して担任教師から呼び出しを受け、父として威厳ある態度で叱ろうとしても、いつのまにか言い負かされる始末。

しかし、どこか憎めない存在の「体は大きいのに小っちゃい男」として、それなりに幸せな毎日を送っていた。

ある日、折り合いの悪かった父・栄輔(夏八木勲)が故郷・長野で倒れた。母・敏子(吉行和子)に呼び出され、良多は姉・多希子(YOU)と義兄・健次(安田顕)と共に病院にかけつける。

すると、意識が戻らない父の病室に、一人の美しい女性(宮﨑あおい)が見舞いに現れた。昔から母を泣かせてきた父の隠し子か、まさか愛人なのか…?渦巻く疑問が止まらない良多たちは、父のカバンを開けてしまう。

カバンから出てきた父の手帳から、女性の名前と住所が判明し、母と姉に命じられた良多は、再び長野に出かけることになる。手帳の住所を訪ねると少年・大地(大西利空)が“クーナ”を捕まえるんだとスイカを罠に仕掛けていた。
良多の探す菜穂は、大地の母だという。

大地に案内された先は、栄輔の幼なじみ・治(西田敏行)の営む歯医者だった。
菜穂は治の娘で、歯医者の脇で「クーナ事務局」を運営している。栄輔がそこで、幼い頃に見た「クーナ」という小さな妖精をこどもたちと探していたと菜穂から聞かされた良多は、ますますわけがわからなくなる。 初めて知った父の、あまりに奇妙な行動。その目的はお金か女か?それとも…?
【松谷 真乃】佐津川愛美
【瀬戸 洋三郎】笹野高史
【池堀 慶二】丸山智己

第2話2012/10/238.9%
妻は抜擢、夫は仕事干され逃亡?
倒れた父・栄輔(夏八木勲)が、故郷の長野でクーナという伝説の生き物を探していたと知り、妻の沙江(山口智子)は「ロマンチックじゃないの」と肯定するが、良多(阿部寛)は家族泣かせだった父ゆえに、どうせ金銭か女性目的だろうと勘ぐっていた。
ある日、自分のCM企画案が採用され上機嫌だった良多は、上司の陽(伊藤洋三郎)から、今後の進行は部下の真田(新井浩文)に任せるからと、さりげなく有給休暇を取るよう勧められる。隣人の小林(バカリズム)からも「頭を下げるだけの調整役みたいなタイプは、不況のときに真っ先に切られる」と話しかけられ、ますます不安になる良多。
一方、娘の萌江(蒔田彩珠)は小学校で、沙江(山口智子)が作った弁当を友だちに売っていたことが発覚、1週間の謹慎処分になってしまう。

そんな中、沙江には良多がライバル視している映画監督・山中(宅間孝行)から仕事が舞い込み、1週間の地方出張に出かけることになった。嫉妬にかられる良多だが沙江に行くなとも言えず、「俺の中ではあいつは映画監督だとは認めてないけどね」と負け惜しみを言うのが精一杯。

結局、家にも会社にも居づらい良多は、萌江を連れて再び父が入院する長野へ向かう。病院で栄輔の顔を見つめていた萌江が、突如クーナ事務局へ行きたいと言い出し、驚きながらも良多は萌江を連れて菜穂(宮﨑あおい)のもとへ。

クーナ事務局では菜穂が子供たちを集めてクーナについて話していた。クーナは赤い三角帽子をかぶっていること、人間などの危険を察知すると、帽子をひっくり返してベニテングダケというキノコのふりをして隠れる、などなど。「クーナはいると思いますか?」という菜穂の問いかけに、様々に反応する子供たち。「いるかいないか、探してみないとわからないよね」と微笑みかける菜穂。
その姿はとてもイキイキしていた。

帰り道、良多の話しぶりから、自分が栄輔の隠し子だと疑われていたと察した菜穂は、「家族なのに悲しいですね」と半ば呆れ気味に言い、栄輔が、良多はもう自分のことを親だと思ってないだろうと話していたと告げる。お互いに印象のよくない2人だったが、菜穂の息子・大地(大西利空)に萌江が誘われたことから、良多も初めてクーナがいるとされる森へ足を踏み入れる。

クーナ探しというよりは気晴らしの山歩き程度の気分で訪れた良多だったが、萌江が大きな木の上に何やら赤い物がひっかかっているのを発見。良多が枝で振り落とし、よく見てみると、それは赤い三角帽子で…?
【山中 健太郎】宅間孝行

第3話2012/10/308.4%
良多、母には言えぬ父の秘密を知る
良多(阿部寛)は森で見つけた小さな赤い三角帽子が気になって仕方がない。手がかりを探そうとこっそりクーナ事務局を訪れるが、治(西田敏行)に見つかり歯の治療をされるはめに。

治は「クーナはいない」と改めて否定し、良多の父・栄輔(夏八木勲)のクーナ探しもお金目当てだったのだろうと言う。

そんな中、良多は表紙に「クーナ」と書かれた栄輔の古いノートを見つける。そこには、良多が森で拾ったものとそっくりな赤い帽子のイラストが描かれ、見覚えのない空き地の写真が一枚はさまっていた。ノートを頼りに、クーナが出没するという神社や廃墟などを歩く良多。

ノートには他にも、「久実」という見知らぬ女性の名前が記されていた。
父と治と久実は幼い頃、森でクーナを見たらしい。父の手帳に書かれていた「ク」の文字は「クーナ」ではなく「久実」なのではないか、と思う良多。その後、地元の人たちの話から、「久実」が菜穂(宮﨑あおい)の亡き母であることがわかる。
父が昔、久実を置いて故郷を去り、その後、治が久実と結婚し生まれたのが菜穂だと知り、複雑な思いにかられる良多。

そのころ、治は、ひとりでやってきた萌江(蒔田彩珠)から、「おじさんは見たの?クーナ」と問われる。わずかな沈黙のあと、「見たよ」と素直に認めた治は、さらには「探してみるか?
探してみなくちゃ、いるかいないかわからないからな…」と萌江にやさしくほほ笑み、良多に対してとはまったく異なる態度をみせる。

一方、映画のロケにでかけた沙江(山口智子)は、監督の要望で急きょ古い重箱を探すことに。ようやくイメージに合う重箱を見つけた沙江と若木は、持ち主の孫娘から祖母との「おはぎ」の思い出話を聞く。
感動する若木に、沙江は「思い出話に引きずられたら、器の魅力は引き出せない」とドライに言い切る。しかし、結局、その重箱に「おはぎ」を入れる決断をする。

ハロウィンの夜、良多は菜穂から、栄輔はゴルフ場ではなく、大地とサッカーをしていて倒れたのだと真相を知らされる。

栄輔が口止めをしたため、嘘をついたのだという。また、その帰り道、今度は萌江から、栄輔は何度もクーナの話を萌江にしていたと聞かされる。
「信じてくれそうな人に聞いてほしかったのだろう」萌江にそう言いながら、良多は、それが自分ではなかったことに、少し寂しさを感じる。
同じころ、病室では、帰り支度の敏子(吉行和子)がふと振り返ると、栄輔が目を開けていて…。
【澤村 ひとみ】中村ゆり
【平子 英樹】西山聡
【平子 文子】佐藤みゆき
【平子 清隆】榎本陽心

第4話2012/11/067.7%
妻と娘よりも大切な女
父・栄輔(夏八木勲)の意識が戻った。母・敏子(吉行和子)、姉・多希子(YOU)、姉の夫・健次(安田顕)、そして良多(阿部寛)と娘の萌江(蒔田彩珠)が集まる。まだもうろうとしている栄輔を囲んで「名前言ってごらんなさいよ」などと皆で質問攻めにするが、栄輔は良多の名前しか思い出せない。落ち込む多希子に敏子は「苦労かけた子は忘れないっていうから」と慰めるが、良多はどうにも肩身が狭い。

そんな中、菜穂(宮﨑あおい)と息子の大地(大西利空)が見舞いにやって来る。栄輔の愛人とも疑われた菜穂との初対面にざわつく敏子と多希子。しかし、栄輔は、虚ろな意識の中で「くみ…」と口走り、病室には微妙な空気が漂う。

その頃、治はひとり森を訪れていた。「とりあえず目覚めたって。良かったよかった」何かに話しかけるようにつぶやく治。その相手はクーナなのか、それとも幼い頃、一緒にクーナを見た栄輔と治、久実(くみ)なのか…。

一方、ようやく長野の病院に駆けつけた沙江(山口智子)は、仕事の都合で東京にトンボ返りすることに。しかし萌江は特に寂しがる様子もなく、沙江は自分が母親として期待されていないことに自信を失う。

意識が戻ったとはいえ、栄輔の容態は引き続き危険な状態らしい。良多は治のもとを訪れ、父のクーナ探しがどこまで本気だったのか尋ねる。すると治は、栄輔は人生で出来なかったことを今、やろうとしていたのだろうと言う。製薬会社の重役で社会的な成功者といえる父に出来なかったことなどあるのだろうか。不思議に思う良多だったが、治から、栄輔がかつて自分の夢を諦めて製薬会社に入ったと聞き、父の知られざる過去に驚く。

栄輔を心配して病室を訪ねた治(西田敏行)は、クーナを見た森での思い出話を始める。「夢だったのかな」とつぶやく治に、「あれは本当だ」と断言する栄輔…。

良多はついに栄輔と向き合う。「見たんですか?クーナ」と、自分が森で見つけた赤い帽子を見せると、栄輔はついに語り始めた。

クーナは死者と生きている者をつなぐ存在だという。栄輔には誰か、会いたいけれど会えない人物がいるのだろうか…。問いかける良多の質問には答えず、「いいか。世界は目に見えるものだけでできてるんじゃないんだ」最後にそう言うと、良多に千円を手渡す栄輔。
それは初めて良多が息子として受け取った、“父のクーナへの思い”だった…。

第5話2012/11/136.5%
クーナ探しに1億!?職場復帰で良多暴走
意識が戻った父・栄輔(夏八木勲)からクーナの話を聞いて以降、ますますクーナに夢中になる良多(阿部寛)。
「そんなに楽しいんだ・・・あっち」と沙江(山口智子)に皮肉られても、「ずるい、ひとりだけ」と萌江(蒔田彩珠)に突っ込まれても、「パパはまた行きますよ」と長野行きを明言する。

1週間ぶりに登校した萌江は、教室から、亡くなっためぐみちゃんの机が片づけられていることが気になっていた。
何事もなかったかのように日常が過ぎていることに、違和感を感じる萌江…。

仕事に復帰した良多は、自分が立案した高田純次のCM撮影に立ち会う。
しかし、既に現場は部下の真田(新井浩文)が仕切っており、もはや居場所はなくなっていた。

次の仕事の話にもすっかり関心を失った良多は、「そんなことより…」と真田に、クーナ探しイベントのスポンサーが見つからないかと相談を持ちかける。

「ボケた親父がさ…」と真田の同情を買うようにしんみりと話す良多。断りづらくなった真田からどれだけお金になるのかと聞かれ、良多が差し出したのは、栄輔から託された千円で…。

一方、沙江は母の時子(りりィ)から呼び出され、仲良くなった男性とのデート用にお弁当を作ってほしいと頼まれ、久々に実家を訪れる。

しかし、自分が幼い頃、母の手料理の弁当など作ってもらった記憶のない沙江は、思わず「私はお母さんへの当てつけで今まで頑張ってきたんだから」と本音をぶちまけてしまう。

悪かったねと謝ると、時子は言った。「でも思い出されないよりはまし」少しだけ心を通わせる2人。



長野では、菜穂(宮﨑あおい)と治(西田敏行)が向かい合っていた。
過疎が進む故郷のためにダム建設を推進した父を責める菜穂、森を守れと主張しながら失踪した菜穂の元夫を非難する父…。
2人の溝はなかなか埋まらない。

良多と真田はペロンチョコの社長・瀬戸(笹野高史)にクーナ探しのスポンサーの話を持ちかけ、快諾を得るが、瀬戸からひとつの条件を提示される。
生きている人と死んだ人をつなぐというクーナが見付かったら、「戦争で亡くなった母親に会いたい」というのだ。
クーナ探しが仕事になり、楽しそうに打ち合わせをする良多を、沙江もほほえましく見守り…。
【高田純次】高田純次
【中津 和哉】眞島秀和

第6話2012/11/205.9%
良多、良からぬ事をたくらみバチ当たる
クーナ探しイベントのスポンサーを獲得した良多は、部下の真田(新井浩文)を連れ長野で菜穂(宮﨑あおい)と打ち合わせをすることに。

クーナ発見の賞金に1億円も出すというスポンサーの出現に「商業的になると夢でなくなる」と、とまどう菜穂だが、過疎化が進む町のためになるならと、最終的に了承。そこで良多は、イベントを盛り上げるため、クーナの目撃証言VTRをホームページにアップしようと提案する。自らの体験や、祖父母から聞いたというクーナ目撃談はかなり多く、撮影していくうち次第に熱がこもる良多。


その頃、沙江(山口智子)は新しいCM撮影の現場で、キレイな見た目より、画面には映らない家族の背景や雰囲気を表現したいという、これまでのクライアントとは違う要望を受ける。初めはとまどうが、やがて、“見せる料理”から“見えないものを感じさせる料理”づくりへと燃えてゆく沙江。

そんな折、栄輔(夏八木勲)を見舞った菜穂は、失踪中の夫・惠の居場所がわかったと知らされる。きちんと話してくるようにとアドバイスする栄輔に、元気でいるならもういいと菜穂は平静を装うが、会いに行くべきか内心はとまどっていた。
夏に亡くなったクラスメイト・めぐみちゃんの机を、勝手に教室に戻した萌江(蒔田彩珠)のことで、担任の園田(千葉雅子)から呼び出された沙江。以前、萌江が同級生の男の子をドンと突き倒したのも、めぐみちゃんの机に腰かけたからだった。皆で決めたことに従うべきと言う園田に対し、沙江は「悲しみを乗り越えるタイミングは人によって違う。それを無理に他人に合わせろというのも、目には見えなくても、やはり暴力と言えるのではないですか」と言い返す。

一方、良多はクーナ研究家を名乗る錦織(古舘寛治)という男の取材で、クーナを呼び出すため、赤い小さな帽子を森のあちこちにまいていたという証言を得る。せっかく見つけたと思ったクーナの帽子が、錦織の手によるものだったのかと、肩を落とす良多たち。そこで真田が、沙江の手料理をイベント目玉にしようと提案、沙江も了承する。

ある夜、廃校になった体育館に忍び込んだ良多は、そこで治(西田敏行)と出くわす。2人とも、イベントを盛り上げるためにクーナの足跡を偽造しようとしていたのだ。警官の梶(山中崇)に見つかって、大目玉をくらうが、どことなく楽しげで…。
【山辺】越村公一
【野間】ノゾエ征爾
【白石】螢雪次朗
【川嶋】渡辺憲吉
【錦織 光成】古舘寛治
【矢野 良子】安藤聖

第7話2012/11/275.9%
あなたには“故郷”がありますか?
栄輔(夏八木勲)の退院が決まった。
東京に戻る日、病室にやってきた治(西田敏行)は、「二度とこの町に来ないでくれ」と頭を下げる。「栄ちゃんが戻ってくるたびに、責められているような気分がする」と苦しい胸の内を語る治。治はダム作りを推進したことや、久実のことを幸せにできなかったことを、負い目に感じていたのだった。たまたま部屋に入ってきた良多(阿部寛)は、治と栄輔の間のただならぬ空気を感じる。

菜穂(宮﨑あおい)と見送りにやってきた大地(大西利空)から、雪だるまを一緒につくろうと約束する栄輔だったが、その胸のうちは…。

その頃、沙江(山口智子)は萌江(蒔田彩珠)にせがまれて、亡くなったクラスメイトのめぐみちゃんが好きだったというハンバーグの作り方を教えることに。萌江の話を聞くうち、同級生を突き飛ばしたり、教室に机を勝手に運んだりした萌江の不思議な行動を理解してゆく沙江。

一方、菜穂は、クーナ探しイベントの準備に取り組む真田(新井浩文)と記者の畠中(中村靖日)が、良多が東京へ戻って以降、ちょっとしたことで口論しているのを見て、人間関係の潤滑油となっていた良多の存在を少し見直す。

そして、栄輔の退院祝いの日。敏子(吉行和子)は、はりきって良多の好物を作り、多希子(YOU)たちも集まって久しぶりの家族だんらんを過ごす良多たち。しかし、父の古いノートから見つけた売地の写真を栄輔に見せた良多は、栄輔が長野に帰って死のうと思っていたと聞いて、つい「勝手だ」と栄輔を責めてしまうのだった。


その夜、良多と沙江の間では自然と“故郷”についての話題になる。

帰っていく場所なんてなくていいと思っていたと話す沙江に、自分たちの購入したマンションは萌江の故郷になれるのだろうかと、もらす良多。

2人は自分たちの両親に思いを馳せて…。
【伊藤 晃】林凌雅
【伊藤 身和子】SALA

第8話2012/12/045.6%
人生で“後悔”してることは何ですか?
いよいよ迫ったクーナ探しイベントに向け、沙江(山口智子)は参加者にふるまうメニューを考えたりと、良多(阿部寛)たちの準備は賑やかに進む。

会社では、真田(新井浩文)が良多に代わって新商品担当となるが、クライアントの要望を最優先させることを強いられる。上司からも「仕事だから」と釘を刺され、真田は、これまで見習いたくないと思っていた良多の一面をなぞるような自分の姿に、一抹の寂しさを感じる。

ある日、良多の携帯電話に健次(安田顕)から姉の多希子(YOU)が家出したという連絡がはいる。数日家に帰っておらず連絡もとれないらしい。やっと電話がつながり会ってみると、家出の理由は、敏子(吉行和子)が、退院してきたばかりで動けない栄輔(夏八木勲)の世話をうれしそうにする姿を見たためだという。自分はそんな愛情を健次(安田顕)には抱いていないと気付き、このままそばにはいられないと語る多希子に、説得を試みる良多だが、「母親が子供のために犠牲になるのは当たり前だろ」とつい口をすべらせ、結局、多希子から「あんたに比べればうちの(夫の)方がまし」と言われてしまう。

その後、長野入りした良多と沙江は、萌江も連れて、イベントの打ち合わせを行うため事務局へ。仲良さげに帰っていく良多親子3人の後ろ姿を見送った菜穂(宮﨑あおい)は、翌日、栄輔(夏八木勲)から受け取った夫の現住所のメモを手に取り、夫に会いに行く決意をする。

久しぶりに再会した菜穂の夫・恵(加瀬亮)は、見知らぬ女性と子どものいる牛舎で働いていた。息子の大地(大西利空)の近況を話しながらも、いざ会うと言いたかったことがうまく出てこない菜穂。

しかし、過去に未練を残していない恵の姿を見て、自分だけが夫に対し時を止めて生きていたと痛感する。「なんで、黙って出て行ったの?」ようやく別れの時、菜穂の口をついて出た本音。しかし恵からは、「すまない。でも後悔はしていないんだ」と言われてしまう。

その夜。大地と留守番をしていた治(西田敏行)は、帰宅した菜穂の様子を見て全てを察する。「お父さんは後悔してること、ある?」と訊く菜穂。辛さのあまり妻の最期を看取ってやらなかったことだと答える治。「あの時は、…ごめんな」初めて父の後悔の気持ちを聞き、優しい気持ちになる菜穂。

“後悔とは、かつてそこに愛があった証である”――それは、菜穂の母・久実が好きだった言葉。母のことを思い出しながら、菜穂と治のあたたかな夜は更けてゆくのだった。
【下島 惠】加瀬亮
【森谷 凛】大谷英子
【森谷 のん】永島のん

第9話2012/12/114.5%
クーナの森で起きた美しく“青い”奇跡
クーナ探しイベントの前日。良多(阿部寛)は、沙江(山口智子)と一緒に参加者にふるまうおにぎり用の味噌を調達した後、本番に備えてクーナを捕まえるワナを作っていた。すると、以前、クーナの目撃取材の時にもらった小さな赤い帽子から、ケモノくさい臭いがすることに気付く。不思議に思いクーナ研究家のもとへ帽子を持っていくと、研究家は「これは私が撒いたものではない」と断言。
もしかしたら本物のクーナの帽子ではないか、と期待が膨らむ良多。興奮冷めやらぬままクーナ事務局に立ち寄ると、ずっと行方不明だったクーナの人形が事務局に戻ってきていた。「クーナの右手は何を握っていたと思いますか?」と聞く菜穂(宮﨑あおい)。遺体に手向けるリンドウ、幸せの四つ葉のクローバーなど、いろんな説があるという。良多は栄輔(夏八木勲)の言葉を思い出し、「目に見えないものを握ってたってことないですか」と話して菜穂を驚かせる。

いよいよイベント当日。良多、沙江、菜穂、治(西田敏行)、萌江(蒔田彩珠)…、皆さまざまな思いを胸に、クーナがすむといわれる森へ出発する。
ベニテングダケのふりをする者、自作のワナを仕掛ける者…。治は、昔、栄輔と久実と3人でクーナを見た時と同じように、カップ焼きそばを食べる。お昼になり、沙江の作ったおにぎりを食べる良多たち。治が昔見たクーナは、集まって、死んだ仲間の胸にリンドウの種をたむけていたという。そのため久実は、リンドウの花を見つけると、「クーナのお墓だから、摘んだり、踏んだりしてはいけない」と話していたという菜穂。

本来なら栄輔が手伝うはずだったクーナ探しのイベントが無事に進むなか、良多はもう一度父ときちんと話してみようと、思い直していた。

そして、もうイベントも終わろうかというころ、良多が仕掛けたワナに、何か生き物が動いているのを発見!捕まえようと手を伸ばす良多に、菜穂は「逃がしてあげて」と言う。おそるおそるフタをあけると、そこには穴がひとつ空いているものの、何もいなかった。

ワナのなかで、確かに手に触れた何かの感触を確かめる良多…。

森からの帰り道、霧が出て良多たちは道に迷ってしまう。

水の音に導かれるように歩き出した治についていくと、リンドウの花が群生する場所にたどり着いた。その意味を瞬時に悟った治は「すまない…」と膝をつき、菜穂は手を合わせる。良多も沙江も息をのむように、ただリンドウの花を見つめていた。

一方、そのころ東京では…。
【野口 雄治】和知龍範

第10話2012/12/186%
あなたの、いなくなったあとに
【小林 琉花】川口春奈
【坪井 信輔】小野武彦

   

【ゴーイング マイ ホーム】スタッフ

脚本
是枝裕和
監督
是枝裕和
助監督
兼重淳
演出助手
遠藤薫, 森本晶一, 武鑓加恵
監督助手
北原栄治, 広瀬奈々子
音楽
ゴンチチ
協力プロデューサー
安藤和久
プロデューサー
豊福陽子, 熊谷喜一
プロデュース補
田中耕司, 大西隼, 岡村祥子
制作
関西テレビ, テレビマンユニオン
                  

【ゴーイング マイ ホーム】出演者

坪井 良多
阿部寛
坪井 沙江
山口智子
坪井 良多(幼少期)
松田北斗
坪井 萌江
蒔田彩珠
下島 菜穂
宮崎あおい
鳥居 治
西田敏行
鳥居 治(少年期)
梅沢太一
下島 大地
大西利空
坪井 栄輔
夏八木勲
坪井 栄輔(少年期)
山下哲平
坪井 敏子
吉行和子
伊藤 多希子
YOU
伊藤 健次
安田顕
辻 時子
りりィ
真田 隼
新井浩文
伊藤洋三郎
山岡
森岡龍
真田
足立智充
浅井
辰巳蒼生
若木 潤
菅野莉央
野島
池田成志
井戸田 夏海
長田奈麻
村岡希美
徳永 太郎 / クーナ息子
阿部サダヲ
堤 千恵子 / クーナ妻
江口のりこ
宮内 あこ / クーナ娘
石井杏子
宮内 りこ / クーナ娘
石井梨子
百瀬 一 / クーナ父
常田富士男
フミヨ / クーナ母
芹川藍
畠中 知二 / クーナ叔父
中村靖日
梶 鉄也 / クーナ叔父
山中崇
山下 鎌作
清水章吾
小林 悟
バカリズム
園田 千春
千葉雅子
越野 きらり
浜尚美
加藤 珠璃亜
石井香帆
坂上 紫苑
松本祐介
チェン
テイ龍進
周東 竜二
菅原大吉
鳥井 久実
天光眞弓
鳥井 久実(少女期)
松原舞
                  
2012秋ドラマ