【無料動画視聴】四つ葉神社ウラ稼業 失恋保険 告らせ屋【あらすじ】

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四つ葉神社ウラ稼業 失恋保険 告らせ屋

2011春ドラマ【四つ葉神社ウラ稼業 失恋保険 告らせ屋】

放送局
日本テレビ
放送開始日
2011/04/07
放送時間
木曜23:58~

なかなか実らない片思い…失恋して傷つくのは誰しも怖いもの。
「失恋保険」は、もしもの失恋時に掛け金の10倍の保険金で癒してくれる、掛け捨て型の保険です。
しかし、人の心は謎だらけ。
自らの恋愛に多額の現金を掛け、補償を求めたその時から、自分では思いもしなかった“ウラの顔”が現れるのです。
嫉妬心に襲われ狂う人生の歯車、信じた相手の裏切りが発覚、禁断の恋愛シークレットが次々と明かされて…

「失恋保険 告らせ屋」は恋する心に潜むラブミステリーを炙り出し、加入者たちが抱える「恋愛事情」と「心の闇」を暴きます。

   
   
第1話2011/04/077.3%
フラれ体質の解消法
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…「失恋保険」の噂に誘われ、OL・三崎優子(谷村美月)が辿り着いた先は、四つ葉神社本殿裏の地下室だった。目の前には失恋保険元締めでゲイの宮司・トラコ(古田新太)が座っている。失恋保険の加入面談で優子は、「重い」という理由でいつもフラれた過去の恋愛遍歴を語り、現在片想いの相手である書道教室の講師・垣内宗治(葛山信吾)にフラれたら「もう生きていけない」とトラコに打ち明ける。マジックミラー越しの隣室では失恋保険調査員・マル(福田沙紀)が、同じく調査員のルーク(城田優)へ、優子の恋愛事情をメールで報告していた。

失恋保険加入の条件~指定された日時と場所にて告白すること~に同意した優子は100万円の掛け金と、失恋時の補償希望をトラコに渡し、失恋保険に加入する。告白の指定を無視した場合は契約不履行として掛け金は没収。また、補償希望書には掛け金の10倍までの金額で叶えて欲しい癒し方法を書くことができ、告白後に開封されることになっていた。

契約が成立して優子が去った後、本殿裏地下室に合流したルーク。普段は動物生態学の准教授として講義をする独自の観察眼で、ルークは優子の報告書に目を通す。ハイネックのセーターで季節はずれの厚着をしている優子の写真をじっと見つめるルーク…「季節は春だというのに、なぜ彼女はこんなにも厚着をしている?」と、ルークはマルとトラコにつぶやいた。
「覗きに行こう。彼女の心の闇を」

保険金をビタ一文払いたくないというトラコのプレッシャーの元、ルークとマルは優子の恋愛を成就させるべく調査を開始する。優子と宗治の初デート。中学時代、水泳部だった優子。宗治がその話題に触れると、優子はバツの悪い笑みを浮かべる。マルと共に尾行するルークは、その笑みに含まれた"困惑"を見逃さなかった。食事後、優子は宗治を押しやって強引に支払いをする。その上遅くならない内に帰ろうとする宗治の手を握り締め、離れない優子…上手く距離感のとれない優子の「重さ」に、宗治の心が離れていく。この恋の成就は難しいのか、と感じるマル。だがルークは、不器用ながらも宗治と向き合おうとする優子の姿に、彼女が抱えた"心の闇"を見切っていた。

「経過報告を承ります」との、四つ葉神社からのメールによりBARクローバーに呼び出された優子が店に行くと、バーテン姿に変装したルークがカウンターに立っていた。ルークは神社の人は急用で帰ったと伝え、帰ろうとする優子にお酒を勧める。ほろ酔い加減で自らの恋愛を嘆く優子にルークは、カッコウが他の鳥の巣に卵を産み、その鳥に育児をさせる話をする。そんな状況でも卵からかえったカッコウの子供は大空に羽ばたく、と。突然の話に戸惑う優子にルークは、「人間に大切なのは"捨てられた記憶"という過去ではなく、まだ見ぬ未来なのではないか」と優子に伝えた。その言葉に目を伏せる優子。ルークは翌日、優子を苦しい片想いから解き放つため、告白の時間と場所を指定する。

「告白の時間です」―――優子に届く四つ葉神社からのメール。ルークが用意した告白場所は、プールだった。
恋愛心理テクニックを駆使したルークの告白ミッションが幕を開ける。

果たしてルークは、優子の恋愛を邪魔する彼女自身の"心の闇"を取り除くことができるのか。そして、優子の気持ちは宗治に届くのか。しかし、告白と同時に暴かれた優子に潜んだ"闇"は、優子自身が無意識の中で育て上げていた驚愕の悪夢だった……

第2話2011/04/143.3%
禁断のボーイズラブ… 心のブレーキのはずし方
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…今回「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたのは会社員の松田広樹(石黒英雄)。なんと掛け金として1千万円を用意していた。大金獲得に色めき立つトラコ(古田新太)。ところが広樹は失恋した場合、お金で補償して欲しいという。つまり恋愛が成就しない場合、1億円を支払うことになる。しかも広樹が片想いしている相手は会社の先輩男性・岩瀬芳生…同性への告白だった。マル(福田沙紀)はこの恋愛成就は不可能だと反対するが、ルーク(城田優)は1千万円もの大金を掛ける広樹の深層心理に興味を示し、調査開始に乗り出す。

ルークたちは広樹の姉・松田久美子(安めぐみ)が経営する食堂を訪れ、食事をする広樹と芳生の様子を窺う。すると、そこに久美子の婚約者・最上泰助がやってくる。ルークたちは泰助たちの会話を聞き、広樹と久美子の意外な過去を知る。広樹と久美子の両親はお互いに再婚で、2人は連れ子同士だった。そして再婚から2年後に両親が事故で他界。大学進学を諦めて両親の食堂を継いだ久美子は女手一つで広樹を育てたのだ。掛け金の1千万円は広樹の2ヶ月前に死んだ祖父が残したものだった。

結婚を控えた久美子が寝冷えする広樹を心配して手編みの腹巻きをプレゼントすると、広樹は自分が同性愛者である事を打ち明け、
結婚したら縁を切って欲しいと言い出す。

翌日、ルークたちは広樹の会社に何本も電話をかけ、留守番をする広樹にデタラメな会社名を名乗って伝言を頼む。
帰社した社員たちは取引先を聞き間違えた広樹に激怒。芳生だけは責められる広樹を庇い、二人の仲は接近する。

夜、広樹、芳生らはBARクローバーで久美子と泰助の結婚祝いをする。マルが久美子の食堂で芳生に店の名刺と半額券を渡していたのだ。2人の結婚式は2日後に迫っていた。泰助は子供ができたら食堂を閉めて欲しいと久美子に伝える。その話題に乗り子供が好きだと芳生が話した直後、広樹は動揺してグラスを倒し、逃げるようにトイレへ。この後、バーテン姿のルークはトイレから出てきた広樹に声をかける。

ルークはカモやアヒルが初めて見た相手を親だと思い込むという刷り込みの話をする。突然の話に戸惑う広樹にルークは人間にも刷り込みは存在する、と続けた。「モラルによる抑制、いわゆる世間体も立派な刷り込みではないでしょうか」と…。

翌日ルークは、広樹を苦しい片想いから解き放つため、告白の時間と場所を指定する。 「告白の時間です」―――弘樹に届く四つ葉神社からのメール。ルークが用意した告白場所は、40度の高熱を出す芳生が寝込むマンションだった。恋愛心理テクニックを駆使したルークの告白ミッションが幕を開ける。しかし告白と同時に暴かれたのは、1千万円かけた広樹の“悲しいウラの顔”だった…

第3話2011/04/213.9%
初恋の危険な嘘
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…今回「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたのは志水千穂(佐津川愛美)。大胆にも売れっ子俳優の長塚馨(木村了)に告白したいと打ち明ける千穂に思わず驚きの声を上げるトラコ(古田新太)。だが、話を聞くと2人は幼馴染みだという。小学校の時、イジメられっ子だった馨をいつも守っていた千穂。当時、馨は泣きながら「大人になったら僕が千穂ちゃんを守る」と約束したという。ずっと看病していた母親が3日前に他界。高校の時から辛い事ばかりで、故郷の島根にはいい思い出がない千穂は、馨との約束を信じて上京してきたのだ。

マル(福田沙紀)は昔の約束を馨が覚えているはずがないと契約したトラコに抗議するが、ルーク(城田優)は初恋の思い出に100万円も掛ける千穂には何かが隠されていると調査に乗り出す。マルはADとして馨が出演するドラマの撮影現場に潜り込み、ルークはドラマ撮影現場に向かう千穂を尾行。その時、千穂の携帯電話に着信が入る。千穂は、親戚の家にいると電話の相手にウソをつく。マルはルークの指示でドラマ撮影を見学する千穂に声をかけ、エキストラとして出演して欲しいと頼む。

馨とすれ違うシーンに突如出演することになった千穂は、馨が自分に気付いてくれる事を期待する。すれ違いざま、緊張で一瞬鼻の頭をかく千穂。その仕草に見覚えがある馨は思わず立ち止まる。カットの声にも気付かないままの馨に、離れた場所から千穂は馨の名前を呼んだ。その声に反応する馨。だがマルは馨に近づけないように千穂を無理矢理連れて行く。一方、撮影中にマルが預かった千穂の携帯の着信履歴を確認したルークは、千穂と馨を今度は2人きりで会わせようと考える。その手には千穂のバッグから見つけた、古ぼけた絵ハガキがあった。

馨のマネージャー・高原は撮影時の様子を見て、馨と千穂との関係を勘繰る。馨は順調にいけば夏には映画の主役が決まる大事な時期。高原はスキャンダルに巻き込まれる事を恐れ、女は禁止だと馨に釘を刺す。マルは高原の警戒の中、馨を撮影現場に案内するフリをして千穂と2人きりになる場所に連れ出した。千穂を思い出す馨だったが、高原の言葉が頭を過ぎって複雑な表情に。ルークとマルは2人の様子を物陰から窺っている。千穂は約束を果たしに来たと伝えるが、馨は迷惑だと話を遮り、約束なんて覚えてないと冷たく突き放す。15年前の約束をずっと信じていた千穂はショックを受け、その場から去っていく。

千穂の携帯に四つ葉神社からの呼び出しメールが届く。BARクローバーで経過報告を承るという。来店した千穂の前にはバーテン姿のルークが。勧められたカクテルに千穂がほろ酔いになり、幼馴染みが子供の頃の約束を覚えていなかった事を愚痴るとルークは、フラミンゴの体は元々白い、という話を始める。餌の藻やエビなどに含まれる成分によってピンク色の体になるのだと。環境に大きく影響を受けるのは動物も人間も同じ、と千穂に告げるルーク。しかしそれは、馨が変わったのは仕方がないという慰めの言葉ではなかった。千穂自身も変わってしまったのでは、と問いかけるルークに、言葉を無くす千穂。

翌日、ルークは千穂を深層心理の呪縛から解き放つべく、告白の時間と場所を指定する。「告白の時間です」――千穂に届く四つ葉神社からのメール。恋愛心理テクニックを駆使したルークの告白ミッションが幕を開ける。ルークは告白場所へ馨以外にもう1人、スペシャルゲストを呼び出していた。蘇る2人の思い出が、無残にも“千穂の真実”を暴いていく。果たして忘れ去られた初恋は実るのか…。

第4話2011/04/284.1%
略奪愛~親友の元カレに告白~
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…今回「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたのはOL・石田さやか(村川絵梨) 。彼女は親友の元カレで会社の同僚・川村祐真(田中幸太朗)に片想いしていた。さやかの親友・森下朋子(岩佐真悠子)は、さやかが2年前から祐真を思う気持ちを知りながら祐真を横取りした挙げ句、交際した途端に彼を捨てたのだという。しかも、さやかが今も祐真の事が好きだと知った朋子は「考えがある」と意味深な事を言ってきたというのだ。専務の娘である朋子の縁故で就職できたさやかは朋子に逆らう事ができず、再び邪魔される事を心配する。

調査に乗り出したルーク(城田優)とマル(福田沙紀)は、さやかが朋子に祐真とヨリを戻すと宣言され、朋子仕切りの合コンに出席する姿を目撃する。祐真も同席の上、別の男を紹介されるさやか。朋子は実家が蕎麦屋のさやかのために実家がうどん屋の男性を紹介。朋子は運命の2人だと勝手に盛り上がるが、さやかは困惑の表情を浮かべる。さやかに同情するマル。その傍らでルークは軍事衛星のコンピューターに潜入。ルークは来るべき告白ミッションのために、マルには予想もつかない準備を始めていた。

どうしても朋子の呪縛から逃れられないさやかに、四つ葉神社から経過報告を求める旨の携帯メールが届く。指示通りBARクローバーへ向かうさやか。バーテン姿のルークは来店したさやかに神社の人からもてなすように言われたと伝え、さやかの胸の内を引き出し始める。さやかの実家が営む蕎麦屋のお得意様だった朋子の家。酔ったさやかは幼い頃から朋子と仲良くするように両親から言われ続けていた事を明かすと、ルークは、動物園のパンダは笹ばかり食べるが、本来野生のパンダは雑食だという話を始める。その意図がわからないさやかにルークは、動物園のパンダは飼育員が与える笹だけで満足したフリをしているのだ、と続けた。「檻を壊して外へ出ようとした時、気づいてしまったんでしょう。ごく稀に、飼育員は肉の餌を与えてくれるということを。動物園での生活に、自分が心底満足していたという事実に…」ルークの言葉に、反論できずうつむいてしまうさやか。

翌日、祐真は大事なプレゼン用資料を抱え、足早に取引先企業へ向かう。その時、マルが自転車に乗って猛スピードで祐真に迫り、衝突寸前にかわして転倒。祐真は時間を気にしつつも痛がるマルを放っておけずに付き添う。これは祐真をプレゼンに行かせないためにルークが仕組んだ策略だった。そして告白前にもうひとつ、ルークは複雑化する三角関係を解消すべく“心理トラップ”を仕掛ける。会社にいる朋子に接触。祐真がプレゼンに現れなかった事を伝えたのだ。

その夜、朋子は父である専務が祐真に激怒している事、どこかに飛ばされる事を軽い調子でさやかに伝える。さやかの胸に、プレゼンに参加できずに言葉を失う祐真の背中が胸に蘇る。これまで溜まった朋子に対する怒りが爆発するさやかは朋子を罵倒し、2人は大喧嘩を繰り広げる。もみ合う中、床に投げ飛ばされたさやかの目の前には祐真が。ルークにより呼び出され、この喧嘩を目撃させられていたのだ。その時さやかの携帯にメールが着信する。

「告白の時間です」―――そこには午後9時12分という厳密な時間指定がされていた。それは2年前のさやかを解き放つ鍵が隠された、重要なタイミングだった。恋愛心理テクニックを駆使したルークの告白ミッションが幕を開ける。告白と同時に暴かれたのは、さやかの真実と“友情の本性”だった…

第5話2011/05/053%
共生~ライバルは死んだ恋人
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたのは出版社に勤める編集者の水野香菜恵(関めぐみ)。彼女は担当するベストセラー作家、藤澤和也(渡部豪太)に告白したいという。デビュー前から新人賞に応募してきた和也の面倒を見てきた香菜恵。だが、香菜恵は和也の心に別の女性がいる事を明かし、トラコ(古田新太)に1枚の写真を見せる。そこには犬を抱く和也が写っていた。

和也には結婚しようとしていた里佳子(早織)という彼女がいたらしく、結婚したら犬を飼おうと約束していたという。だが、里佳子はその前に他界。里佳子の身代わりとして犬を「リカ」と名づけかわいがる和也を見て、まだ里佳子に未練が残っているとわかるのが辛い香菜恵。しかも和也のベストセラー小説「永遠の彼方」は里佳子との思い出を綴ったものだった。ルーク(城田優)は手始めにマル(福田沙紀)を雑誌記者に変装させて和也にインタビュー取材させ、里佳子に対する気持ちを探らせることにした。

留学先の中国で列車事故に巻き込まれたという里佳子。その3ヵ月後に香菜恵が、死んだ恋人を題材に小説を書けと強く勧め、和也はベストセラー作家になった。今や高級マンションに住む和也。それとは対称的に、香菜恵の住まいは安アパートだった。ルークは慌ててアパートから駆け出る香菜恵に出くわす。和也の飼い犬・リカが誘拐されたのだ。散歩中にコンビニに立ち寄り、店を出るとリカがいなくなっており、郵便受けに「犬は預かった。無事に返してほしかったら、『永遠の彼方』を販売中止にしろ」と書かれた脅迫文が入っていたという。2人で完成させた作品と自負する香菜恵はリカよりも小説を優先。だが、和也はまた書ける小説よりも代わりがいないリカの方が大事だと訴え、販売中止を切望する。言い争いを聞いていたルークはマルを二人に張り付かせ、立ち去った。

里佳子だけでなくリカまでいなくなる事を悲観した和也は、香菜恵が止めるのも聞かずリカを探しにマンションを飛び出す。マルはどちらについたらよいのか迷いつつも、アパートに戻る香菜恵の後をつける。するとアパート前にいるルークと出くわす。なぜ先回りしているのかマルが不思議に思っていると、再び香菜恵がアパートから出てきた…腕にリカを抱きかかえて。なんと、リカの誘拐は香菜恵の自作自演だったのだ。この後、和也はマンション前でリカを発見。離れた場所で見ていた香菜恵は、里佳子には勝てないと悟り去っていく。翌朝、「退職届」を手にした香菜恵にBARクローバーで経過報告を承る旨のメールが届く。

バーテン姿のルークは来店した香菜恵に、動物の世界の「共生」について語り始める。アマサギは自分より遙かに大きなカバの背中に留まって外敵から身を守り、そのお返しにカバの皮膚についた昆虫や寄生虫を食べるという話をした後、ルークは「作家と編集者も一種の共生なんでしょうか?」と問いかける。目の前の香菜恵が「永遠の彼方」の編集者であることは知らぬフリをして、そのあとがきを香菜恵に見せるルーク。そこには「この小説を、担当編集者の水野香菜恵さんに捧げる」との一文が。これは、作家から編集者への甘い共生の誘いではないかと言うルークは、「何でもしてやろうと思った編集者は、見返りに何が欲しかったんでしょうか……亡くなった恋人を餌にして」と、香菜恵を揺さぶった。この言葉に思わず感情的になった香菜恵に、ルークはその場で告白指定のメールを送った。

「告白の時間です」――公園へ行くよう香菜恵を誘導したルーク。ところが、そこへ来たのは和也ではなかった。恋愛心理テクニックを駆使したルークの告白ミッションが幕を開ける。そこで明かされる驚愕の事実。香菜恵を苦しめていたのは死んだ恋のライバルだけではなく、ゴーストはもう一人いたのだ。恋をしたが故の恐ろしい深層心理が炙り出される…

第6話2011/05/124.1%
加害者への片想いは、復讐の香り
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…今回「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたのは車椅子で生活する久住遥(杏さゆり)。遥は1年前にバイクスタントのイベントを観に行き、バイクが観客席に突っ込む事故に巻き込まれたという。それ以来、遥の世話を見続けている加害者の元スタントマン、柏田敏明(小林且弥)。彼女はその敏明に告白したいという。事故の被害者が加害者に好意を持ったというこのケース。加害者は罪の意識から被害者にやさしく接するため、恋愛感情とゴッチャになったのではとトラコ(古田新太)が言う中、調査に出るルーク(城田優)とマル(福田沙紀)。

遥は医師からリハビリを促されるが、事故に遭った上、辛いリハビリまでやりたくないと拒否していた。遥の付き添いで診察が終わるのを待っていた敏明の前に、かつて所属していたスタントチームの女性・優希(森カンナ)が現れる。スタントを辞めて遥の医療費を稼ぎ、呼び出されれば何があっても駆け付ける敏明。いくら償っても振り回され…それは遥が敏明に復讐しているだけだ、と優希は敏明に言う。診察を終えた遥がその言葉を聞くと即座に「私には復讐する権利がある」と優希に言い切った。修羅場と化す状況にうろたえるマルの元へ、ルークが合流する。遥は優希に勝ち誇った笑みを残し、何も反論できない敏明を連れて去っていった。マルは遥の恋敵であろう優希を調べようとするが、ルークは自分が素性を探ると伝える。

翌日、目の前に現れたルークに驚く優希。彼女はルークの妹だった。ルークは病院でのやりとりを見ていた事を明かし、遥とやり合うなと優希に忠告。これは優希の勝気な性格を知るルークが、敢えてした忠告だった。もう一度優希を遥と衝突させ、遥の“片想いの正体”を炙り出す…思惑通り、優希は遥に言いたい事が山ほどあると言ってバイクで去っていった。優希を見送るルークは、両親が亡くなったのを機にアフリカでの研究を捨てて日本に戻ってきたことを思い出していた。2人は、離れて暮らすことは出来ない宿命を背負っていた…

病院では、遥に再び歩けるようになって自信を取り戻して欲しいと願う敏明が、遥にリハビリをさせようとしていた。だが遥は、敏明が自分から逃げたいがためにリハビリを強要していると言って拒否する。

遥が敏明に反発していると、そこに優希が現れる。バイクスタントの事故で遥と同じように大ケガをした敏明。優希は敏明が人の何十倍も辛い思いをしてリハビリに耐えた事を遥に明かす。敏明が努力して早く足を治したのは、遥の足代わりになるためだった。優希は敏明をスタントチームに戻して欲しいと遥に訴える。「二人揃って台無しの人生を送るつもりなのか」と…。遥は「もしかして嫉妬?彼のことが好きなんでしょ!」と優希を挑発。その言葉に優希は「好きよ」と答えた。敏明を返せと迫る優希に激高した遥は、車椅子を漕いでその場を去っていく。

夜、経過報告をするというメールをもらい、BARクローバーにやってきた遥。バーテン姿のルークは遥から事故の話を聞き出すと、ヤマアラシのジレンマという話を語り始める。寒さに凍えた2匹のヤマアラシは暖を取ろうと体を寄せ合うが、それでは互いのトゲが互いの体を傷つけてしまう。2匹は互いのトゲも届かず暖も取れる最適の距離を見つけ凍える事を免れたという、心理学において人間関係の距離感をたとえて引用される作り話をした後、「相手を傷つけるために立てたトゲで自身の心を傷つけてしまっているという事はありませんか?」と続けるルーク。遥はルークの言葉に考え込んでしまう。

翌日、ルークは遥を片想いが作り出した闇から解放するため、告白の時間と場所を指定する。「告白の時間です」―――遥に届く四つ葉神社からのメール。遥は敏明に車椅子を押してもらい、告白の指定場所へと向かう。ルークの恋愛心理テクニックを駆使した告白ミッションが幕を開ける。脅迫そのものの遥の告白が始まったその時、ルークが二人に用意したスペシャルアイテム…それは遥が一番大切にしていたものを奪い取るものだった。

第7話2011/05/192.4%
宿命~血が引き裂く恋
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる… 今回「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたのはルークの妹、香月優希(森カンナ)。 トラコ(古田新太)とマル(福田沙紀)はその話から優希がルークの妹だと気付く。 彼女が告白したいのは所属するスタントチームのリーダー、森修吾(原田龍二)。 修吾はアメリカでスタントマンとして活動するため、2週間後には渡米してしまうという。 ルーク(城田優)は、加入者が身内であるがゆえ冷静な判断が鈍ることを理由に手を引くと、マルたちに伝える。 反対するトラコに、自分なしでも「マルがいる」と告げ、地下室をあとにした。

ルークが大学の研究室に戻ると、優希が待っていた。修吾の後を追うつもりの優希はアメリカ行きの意思をルークに打ち明ける。ルークは自分もアメリカへ一緒に行く考えを伝えるが、ルーク自身の人生を犠牲にして欲しくない優希は困惑する。 その頃、修吾は携帯電話で仕事の話を受けていた。修吾の日本での最後の仕事は危険な階段落ちのスタントだった。その時、急に水が修吾にかかる。驚いた修吾が顔を向けると、そこにはBARクローバー前にバーテン姿で打ち水をするマルが。ルークの期待に応えようと意気込むマルは、修吾にわざと水をかけ店内に引き入れる事に成功する。

マルは修吾の手相を診て、仕事の拠点を海外に移そうとしている事を言い当て、手相が当たると信じ込ませる。そして、マルは死相が出ていると脅した後、好意を寄せてくれている女性を連れて行けばトラブルを回避できると助言。その女性は身近にいると付け加える。 翌朝、階段に立つ修吾が急に脱力し、階段を転がり落ちていく所に優希が遭遇する。今度のスタントで、途中体をひねってコースを変える難易度の高い段取り確認練習だった。しかし落下コースの変更に失敗する修吾。優希は修吾に駆け寄り、無事を確認してフイに安堵の涙を流す。修吾は優希の涙に戸惑いつつも身近な女性というマルの言葉が脳裏を過ぎる。 マルはルークに、なぜ妹が好きな人とアメリカへ行くことを喜べないのか、と尋ねる。「幸せでも、死んでしまえば何の意味もない」とルークは冷たく突き放す。

マルと別れたルークを大学で待っていたのは優希だった。自立して1人で生きていきたいと、優希は自分の意志をルークに伝える。二人は、2千万人に1人の血液型をもつ兄と妹で、離れ離れに生きることができない宿命を背負っていた。にも関わらず、優希は兄とは別の場所で修吾と生きて行きたいという意思をルークに告げる。もちろん兄が失恋保険調査員であることは知らずに。優希が生きていると実感できるようになったのはスタントを始めてからだった。優希は両親が死んだ時、万が一の時に備えて帰国してくれた兄に感謝しつつも、私のために自分の人生を犠牲にしないで欲しいと訴える。するとルークは、スタントで絶対にケガをしないと証明することが条件だと要求した。2人のやりとりをマルが聞く中、この言葉が優希を無謀な行動に駆り立てていく。 その夜、優希がスタントチームの事務所に1人で残っていると、階段落ちの撮影が明日に変更になった事を知らせるFAXが受信される。このFAXの存在を知っているのは優希だけ…その瞬間FAXをシュレッダーにかけてしまう優希。窓の外から様子を窺っていたマルは優希の考えを察して止めに入るが… 翌朝現場の階段に立っていたのは優希だった。マルは事務所に閉じ込められたまま。思わず声を上げる。マルは事務所に閉じ込められたままだった…本番に間に合わない修吾。その後、大学にいるルークの携帯電話が鳴り響いた。告白の指定もしないまま病院に駆けつけたルークの心の闇が炙り出されていく…

第8話2011/05/264.6%
悪霊が邪魔する最後の恋
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…

今回「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたOLの北村真理(三津谷葉子)は、交際するたびに不吉なことがおこり現在交際中の会社同僚・二ノ宮誠(山崎裕太)とも破局寸前。過去のどんな恋もうまくいかず、まるで悪霊にとり憑かれているようだと訴えた。ルーク(城田優)は彼女に取り憑く“悪霊”の正体を暴くために調査を開始する。

マル(福田沙紀)は弁当屋になりすまして真理の会社に潜入。人目に付かない一角で真理は誠に、彼氏同伴の女子会を今夜行うので来て欲しいと頼んでいた。店が決まったら連絡すると誠に伝え別れる真理。その時、マルは2人を粘着質な目で凝視する警備員・照井隆行を発見。二ノ宮の携帯を盗んでいくのを目撃する。悪霊の正体を突き止めた、とマルから報告を受けたルークは、四つ葉神社御用達ピザ屋のバイト・梅吉(鹿内大嗣)に指令を出し、隆行が気付かないよう携帯を奪い返し誠に返す。2人が会えなければ悪霊も動かない…待ち合わせ場所で無事合流した真理と誠を見ながら、ルークはさらなる任務をマルに告げた。

女子会を終えた真理が店を出てきた。その時、真理のヒールが折れる。誠に寄りかかる真理。完璧なタイミングに糸ノコギリを手にしてご満悦のマルをルークは褒めながら、悪霊の登場を確認した。物陰から覗いていたのはやはり警備員・隆行だった。歩いて帰れない真理を自宅に誘う誠。良いムードになる二人を、嫉妬の入り混じった形相で見つめる隆行は、携帯で誰かにメールを送信していた。流れに任せ真理と誠はキスしようとするが、そこで鳴る真理の携帯。真理の母・佐知子(山口いづみ)だった。佐知子は熱が39度もあると訴えた。真理は誠の家に泊まる事を諦め、帰宅すると誠に告げる。その言葉を聞き、誠は不満こそ口にしなかったが、その場に真理を置いて一人帰っていった。折れたヒールのまま取り残される真理。隆行が笑いながら去っていく後姿に、ルークは「不運はいつか幸運に変えられる」と、真理のために、ある決意をした。

翌日の地下事務所でマルは、隆行の身辺調査結果をルークに報告していた。隆行は真理の小学校時代の同級生で、真理が派遣先を変える度に警備会社を変えて真理を追いかけていた。マルは真理の恋を邪魔していた悪霊の正体は隆行だと考えるが、ルークは「悪霊は1人とは限らない」と、別にも悪霊がいる事をほのめかす。そして警察官に変装し、ある人物に職務質問をした…隆行だった。

その翌日。ルークは客として佐知子が経営するカフェ「マリー」を訪れる。14歳の時に父親が病死し、女手一つで母親に育てられた真理。佐知子と真理は仲のよい親子だった。店を手伝う真理に色めき立つ体育会系男子大学生たち。そのやり取りに佐知子は表情を強張らせていた。ルークは佐知子が調理の際腕をまくった時、痣があることに目を留めた。そこへ佐知子の携帯にメールで呼び出しが入る。待ち合わせ場所で合流した相手は、なんと隆行だった。なにやら昨夜職務質問されたことを佐知子に相談しているようだった。二人の関係とは何なのか?謎が深まる中、その夜、真理の自宅から火の手が上がる。もちろんルークの策略で発炎筒が仕掛けられただけだったが、慌てて飛び出した母・佐知子の胸には姫鏡台が抱えられていた。こんな時に何故そんなものを持ち出したのかと、問い詰める真理。もっと大事なものがあるはずなのに…ところが、この鏡台にこそ、真理を悩ませる悪霊の正体を暴く鍵が隠されていた。そして、母・佐知子を見る真理の目に、表情が消えていることをルークは見逃さなかった。

このボヤ騒ぎの直後、BARクローバーに呼ばれた真理。バーテン姿のルークはペンギンの話を真理に語り始める。ペンギンは海に入る前、仲間の1匹を集団で押し出して生贄のように海の中に落とし、天敵が潜んでいないかを確かめるという。押し出したペンギンは自分たちの残酷性に気付いていない。仮に押し出したペンギンを「悪霊」とすると、押し出されたペンギンも「悪霊」になる可能性はあった、と意味深にルークは真理に言葉を向けた。戸惑いつつもルークを見据える真理。翌日ルークは真理にメールを送った。

「告白の時間です。今すぐプロポーズしてください」―――誠の元へ向かおうとする真理を母・佐知子が、なぜか鬼の形相で阻止をする。仲の良い親子だったはずなのに…そこへやってくる誠。恋愛心理テクニックを駆使したルークの告白指令が、真理の恋を邪魔する悪霊の正体を炙り出した。驚愕の結末…果たしてルークは、真理を“呪われた恋”から救えるのか?

第9話2011/06/022.9%
15歳差の恋に潜む罠
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…今回「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたリポーター・沢井樹(吉田羊)。35歳の樹は大学に通いながらADをする20歳の高原清悟(桐山漣)に片思いしていた。清悟は樹の事を恋愛対象として見ていないという。15歳差の恋愛を進展させるため、ルーク(城田優)はマル(福田沙紀)に2人を吊り橋におびき寄せるよう指令を出す。

元々、樹は南北テレビのニュースキャスター。新人であるにもかかわらずゴールデンでニュースキャスターに大抜擢され、10年間トップを走り続けた樹。だが、麻薬取り引きで世間を騒がせている島崎組の組長とホテルに入る姿をパパラッチされ、会社を辞めさせられ、今や未確認生物・ヒデゴンを追跡するうさんくさい番組のレポーターとなっていた。その日も乗り気が全くしないロケに同行していた樹だったが、着ぐるみを着るヒデゴン役の清悟が目の前にいるにもかかわらず、草むらにいるに動く巨大生物を発見。これぞスクープ、と久々に報道魂に火がついた樹は、一目散に追いかける。ディレクターとカメラマンが足止めを食らっていることを受け、清悟も少し遅れて樹を追いかけた。一心不乱に追跡した樹は、足元がぐらつき体勢を崩す。気づくとそこは吊り橋だった。あまりにもの高さに動けなくなり、しゃがみ込む樹。そこへ到着した清悟は、怖がる樹を放っておけない、と手を差し出した。出されたその手をそっとつかむ樹。寄り添い吊り橋を渡る向こうには、着ぐるみから顔を出すマルが汗だくで立ち尽くしていた。危険な状況下にいる2人は恋に落ちやすくなる、という「吊り橋効果」を、ルークに上手く乗せられ体力勝負で実行したマル。ヘトヘトになりながら、やり場のない怒りをひとり吐き出していた。

その頃、ルークは島崎組の事務所を訪ね、組長から樹との関係を聞き出していた。

吊り橋効果により、食事をして良いムードになる樹と清悟。ご馳走になったお礼に、清悟はなけなしの金をはたいて樹に指輪をプレゼントする。1980円の値札をつけたまま渡してしまう清悟だったが、樹はことの他喜んでいた。そんな樹を見て、清悟は樹の左手薬指に指輪をはめ、キスをした。その現場を呆然と見つめるひとりの男。ルークにより呼び出されたこの男は清悟の父・高原孝明(美木良介)だった。清悟とのキスを終えた樹が孝明の視線に気付く。すると樹は、清悟を引き寄せて激しいキスを始めた。孝明から視線をそらさず激しくキスを続ける樹。その場を立ち去る孝明を見た樹の瞳には、怪しい笑みが映っていた。

その夜、孝明は樹をホテルのラウンジに呼び出す。孝明は南北テレビの報道局長で、樹の元不倫相手だった。ルークは樹がキャスターに抜擢された裏には孝明が関係していると考えていた。孝明は自分への復讐のために、清悟に手を出したのかと樹を問い詰める。樹は偶然ADとして会社に来た清悟に惹かれた事を伝え、孝明の息子だと知らなかったと主張した。復讐なのか、偶然の出会いだったのか…樹の言動に混乱するマル。ルークは孝明と別れた樹に、経過報告を承る旨のメールを送った。

指定通りBARクローバーを訪れる樹。バーテンに扮したルークは、バッタなど擬態をする動物の話をした後、擬態は人間で言えばウソをつくようなものだと説明する。ウソをついて本来の自分とは違う自分を演じるうちに、ウソと真実の境目がわからなくなる、と…。自分を見失いたくなければ、目的を忘れない事だと、ルークは樹に告げる。その言葉に、薬指の指輪を見つめる樹。

翌日、樹と清悟は動物園でデートをする。ルークが動物学者としてヒデゴンの取材を受けた時に清悟にチケットを渡していたのだ。清悟がジュースを買いに行くと言って去った直後、樹の携帯に清悟から連絡が入る。清悟は「もう会えない」と、一方的に別れを告げて電話を切ってしまう。呆然と立ち尽くす樹は、無意識に清悟が去っていった方へ走っていた。しかし清悟の姿を見つけることはできなかった。ADのバイトも辞めてしまった清悟。ひとり残された樹に、ルークはメールを送った。

「告白の時間です」――告白場所として指定された場所はキャンプ場だった。ルークによって炙り出されていく樹の本性。15歳の格差恋愛がたどり着いた先に待っていたものは、途方もない愛憎の泥沼だった。

第10話2011/06/093.9%
余命3ヶ月の恋
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れた研修医の木下翔(瀬戸康史)は、余命3ヶ月の患者・小峯諒子(西田奈津美)に告白したいと打ち明ける。300万円もの掛け金を用意した翔の諒子への想いを聞き、トラコ(古田新太)は感極まって涙する。諒子は末期の肝不全で、助かるには肝移植するしか方法はなかった。だが、半年前に両親が移植手術のため病院に向かう際事故死した時から、諒子は自分に生きる資格がないとドナーを他の患者に譲り続けていた。施設で育ち天涯孤独である翔は、自分が告白する事で諒子に生きる希望を持って欲しいと願っているというのだ。
しかし、調査を開始したルーク(城田優)は研修医としての翔に違和感を持つ。他に条件の良い病院があるにもかかわらず、翔は自ら志願し諒子の入院する病院へと研修に来たというのだ。しかも、この病院に来てまだ1ヵ月しか経っていなかった。
一方マル(福田沙紀)は看護師を装って諒子と接触。マルが翔の話題を出すと、諒子はすでに1度翔から付き合って欲しいと告白され、断った事を打ち明ける。
その夜、翔は自宅のボロアパート近くでヤクザ風の男に気付いて慌てて逃げ出す。その男は変装したルークだった。ルークは自宅前で待つガラの悪い男たちに声をかける。ルークの予想通り、男たちは闇金の取り立て屋だった。翔は1000万円もの大金を借りていた。合流したマルからは、諒子に両親の遺産が1億円近くあるという報告が。諒子は死んだら遺産を全て施設に寄付するつもりだという。
闇金の目を盗み帰宅した翔は婚姻届を取り出し、自分の名前を書き始める。部屋に仕掛けた隠しカメラでこの様子を確認したルークとマルは、不穏な思惑を察していた。もしも翔がプロポーズに成功したら諒子の財産が、失敗したら失恋保険の補償金3000万円が…どちらにしても金が手に入るのである。契約無効と主張するトラコ。しかし、翔が本気で諒子を好きではないと証明しない限り、契約違反を立証する事は不可能だった。
ルークは翔がギャンブルにハマっている形跡がなく、家賃4万円のアパートに住んでいる事から金遣いが荒いタイプではないと推察。1000万円の借金には何か裏があると考え、翔に揺さぶりをかけるためBARクローバーに呼び出した。バーテン姿のルークは翔に、ハゲタカの話を始める。死肉をあさる姿から強欲なイメージが強いハゲタカだが、死肉を食べる事で死体の腐敗による病原体の発生が抑えられ自然界に貢献しているという。強欲に見える存在でも何かの役に立っていれば良いと続けた後、ルークは「あなたが焦っているのは彼女を救いたいから?それとも自分を救いたいから?」と訊ねた。その言葉にルークを神社の関係者と感づいた翔は、どう疑おうと諒子を愛していると言い、「俺には時間がない」と声を荒だて席をたった。その言葉に妙な引っかかりをおぼえるルーク。そして店を出て行く際に翔は、普通ならば当たるはずのない椅子に体をぶつけていた。
翔に見え隠れするウラの顔に不安が募る中、ルークは告白場所を指定する。
「告白の時間です」――
死にゆく諒子への片想いに翔がかけた300万円…命につけられた値段には、悲しい人間の本性が隠れていた。

第11話2011/06/163.2%
バツイチOL最後の賭け
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたバツイチのハケンOL・川路恵里奈(前田亜季)は派遣先の社員・古沢拓実(渡辺大)と結婚して安定した生活を手に入れたいと思っていた。
調査を開始したルーク(城田優)は、恵里奈の住むアパートが女性のひとり暮らしには似つかわしくないことに違和感を感じる。そんな中、恵里奈が拓実に車で送られて帰ってきた。拓実は部屋に上がりたがるが、恵里奈はもう少し待って欲しいと断った。拓実は恵里奈が人に言えない秘密があると疑っていた。
翌朝、ルークは子供用の布団と人形をゴミ集積場に捨てる恵里奈の姿を目撃し、恵里奈に子供がいたと推理する。その子供は2、3日前から姿が見えなくなっているという。ルークは恵里奈の実家を調べたが、そこに子供の姿はなかったとマル(福田沙紀)とトラコ(古田新太)に報告する。恵里奈の子供はおそらく5、6歳で、簡単に置き去りにできる年齢ではない。マルは恵里奈が子供を殺害した可能性もあると考えて激昂し、地下事務所から出て行った。
母子家庭で育ったマル。トラコは、マルが生まれて直ぐに父親が失踪した事をルークに教える。マルは、父親に捨てられた自分と恵里奈の子供の姿をダブらせたのだ。マルは独自に恵里奈の子供の足取りを調べ、恵里奈が子供を展望台に連れて行った事を突き止める。だが、そこで足取りは途絶えていた。マルは子供を展望台から突き落とす恵里奈の姿を想像し、その場にうずくまってしまう。その姿を遠くからルークが見つめていた。
一方、ようやく自宅に拓実を上がらせた恵里奈。2人が良いムードになった時、不意に恵里奈の携帯電話に着信が入る。聞こえてきたのは、死にたくないと懇願する子供の声だった。恵里奈は動揺して携帯を床に投げ捨て、心配する拓実にただのイタズラ電話だと説明する。だが、拓実はその様子から不信感を募らせ、やはり恵里奈には何か秘密があると確信。拓実は部屋を出て行ってしまう。
この電話はマルの仕業だった。マルは子供を犠牲にして自分だけ幸せになろうとする恵里奈が許せなかったのだ。そんなマルにルークは、恵里奈が抱えた秘密を教える。そして、拓実から距離を置かれた恵里奈をBARクローバーに呼び出した。
バーテン姿のルークはライオンの話を恵里奈に語り始める。子供を産んだ雌ライオンが別の雄ライオンの子供を出産する事は、自然界ではよくある事だと語るルーク。だが、後釜の雄ライオンは先に産まれた別の雄の子供を殺してしまうという。子供を殺さない雄ライオンを探すより、連れ子を嫌わない人間の男性を探す事など容易いと、ルークは恵里奈に告げる。考えてこんでしまう恵里奈。
恵里奈が帰った後、店内に入ってくるトラコ。ルークはライオンの話をトラコにも聞かせるように話していた。トラコが、マルの前では隠していた秘密をルークは見抜いていた。トラコとマルの衝撃の関係が明らかにされようとしていた。
1週間後、拓実は興信所の報告を受けるため、喫茶店で探偵を待っていた。拓実は恵里奈の秘密を調べて欲しいと依頼していたのだ。そこへ現れた探偵は…ルークだった。ルークは2年前に上司の妻と不倫関係だったが、今はその関係も精算されていると拓実に報告。しかしそれは拓実自身の過去の異性関係の報告だった。苛立つ拓実にルークは言った。本当に秘密が知りたいのか、と…。
そして、ひとり自宅に取り残された恵里奈に、四つ葉神社からメールが届く。
「告白の時間です」――ルークが告白場所に指定したのは牧場だった。秘密を抱えた恵里奈が拓実と向き合ったその時、目の前に現れた予想外の人物…それは、恵里奈が隠し通そうとした秘密の全てを握った人物だった。

第12話2011/06/234%
告白相手は殺人犯
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…「失恋保険」に加入した地味なOL・木村舞子(南沢奈央)の片想いした相手は、殺人事件の容疑者・村尾圭介(郭智博)だった。舞子は掛け金として貯金全額348万円を用意する。半年前に殺人事件を起こして現場から逃走した圭介。各地を転々としていたが、1ヵ月前の目撃情報を最後に足取りは途絶えていた。調査を開始したルーク(城田優)は、舞子の勤務先の倉庫に圭介がかくまわれていることを突き止める。
組織的な結婚詐欺の被害者だった圭介は組織の男に詰め寄り、揉み合う内に男が持っていたナイフで腹を刺してしまい逃走していた。どうやら一ヶ月前、舞子が倉庫の掃除中、潜んでいる圭介を発見したようだった。マル(福田沙紀)は舞子が警察に通報せずに圭介をかくまった事を不思議に思うが、舞子を調査する中でその理由を知る事となる。
一日中、笑いもせず、会話らしい会話もなく、鳴らない携帯を持って家と会社を往復する…それが舞子の日常だった。孤独が引き合わせた2人。舞子は彼をかくまう事で自分の孤独を埋め、圭介も彼女にかくまわれることで自分の孤独を癒していた。しかしルークは警察に通報するべきだとマルに伝え、翌日、警察のガサ入れが行われる。必死に抗議する舞子だったが、倉庫に圭介の姿はなく警察は引き上げた。舞子は圭介がいなくなった事に愕然となる。
夜、舞子が自宅アパートに帰ると、物陰から圭介が現れる。ルークは通報した後、圭介を逃がしていたのだ。もう会えないと思っていた舞子は安堵から涙を潤ませ、圭介はそんな舞子に「おかえり」と声をかける。初めて一つ屋根の下で圭介と過ごす舞子は、ある決意をした。圭介と一緒に逃げるため、パソコンから偽造パスポートの裏サイトにアクセスし、廃ビルで圭介の偽造パスポートを受け取る舞子。ところが、偽造パスポートを渡す裏サイトの人間は、マルと梅吉(鹿内大嗣)だった。
帰宅した舞子は偽造パスポートを見せ、一緒に海外に逃げようと圭介に持ちかける。舞子は告白を圭介に断ってもらい、失恋補償を逃走資金にしようと企てていたのだ。だが、圭介は舞子まで犯罪者にできないと別れを切り出す。一緒にいても幸せにしてあげられない、と…しかし舞子は「だったら幸せなんていらない」と圭介に言い放つ。圭介は舞子に謝り、別れを思いとどまったかに見えたが…。翌日、舞子が会社から帰宅すると、圭介は「さようなら」と書かれた置き手紙を残して姿を消していた。
再び1人ぽっちになった舞子に、経過報告を承る旨のメールが届く。BARクローバーを訪れる舞子。バーテンに扮したルークは、人間が恋愛をする要因のひとつに「勘違い」があると話し始める。人の心はよく勘違いを起こす、と…。恋愛は全て心の勘違いだという説を聞き舞子は、ルークの前で涙を流す。その涙を見つめるルーク。舞子はルークに言った。「運命とか、信じませんか?」と。その言葉にルークは、2年前アフリカで別れた君原瑠奈(上木彩矢)の事を思い出す。
舞子を送り出した後、ルークにかかってくる1本の電話。瑠奈からだった。瑠奈は日本で開催される動物生態学の世界学会に参加するため、日本に帰国していた。久しぶりの食事の誘いを、ルークは断った。瑠奈と一緒に見つけようと約束した答は、まだ探している最中…切ない胸の内を隠してルークは、瑠奈からの電話を切った後「運命」という言葉を心に刻み告白指定のメールを舞子に送った。
「告白の時間です」――告白場所として指定された場所は、圭介が潜伏していた倉庫だった。翌日、ルークは舞子を圭介が待つ告白場所へと案内する。ルークは、舞子を孤独から救う特別な告白を用意していた。

第13話2011/06/303%
二つの答え…最後の告白
失恋したら掛け金の10倍の保険金で癒してくれる…「失恋保険」加入のため四つ葉神社の地下室を訪れたのはアフリカで動物生態学のフィールドワークを行なっている准教授・君原瑠奈(上木彩矢)。アフリカから帰国中の瑠奈はルーク(城田優)と2年前に別れた元カノだった。ルークとヨリを戻しに来たと勘繰って色めき立つトラコ(古田新太)とマル(福田沙紀)。だが、瑠奈が告白したい相手はルークではなく、獣医の鈴永尊(山崎樹範)だった。
尊が野生動物の保護と医療のためにアフリカに来たのは1年前。尊は死去した父親の遺言に従い、3ヵ月前に動物病院を継ぐために帰国してしまったという。瑠奈は帰国して1週間も尊と連絡が取れていない事を打ち明ける。家にも動物病院にもいない尊。携帯に連絡しても直接留守電になってしまうという。瑠奈が日本に滞在できるのは後3日。瑠奈は尊を捜し出して、告白場所に連れてきて欲しいとトラコに言う。
神社を後にした瑠奈は動物病院を訪ね、事務長の北原洋一(犬飼若博)から尊の行き先を聞き出そうとするが、休暇中につきわからないと言われる。マルが動物病院から立ち去る瑠奈を見ていると、そこにルークがやってくる。ルークは、今回の告白工作はすべて1人でやらせてもらう、とマルに告げる。その考えを聞いたトラコは、ルークがわざと瑠奈を失恋させるのではと懸念する。2年前、ルークが両親の死をうけ妹・優希と暮らすためアフリカから帰国する際、心を残したまま恋人との別れを選んだことを知るトラコ。瑠奈と交わした約束を果たしてアフリカに戻ると話していた事もあり、ルークは瑠奈にまだ未練があると考えていた。
ルークは北原が尊の行方を知っていると考え、尾行を開始。北原が厳重に警備された病室に入るのを目撃する。ルークが医者に扮して病室に入っていくと、そこには尊がいた。ルークは何気ない会話から、尊が瑠奈に好意を抱いていた事を知る。
一方ルークの本心が気になるマルは、BARクローバーに瑠奈を呼び出すと、逆に瑠奈からルークとの関係を問い詰められる。「自分は今カノ」と口にしてしまうマルに、瑠奈は「今でも愛している」と言った。瑠奈にとってルークは唯一の理解者だというのだ。
川辺に一人たたずむ瑠奈…その背中を見つめるルークは、最後の告白指定のメールを瑠奈に送った。果たしてルークは自らの切ない気持ちを押し殺し、最愛の人の片想いを叶えるのか?それとも、自らの気持ちを叶えるために動いてしまうのか?残酷な告白が3人を待ち受けていた…

【四つ葉神社ウラ稼業 失恋保険 告らせ屋】スタッフ

                  

【四つ葉神社ウラ稼業 失恋保険 告らせ屋】出演者

                  
2011春ドラマ