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遺留捜査

2011春ドラマ【遺留捜査】

放送局
テレビ朝日
放送開始日
2011/04/13
放送時間
水曜21:00~

鑑識員たちが集める“遺留物”や“遺留品”を分析し、決定的な証拠を特定。犯人逮捕に至る…。
このドラマの主人公・糸村聡(上川隆也)は、そんな現代の科学捜査のセオリーとは異なる方法で犯人を追い詰めていく。
彼がこだわるのは被害者が遺した“被害品”。 子供の頃から大切にしていたおもちゃであったり、日常肌身離さず持ち歩いていたものであったり…。 なぜなら“被害品”には被害者の愛着があり、なによりも「被害者の最後のメッセージが残されている」のだ。
あえて現場にはこだわらず、被害者の家や職場で彼らの持ち物を見せてもらったり、遺族の話を聞くことで被害者の人間性に寄り添っていく糸村。 やがて被害者の知られざる一面が浮き彫りになり、科学捜査だけではたどりつくことができなかった犯人をあぶりだすことにもつながっていく…。
「被害者はなぜ殺されなければならなかったのか…」。
被害者が遺した品々から被害者の最期の“声”を聞く糸村。 従来の「犯人探しドラマ」とは一線を画す、新しい刑事ドラマがこの春、幕を開ける。

   
   
第1話2011/04/1317%
玩具のピアノと乱れた足音
人気作曲家の財津陽一(橋本さとし)が殺害された。捜査一課の曽根武雄(佐野史郎)とともに捜査を開始した織田みゆき(貫地谷しほり)は、リュックを背負った不審な男に目を留める。
先輩の宮下晴彦(螢雪次朗)によると、科学捜査係の糸村聡(上川隆也)で関わりあうとロクなことがないという。が、当の糸村はどこ吹く風で、現場に残された壊れた玩具のピアノの鍵盤を叩いたりしている…。

ICレコーダー、楽譜などが遺留品としてリストアップされるが、糸村は財津が幼い頃から大事にしていた玩具のピアノも遺留品の一つに加えたいという。被害者のことを一番よく知っている遺留品のようだから、というのがその理由だが、曽根はそんな糸村が気に入らない。

ICレコーダーに残された曲を聴き、楽譜に見入る糸村。さらに壊れた玩具のピアノを直そうとして…。それらの遺留品から糸村があぶり出す被害者・財津の素顔とは?そして、財津殺害の真相と、そこに秘められた“想い”とは…?

第2話2011/04/2014%
母子手帳と裂けたおみくじ
西野実花(山入端佳美)という女性が、生後8カ月の奈々を残して殺害された。現場からはめがねの鼻パッドが発見されるが、糸村聡(上川隆也)はゴミ箱に捨ててあったガムと、財布にあった下半分しかないおみくじに引っかかる。ガムの商品名は?おみくじはどこで引いたのか?しかし、曽根武雄(佐野史郎)は、そんな糸村のこだわりが気に入らない。

実花の足取りを追う織田みゆき(貫地谷しほり)は、糸村の「被害者の思いが詰まっている」という言葉に誘われるように、奈々のもとへ。糸村とともに奈々の服にある「NANA」という手縫いの刺繍文字を確認。元気な奈々に胸を撫で下ろす。

糸村とみゆきは実花の妹・西野紗絵(黒川智花)を訪ねるが、紗絵は5年前に家を出たまま戻らなかった姉を許せない。実花の遺体と奈々の引取りを拒否する紗絵を説得するみゆきだったが…。

実花の同棲相手・柏木裕也(斉藤悠)が拘束されたが、ガムの包み紙の指紋が一致せず、容疑者リストから外される。そのころ糸村は実花の携帯に残された写真の中から、おみくじを引いた神社を特定するヒントを発見。はじけるように糸村が向かった先は…。

第3話2011/04/2715.8%
12402歩
食品加工会社専務・瀧博久(岸祐二)の絞殺死体が発見された。糸村聡(上川隆也)は、営業車で移動していた博久の歩数計が日々1万5000歩前後も記録していたことに疑問を抱く。

凶器がネックストラップなどに使われている紐であることが判明。かつて博久が勤務していた通信社の後輩・町山千尋(遊井亮子)が容疑者として浮上する。最近まで博久と頻繁に連絡を取り合っていた千尋は、ネックストラップ付きの通行証を紛失していた。博久の妻・瀧由利枝(芳本美代子)は千尋と夫の浮気を疑う。

やがて千尋のアリバイが立証されると、事件前に博久と口論していた義父で社長の瀧隆一郎(江守徹)に疑いが。糸村が博久の営業車に残されていた大量の自社商品「あわびの釜めし」を返却に行くが、隆一郎は専務の博久が営業車で釜めしを配送などしないという。

釜めしは博久が自らあちらこちらのスーパーで購入していたことが判明。糸村は歩数計をセットし、博久の行動をたどってみるが…。

第4話2011/05/0410.8%
紅い石
田岡耕治(佐野和真)の遺体が河原で発見された。中学時代から非行に走り、苦労させられた父・田岡孝雄(小野武彦)は息子への怒りを露にするが、織田みゆき(貫地谷しほり)に糸村聡(上川隆也)が現場で拾った珍しい石の写真を見せられると、なぜか顔色を変える。

解析の結果、石がインドなどを原産とするカーネリアンと判明した。孝雄が亡き妻と行った唯一の海外旅行がインド。みゆきらの調べで、石は妻の仏壇に飾ってあったものとわかり、孝雄に容疑が。

一方、糸村は現場に落ちていた少女のデッサン画を描いた人物が、公園で似顔絵を描いている島田良平(内野謙太)であることをつかむ。島田によると、耕治は以前付き合っていた少女だと言っていたとか。糸村はその少女・香取未知(近野成美)からみゆきとともに事情を聞くが…。

曽根武雄(佐野史郎)から石のことを聞かれた孝雄が犯行を自供した。が、曽根は誰かを庇っていると孝雄のウソを見抜く。そこへ耕治の兄・康夫(大地泰仁)の犯行を疑わせる情報が…。

兄が弟を殺害したのか!?そんな家族が1個の石に込めた思いとは?

第5話2011/05/1114.7%
書きかけのカード
会社会長・中沢宗平(石田太郎)の遺体が発見された。自他殺両面で捜査が開始される中、糸村聡(上川隆也)は宗平の背広のポケットに入っていた「友へ」と書かれたカードの鑑定を依頼する。

織田みゆき(貫地谷しほり)の調べで、事件の数日前に宗平に同窓会通知を届けに来ていた土屋友也(仲野文梧)が、店の経営に行き詰まり自殺していたことがわかった。土屋の妻によると、土屋は借金を頼むつもりだったが言い出せずに帰宅。それでも宗平との再会を素直に喜んでいたという。「友へ」は土屋のことに違いないが…。

携帯の写真から、宗平が孫の中沢茜(水沢奈子)と一緒にいた可能性が浮上した。鑑定結果「友へ」の文字も茜の文字に酷似。茜は宗平が母の中沢理恵(中原果南)を追い出して以来、宗平を憎んでいたはず。糸村は、理恵に茜の居場所を聞くが、理恵はなぜか苛立ちを露にする。

茜が父に残した留守電の音声に疑問を抱いた糸村は、日本音響研究所の江藤奈津子(水野真紀)に鑑定を依頼。そこから意外な事実が浮かび上がる…。

嫌われ者の宗平が持っていた「友へ」のカード。その意味とは?

第6話2011/05/1813.2%
神棚の木片
居酒屋店主・市村俊哉(近藤公園)の刺殺体が発見された。糸村聡(上川隆也)は、犯人が着用していたらしいウインドブレーカーと神棚に供えてあった木の枝を鑑定に回すが、その一方で被害者が常に首にかけていた手ぬぐいを探し回る。

織田みゆき(貫地谷しほり)らの調べで、被害者の弟でプロ野球入りが確実視されている弟の市村瞬(伊藤祐輝)とスポーツ紙記者の水沢成美(北川弘美)が容疑者として浮上する。兄の死にも素っ気ない瞬を、成美は「大事なときだから」そっとしておいてと庇う。が、糸村はそんな2人にまで手ぬぐいのことを質問して…。

事件当夜、成美が俊哉と口論していた可能性が浮上。さらに帳簿から俊哉が成美から多額の借金をしていることがわかった。成美の単独犯行か。それでも糸村は手ぬぐいとカラマツの流木とわかった木の枝にこだわる。

横山恵一(波岡一喜)と現場を再び訪れた糸村は、殺害の状況を検証し、ついに手ぬぐいを発見。そして、近所の小学生の証言から手ぬぐいにまつわる意外な事実を知る。被害者が手ぬぐいと流木に込めた思いとは…!?そして手ぬぐいの分析から浮上した容疑者とは?

第7話2011/05/2513.2%
すべて他人のもの
辻本勝利(芹沢礼多)の保険証を持った男の他殺体が発見された。が、被害者は辻本ではないことが判明。糸村聡(上川隆也)は被害者が握りしめていた高級なボタンから事件を追う。

辻本がネットカフェで衣服を盗まれていたことがわかった。店の防犯カメラには辻本の服を着た被害者、その後を急いで追う辻本が映し出されていたが、辻本の服に高級なボタンが付いているとは思えない。ボタンはどこから被害者の手に入ったのか?

被害者が7年前から行方不明だった坂上啓輔(河西健司)であることが判明した。妻の坂上希代江(根岸季衣)は、結婚を控えている娘の坂上郁美(前田亜季)のことを考え、失踪宣告を請求。夫を死んだことにしていた。そんな母の勝手な行動を責める郁美。が、その母娘もなぜ啓輔が辻本の衣服を盗んだのか見当もつかない。

糸村は啓輔が所持していた小銭入れに残された奇妙な痕に注目する。何かのカギを入れて出来た痕か。糸村はカギの特定を村木繁(甲本雅裕)に依頼。やがてカギが特定されるのだが…。

啓輔が握っていた高級ボタン、そして小銭入れに入れていたカギから糸村が見いだした事件の真実とは?

第8話2011/06/0114.3%
つぶれた指輪
離婚を「人生の再出発」と喜んでいた水嶋達彦(長谷川朝晴)が何者かに殺害された。現場には離婚式でハンマーを使ってつぶされた元妻・水嶋容子(星野真里)の結婚指輪が。容子は指輪は盗まれたと主張するが、アリバイも曖昧なため容疑者の一人に。

糸村聡(上川隆也)は引っ越しの荷物から1枚だけ取り出されていた「クラシック名曲集」のCDにこだわるが、容子に聞いても何もわからないという。

達彦の浮気を証明する写真が合成の偽物であることがわかった。その写真で達彦も浮気を認め、離婚となったらしいが、いったい誰が、なぜ合成写真などを容子に送ってきたのか?

達彦の大学時代の友人の証言から、CDが発売されたころから達彦の人柄が一変したことがわかった。その当時、達彦に何があったのか?さらに容子の意外な過去が明らかになり、事件は思わぬ方向へと進展していく。

達彦が遺したクラシックのCD、そしてつぶれた結婚指輪から糸村がつかんだ事件の真実とは?

第9話2011/06/0814.8%
空のマッチ箱
空き部屋から男の変死体が発見された。糸村聡(上川隆也)は遺留品の中から「矢島工業」という社名が入ったタオル、古い喫茶店のマッチ箱、そしてコンビニのレシートの裏に書かれた12ケタの数字に目を留める。

織田みゆき(貫地谷しほり)らの調べで、被害者が近所で不審者扱いされていることがわかった。最近発生していた婦女暴行事件の犯人ではないか、という噂もあったらしい。

12ケタの数字が宅配便の荷物番号とわかった糸村は、その荷物の送り先である写真家の笹本智子(馬渕英俚可)のもとへ。被害者は偽名を使い、定期的に智子に子供を撮影した写真とネガを送っていたらしい。が、智子は写真を送られる意味がわからないという。

被害者が撮影した子供の背後に写っている男が何かを手にしている。糸村は特殊な方法で写真を現像、そこに写っていたのは…。

DNA鑑定の結果、被害者が7年前の美大教授・藤岡嘉一(岸田真弥)殺害の犯人と目され、逃亡中の桐原俊一(笠原秀幸)であることが判明した。7年前の事件関係者の中には智子の名前が…。

智子と桐原の関係は?マッチ箱に込められた桐原の思いから糸村が見た真実とは?

第10話2011/06/1514.5%
遺留品、紛失!!
定年退職したばかりの山崎善行元巡査長(鶴田忍)の他殺体が発見された。糸村聡(上川隆也)は山崎が持っていた就職情報誌と犯人のものと思われるハンカチに着目する。山崎の元上司・斎田修署長(長谷川初範)は警察犬の導入を提案。かつて山崎と斎田の上司だった加賀見享(大杉漣)も導入を許可する。

再就職を断った山崎がなぜ就職情報誌を持っていたのか?山崎の妻・山崎芳江(前沢保美)も息子の山崎悟(橋爪遼)もわからないという。自分は連れ子だから、と山崎と距離を置く悟は、警察官として仕事に没頭、母に苦労をかけてきた父を恨んでいるらしい。

織田みゆき(貫地谷しほり)らの調べで、山崎が日本音響研究所の江藤奈津子(水野真紀)の前で土下座していたことがわかった。どうやら18年前に加賀見や斎田らが担当した弁護士殺害事件と関係があるらしい。

山崎が執行猶予中の大田進(千代将太)のために仕事を探していた。就職情報誌の謎が解けた糸村は警察犬の動きを見て…。

大田の就職の話から山崎がいかに息子を思っていたか、糸村は悟に語りかける。その一方で奈津子と加賀見、斎田の苦い過去が甦り、事件は意外な方向へと進展していく…。

第11話2011/06/2214.7%
消えた遺留品
加賀見享(大杉漣)のかつての部下、斎田修署長(長谷川初範)がビルの屋上から転落死した。糸村聡(上川隆也)は現場で笛のような筒を発見し、鑑定に回す。

斎田の周辺で日本音響研究所所長の江藤奈津子(水野真紀)の姿が確認された。斎田は18年前、奈津子の兄が殺害された事件を加賀見とともに担当。奈津子が殺害現場で目撃したという銀のスプーンの存在を加賀見らは否定していたが、奈津子はそんな加賀見らに不信を抱いているようだ。

糸村は施設にいる斎田の母・斎田登代子(佐々木すみ江)を訪ねる。例の筒の写真を見せるが、登代子にもわからない…。

糸村は加賀見から斎田の周辺から銀のスプーンを探せと命令される。奈津子が現れてから様子がおかしくなった斎田は、死の直前、加賀見に謝罪していたという。加賀見は謝罪の意味が銀のスプーンが実は存在していたからではないか、と推測していた。

筒状のものが斎田の犬笛であることが判明した。笛からは微量の長石と酸化鉄が検出され、糸村は犬笛には斎田の思いがこもっていると直感する。斎田の死と犬笛、そして銀のスプーンを結びつけるものとは?

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